僕が一番最初についた嘘

人間は「嘘をつく」というのができる動物です。
まぁ、そもそも言語が人間にしか備わっていないので、動物が嘘をつくのかつかないのかっていうのは証明しようがないとは思いますが、、、
（ワンちゃんの映像とかで「このイタズラ誰がやったの！？」「クゥーン」みたいなのはありますけども）

さて、僕は常日頃からあまり嘘をつかないように心がけているのですよ。
特に「自分をかばうための嘘」っていうのはすぐバレますし、あとあと碌なことにならないので・・・たとえ「本当のことをいったら叱られる」というような状態だったとしても、嘘などつかずに正直に話すように心がけています。

もちろん「余計な揉め事を起こさないための嘘」はつきますけどもｗ

そんなワタクシ・・・一番最初についた嘘っていう記憶があって、それが未だに心に残ってるんですよねえ。

一番最初についた嘘は「自分をかばうため」だった・・・！

あくまで「僕の記憶の中での一番最初」なので、これが本当に僕史上での最初なのかはわかりませんがｗ
たぶん・・・小学校1年生の頃だったと思います。

家族で父の実家に帰郷することになって、特急→別の線というような乗り換えをした時の事。

その時、小児用の切符というのをおそらく初めて持たされて、ワクワクしながら電車に乗ってたんですよ。
特急の方は無事に乗り終えて、その頃はまだ自動改札ではなかったので駅員さんにハサミを入れてもらうかスタンプを押してもらうかして乗り換えたのです。

で、まぁ子どもなんでね。
多分その辺の一連の流れをふわ～・・・っとやっちゃってたんでしょう。

乗り換え駅で大人たちがトイレに行くとかジュースを買うとかそういうタイミングで自分一人になった時に「あれ？」と。

「いま、改札を抜けたのに・・・僕はなぜか切符を持っているぞ・・・」

ということに気づいてしまったのです。

こっそり切符を捨てたのだ

子どものころって「いけないこと」に対してとても敏感なんでしょうね。
うちの息子くんもルールは遵守するのがあたりまえですし、何よりも「そんなことをやったら怒られるかも」というのが判断基準なのでしょう。

それはすごく良いことなんだけど、やっぱ大人からすると「大丈夫だって！ちょっとやそっとの失敗ぐらい、許されるって！！」っていう感覚あるじゃないですかｗ

でもそういう感覚がなかった子供時代なので・・・僕は「駅の改札を抜けたのに切符を持っている」ということがとても悪いことのように思えてしまい・・・こっそりと切符をズボンのポッケの中で握りつぶし・・・”そこらへん”に捨てたのでした、、、

まさかその後そのまま電車に乗るとも知らずに。。。

結局、本来の降りる駅についたところで外に出るための切符が必要なことを知り、母に咄嗟についた嘘が「切符をなくした」だったのです。
これが僕が最初についた（僕の記憶の中での）嘘なのだ！！！！

※母にめちゃくちゃ叱られたのは覚えてますが、その後どうやって外に出たのかはわからず。駅員さんに説明して、もしかしたら差額を払ってどうにかしたのかなとは思いますが。。。

おわりに

そういうわけなのでね、以降は「嘘なんか吐くぐらいなら、正直に言った方がいいんじゃないか」というのが自然と構築されたわけですよ。
あの時「あれ、切符回収されなかったけど大丈夫なん？」って親に言えてれば良かったんだよなぁ～って。

ま、それもこれもこの失敗があったからこその学びなんですけどね。

僕はその後、中学生の頃に塾をサボり、母親に「塾行ってきた」と嘘をついてまた叱られるのだが・・・それはまた別のお話。（結局嘘ついてるっていうｗ）