iPhone5の黒い染み…液晶割れ。3GSのフロントパネルが使えないか試してみた
2020/05/02
iPhone5の画面が割れまして、
なんか指で強く圧迫してしまったのか、液晶が死にました。
iPhoneシリーズは、表面にあるガラスと、その下の液晶が特殊なノリで貼り付けられているんです。
ガラスが死んだだけなら、上手く行けばガラスを綺麗に剥がして復活させることも可能です。
・・・僕は失敗しましたがw
iPhone5、自分でガラスパネル交換。できなかった話。
で、問題はこの画面に黒いシミのような物がでちゃってる状態。
これは「液晶漏れ」といって、もう手の施しようがない状態だそうです。
※液晶画面の仕組みについては勉強不足でよくわかりません。
この時点で画面は一切のタップを受け付けず、
僕はホーム画面に行く事はおろか、電源をオフにする事すらできなくなってしまいました。
そこで、ふと頭をよぎったのが、
「家にある古いiPhoneの画面使えんじゃね!?」ってことでした。
結論から言うと、できませんw
いかにその事の顛末を書いていきます。
手元にはiPhone3GSとiPhone4
iPhoneの液晶画面は「フロントデジタイザー」と言って、
液晶画面やらタッチ感度を図るやつやらが一緒くたになっています。
それは3GSでも4でも同じ。
だったら、iPhone5の本体に3GSか4の画面を接続できれば、
解像度の問題こそあれど、電源落とすぐらいはできるんじゃないか?
と僕が思っても不思議ではありませんw
で、まず考えたのがiPhone4。
なぜなら、iPhone5と世代が近いわけですから、なんとなく使えそうな気がしたからです。
でも、iPhone4は3GSや5と違い、iPhoneの分解が背面からなんです。
だから背面パネルの交換とかはすごい簡単なんだけど、
フロントパネルを外すとなると、すげー遠い。と思って辞めました。
というわけで3GSの画面を取り外してみました。
方法は5と全く一緒です。
画面を固定しているネジが星形じゃない分、優しいです。
そもそもコネクターの形が違う
iPhone5のデジタイザーと本体を接続している部分はこんな感じです。
何度となく開け閉めをした僕からしたら、かなり見慣れたやつです。
「また会ったな!」って感じ。
右手前に2つ出ているやつが、画面表示やらなにやらに関わるコネクタです。
その奥にあるのが、たぶんフロントカメラのコネクタ。
なので、右手前2つだけ繋がれば、とりあえず画面操作だけは使えるだろうという算段です。
(おそらく、上側が画面表示に関わるやつかなーって思ってます)
つぎに3GSの方も見てみます。
こんな感じ。
てか、開けてみたら指紋がめちゃくちゃついてて汚かった・・・誰だよ触ったの。
こっちも3つのコネクタで繋がっているんですが、中央から上と右に出ているものが怪しいです。
もう一つは左下の「APPLE」とか書いてあるケーブルの先端にある平たいコネクタです。
で、まぁ、この時点でもう全然形状が違うわけなんですがw
でもなんとなく5の上のと3GSの上のやつが似ているなーと思って、
試しにグリグリやってみましたが、案の定コネクトしませんでした。
それもそのはず
そもそも端子の足の本数が違うんですもの。。。
というわけで、3GSのデジタイザーは5には使えません!
誰の役にも立たないかもしれませんが、以上です。
おわりに
このコネクタ部分をあんまりグリグリやると、
本体側の端子を欠けさせ兼ねません。。。。ご注意ください。
ちなみに、
「画面が動かないんなら、音声コントロールすればいいじゃない」
という事に気づいたのは、それから数時間後の話でした。
追記:
Siriと音声コントロールの違い。Siriを有効にしておけば画面が効かなくなってもなんとかなるかも。
2020/05/02