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宮本英司「妻が願った最期の『七日間』」を読んでボロ泣きおじさん

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先日、柄にもなく朝からボロボロ泣いてしまったポストがありましたので紹介します。
新聞投書で書籍にもなった宮本英司さんの「妻が願った最期の『七日間』」です。

アカン・・・。
読みかえしてまた泣けてきた。。。

もうね、何がいいって奥様が望む7日目、「ふたりの長いお話しましょう」ってところですよね。

僕、これ系弱いんだな・・・。

夫婦って戦友なのよ

というのも、やっぱり夫婦って特別な関係じゃないですか。
たいていの場合は、自分の人生の半分以上をその人と支え合って生きていくわけですからね。

大人になるまで他人同士だったのに、結婚を経て家族になって、いくつもの苦難を共に乗り越えてきた言わば戦友みたいな存在よw

そりゃ当人同士にしかわからない「ふたりの長いお話」があるわけですよね。

もちろんこの詩は夫婦生活の「きれいな部分」だけを切り取ったものなので、本当は色々「イヤな想い出」もあったことでしょう。
相手を傷つけてしまったこととか、自分の醜い部分を見せてしまったこととか。
(僕で言うと尿管結石で痛み止めの薬をケツ穴に入れてもらったこととか。。。)

けれど、そういうのも全部ひっくるめて自分たちだけの宝物なんだろうなーと。

そんなもの、最期の1日だけで語りつくせるのかなぁ。
話しているうちに余計にお別れが惜しくなってしまうよ。

私は妻と居酒屋に行っても話すことがない

そんなワタクシですが、先日息子がおばあちゃんの家に泊まるとかで妻と2人で夕飯を食べる機会があった時に久しぶりに居酒屋に行ったんですけども。

なんか、全然話すことがなくてびっくりしたんですよね、、、
「あれ?あれっ??」ってなっちゃってw

付き合ってた頃とかは居酒屋で飲みながら話すのがすごく楽しかったのに、なんか2人ともほとんど話さないもんだからちょっと不安になっちゃって。

でも、よくよく考えたら、僕ら毎朝犬の散歩をしながらあーでもないこーでもないって話をしてんのよな。
なんだったら仕事の休み時間にLINEのやりとりもしてるし、、、

ていうか、もう普段から昔の写真を観ながら思い出話もしてるし、人生で一番話をしてる相手なのよ。

あのですね、人って本当に死ぬときは突然なんですよ。
神様が特別に「最期の七日間」なんかを与えてはくれなくって。

だったらやっぱり普段からこうやって悔いのないようにたくさん、居酒屋で話すことがないぐらいに(w)話をしておくのがいいんじゃないかなと、そう思った次第です。

おわりに

ま、それでも悔いは残るでしょうけどね。
どっちが先に逝くとしても、それはそういうもんだ。
(頭ではわかってても、残されたくはないなーー!!!)

今回のお話で思い出したのは映画Hairsprayの曲「I Can Hear the Bells」の後半部分、

「私たちが死んだら、天国から地上を見下ろして、二人が恋に落ちた夜を思い出し・・・」ってフレーズ。

これも似たような感じというか。
夫婦二人だけの特別な思い出を愛でましょう、みたいなヤツね。もう泣いちゃうからやめて!

   

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