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なぜいじめっこ(ノイジーマイノリティなクソ野郎)の声はあんなにも大きく胸に突き刺さるのか?

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      2021/09/27

いじめは加害者が悪いのか被害者が悪いのか・・・みたいな話はよく話題に上がると思います。
※僕は圧倒的に「加害者が悪い」と思ってる。

でも「いじめは加害者と被害者どちらが可哀想なのか?」という着眼点に触れたことは今までなくて。
先日読んだ漫画「ミステリと言う勿れ」の中で登場人物がいじめられていた過去を告白した際、主人公が

欧米の一部では いじめてる方を病んでると判断するそうです

と説くシーンがあって、なるほどと唸ってしまいました。

つまり「いじめが良いか悪いか」じゃなくて「いじめ、カッコ悪い」ってことなんですよ。
もう前々から前園さんか誰かが言ってた通りだったわけだ。

でも多くの大人は

「いじめってダサいんだよ」
「いじめをやるヤツは病気なんだよ」
「いじめてるヤツって恥ずかしいよね」

なんて、わざわざ教えてくれないんですよね。
きっと、なんとなくそれを理解しているから。

逆にいじめる側の人間は少数でも声が大きくて、自分が正しいかのように行動するので、いじめられる側は自分に非があるのではと思ってしまうこともある・・・と。

いわゆる「サイレント・マジョリティ、ノイジー・マイノリティ」という話なんですけど、今日はちょっとそんなことを考えたよ!って話を書きたいと思います。

サイレント・マジョリティ、ノイジー・マイノリティとは?

そもそもサイレント・マジョリティ、ノイジー・マイノリティとは何か?

読んで字のごとし、なんですが・・・「静かな多数派」「うるさい少数派」ってことで、要は「変なこと言ってるヤツほど声が大きい」みたいな感じです。

たとえば自分のことを真っ向から否定してくる人間がいた場合。
その人は直接的な攻撃をしてくるので、あたかもその意見が「大多数の代表意見」なのかなと勘違いしてしまいがち。

でも実際にはごく少数の「声が大きな人による反対意見」なだけであり、それと同じぐらいの数の賛成意見と大多数の無関心が存在しているんですよ。

「2:6:2の法則」とか言ったりもするんですけど、全体の2割ほど自分の敵がいた場合、同じく2割は味方になってくれる人がいる。
残りの6割は味方にも敵にもなるけれど、現状はどっちでもない。つまり「無関心」っていうこと。

・・・なんですが!

厄介なことに、どうしても敵となる少数派だけはやけに声が大きく、そして魅力的なんですね。
そのため、その声が自分に届きやすく・・・「ああ、僕にはこんなにもたくさんの反対派がいるんだ」と感じられてしまうカラクリなのであります。

いじめ加害者の声のデカさ

いじめにもいろんな種類があるとは思いますが、僕が最近よく気になるのは、インターネットでの書き込みによるいじめです。超陰湿。

しかも「論点ずらし」でのいじめがよく目に付くんですよねえ、、、

たとえば、Q&A系のサイトとか、大手掲示板とかにて

上着のボタンを留めると服にシワが寄ってしまうのですが、何か良い着こなし案はありませんでしょうか?

という質問があったとします。(実際にあるかは知らんけどw)

普通、こういう時の答えって「ボタンを留めないで、インナーにこれこれこういうシャツを合わせてみては?」とか、そういう回答が正しいじゃないですか。
着こなし案について尋ねているんだから。

質問者だって絶対にそういう答えを求めているし、後に同じ質問にたどり着いた人もきっとそういう回答を参考にしたいに決まってますよね?

なのに

着こなしの前に痩せたらどうですか?

みたいなw

いや、論点ななめにずれてんねん。お前のそんなアドバイス求めてへんねん。

もうなんか、そういう感じの回答があまりにも多くて。
すごく「意地悪だなぁ・・・」と思ってしまうのです。

”正論言ってる風”で何も解決してないしね)

なぜ意地悪なマイノリティは声が大きくなるのか?

でね、なぜこういう論点ずらしによるいじめが起きてしまうのか?なんですけど、きっとこういう人って自分の中に「ちゃんとした回答」を持ってないんですよ。
だからQ&Aサイトとかでもまともな回答、説明をすることができないんだと思います。

なんていうか・・・頭が良くないんですよね・・・。

だから「会話には参加したい」「でも武器がない」「・・・せや!攻撃してマウント取ったろ!」ってなるんだろうなーと。
もう本当に、冒頭で書いた通り「かわいそうないじめっこ」なんですよ。一種の病気。

だって・・・普通は、もし同じように感じたとしてもわざわざ書き込まないんです。
でしょ?

それによって負わなければならないリスクというのもありますし・・・。
(いじめられた人が傷ついて、どんな行動を起こすかというのも考えた方がいいと思う)

でも一部のマイノリティ(=いじめっこ)はそれをやってしまうわけ。
逆にマジョリティはその意見に対して「お前のウンコみたいな回答いらんねん」と否定することもなく、ダンマリを決め込みます。

結果、そのウンコみたいな回答・・・つまりいじめ加害者の声というのが相対的に大きく、あたかも大多数の意見かのように感じられてしまうというわけ。

自分の主張を通したさすぎる

あとは自分の主張を通すために声を大きく、「この意見を持っている人はたくさんいるんだぞ!」と演出する人・・・というのもいます。

たとえば嫌韓とか反日みたいなバトルも、これなんじゃないかなぁ?

きっと多くの日本人、韓国人はお互いに対して「別に好きでもないけど嫌いでもない」って感覚だと思うんですよ。
隣の国だし、顔も似てるけど・・・まぁうちとあっちは違うし、、、みたいな。

でもこれを必要以上に煽ることで何かしらの利益を得られる人ってのがいるわけですよね。
たとえば従軍慰安婦の像だったかをアメリカで勝手に建てちゃった人達とか。

あれが「韓国人の総意」ではないでしょ?
きっと多くのサイレントマジョリティは「おい・・・余計なことすんなよ、、、」って思ってんじゃないのかしら。

もし僕だったら・・・
在米の日本人が「原爆被害者の像」みたいなのをアメリカで勝手に建てて「日本人は怒ってるでー!許してへんでー!!」ってアピールしてたら、、、やっぱ「ちょ、ちょっと待って・・・!それが日本人の総意じゃないから!」って否定したいもの。。。

(でも結局僕は「そういうのやめい!」とは言えないサイレントマジョリティなのである)

おわりに

なのでね、まぁもし自分に変なことを言ってくるヤツがいたとしても、その意見は少数ですので「きもっ・・・」とだけ心の中で思うようにして、あとは傷つかないことです。

静かなだけで、あなたの味方もたくさんいますので。
僕はあなたに無関心だけど、少なくともあなたにキモいことを言うヤツのことはウンコだと思ってますよ!!

ちなみに僕は息子可愛さ故に「もし息子が学校などでいじめられるぐらいなら・・・いじめる側になってほしい」と思ってしまったことがあります。
でもやっぱりそれはおかしい感覚なんだよな。

むしろ「いじめる側(病気)じゃなくて良かった・・・」と思えなければ正常じゃないんだ。
(本当はどっちもあってはいけないのだけれども)

あれだよね、きっと僕ら大人がサイレントマジョリティ(だんまり)を決め込むのをやめて、もっと「やーいやーい、いじめなんてやってら!ダッセダッセ!!!」っていじめっこをいじめてやるべきなんだよな!(だめ)

   

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      2021/09/27

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