ガチャ業界の面白さは「中小企業もアイデアで勝てる」といったところかも
なんでも今は第四次ガチャブームだそうで!
数年前に「ガチャ業界は下火」とか言われてたのが嘘みたいに「ガチャ専門店」が増えているそうですね。
うちの地元にも新規に二店舗できました。
僕も結構好きで、ショッピングモールやスーパーにガチャコーナーがあると絶対に覗いちゃうんですけども。
あれ、なんで面白いのか?っていうのを考えてみたところ、ちょっと腑に落ちたことがあったのでシェアします。
ガチャ業界がおもろい理由・・・!
ガチャが・・・いや、ガチャ業界が面白い理由は「アイデア勝負で勝てる」ってところかなと思うのです。
やっぱりガチャ業界でも、バンダイやタカラトミーアーツといった大きい会社さんは版権キャラを使った”たいして面白くもない”商品で勝負してるんですよね。
これはいわゆる正規分布の一番厚い部分というか、「ガチャを買う人の大半が好きだよね?」っていう部分を攻めてるんだろうなーと。
要は「安牌」。
売れる商品を売れるところに持っていけば売れる、っていう戦略かなと。
大手だからこそできる戦い方だと思います。
一方、ガチャ業界にいる中小企業の人たちは安易に版権モノを使えないため、どっちかっていうと「頭」を使うんです。
前に紹介したギャルの折り紙なんかはまさに!って感じで。
これ、大手はできないですよねw
というか、大手がやってもどこか薄ら寒い感じになってしまうというか。
キャラクターも安易に使えない、そんな資金力もないようなメーカーがどうにか頭を絞って絞って「これ、ウケるんちゃうか・・・」とひねり出した苦肉の策・・・みたいな商品が大手の商品と同等の条件で売り場に並んでいる。
ガチャ業界におけるこの群雄割拠、玉石混交感がたまらないわけですよ。
オレジャーハンティングである
ガチャを回す人にもいろいろな層がありまして。
なんとなーくキャラクターアイテムを広く浅く買っている人もいれば、「こここ・・・これはワイ専用のアイテムやでえ・・・!!」っていう、自分だけのお宝(=オレジャーハント)を探している人もいるわけです。
たとえば先日のオオハシのガチャなんて、見つけた時には震えましたもん。
こんなもん、誰が欲しいねん!と思う反面、僕はどうしても欲しくて、即お金を崩して回しましたからね。
これ、飲食店ビジネスなんかも一緒で。
誰にもハマるように作られた大衆的なお店と、人を選ぶ尖った個人店と・・・みたいなのが普通に同じ通りに並んでたりするじゃないですか。
そこで自分のお気に入りのお店を見つけられたらなんかすごく嬉しいんですよね。自分の専門店かのような気がしてしまう。
こういった「要らない人にとってはゴミだけど、欲しい人にとってはお宝」という急所を探っていくビジネスなんだろうなぁーと思ったら、なんか余計に面白く感じてきてしまったのであります。
(自分も参入してみてえー!)
おわりに
僕の好きなミニカーのホットウィールもそうなんですけども、どこでどんなアイテムに出会えるかわからないワクワク感・・・みたいなのってすごく面白くって。
ガチャコーナーっていうのも「何か新しい発見があるかも!?」という気持ちで楽しく巡れるのがまたいいんすよね。
・・・で、ほとんど欲しいものがなくて、だいたいはそのまま手ぶらで帰る、っていう。
逆に言うと、「どこでも安定して同じ商品が買える」というような場合、あんまりワクワク感がなくてですね。
これが大手のキャラクタービジネスガチャばかりになったら、僕の足は遠のくだろうなーと思ったり。
ま、そんなお話でした!!
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Comment
実用的かどうかは置いといて、デジタル置き時計のガチャを結構回します。
ガリ勉猫は、ブログ間もない頃のアバターにしていましたし、最近では、ちいかわの『ちいかわ』と『うさぎ』を引き当てました。
あとは、1/64リアルスケールのランドクルーザーと、ジムニーをやたら集めてる。
と、かように回すのは超偏っていますが、イオンやTSUTAYAのガチャコーナーにはしょっちゅう偵察行ってます。
いつも、クネクネしていますよ。
poncha2016さん
コメントありがとうございます!
ガチャに実用性を求めたらあかん!飾りってことでw
>1/64リアルスケールの
トミカやHWが頑張らないぶん、1/64のジオラマがトイズキャビンを中心に展開されてるじゃないですか。
ああいうのもガチャ業界の強みですよね。
>しょっちゅう偵察
とりあえずほら、見に行かないことには始まらないですしw
僕も欲しいものがなくても一応は全箱チェックしてから帰ります。