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Saeco Odea Giroを分解してみた。ちょっとした手順など。

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      2023/08/08

我が家ではサエコというダルの元奥さんみたいな名前のエスプレッソマシンを愛用しています。
※実際にはSaecoというメーカーのOdea Giroという製品。

このサエコちゃん、どうにも本体を持ち上げると「じゃらじゃら」と音が鳴るのが気になっていました。

おそらくコーヒー豆を入れる容器部分からこぼれた豆が本体内部に入ってしまって貯まっているのでしょう。。。

でもまぁ、使えないわけじゃないしいいかーと放置していたのですが、すっかり2年ぐらい戸棚にしまって放置していたまま取り出してみたら、ノズルからお湯が出なくなっちゃってて。
よーし、豆がじゃらじゃら言うのも気になるし分解してみよう!と思いました。

というわけで、今回Odea Giroを分解してみたというお話です。

結論から言うと、怖くなって途中で引き返してしまいました(お湯はでないままです)が、一応分解手順を載せておきます。

ちなみにメーカー側としてはユーザーの分解を良しとしていません。
おそらくサポートを受けられなくなると思うので、そこらへんは自己責任で。

※後日追記:メーカーもとっくに日本撤退してましたね。。。

Odea Giroの分解

分解する際には闇雲にやっても壊すだけです。

逆に言えば、闇雲にやらなければ壊れることはありません。
だってメーカーに送ったって基本は人間が工具を使って分解して直しているはずだから。

※特殊な工具を使ってたり、ロボットが直してくれている可能性も捨てきれませんがw

というわけで、闇雲にやらない為にはマニュアルとパーツの図面的なのを用意しておくといいと思います。

サエコちゃん公式のマニュアルはこちらから。
http://saeco.jpn.com/support/manual.html

でもって、パーツの図面的なものはGoogleで「(機種名) Parts Diagram」とか検索すれば出てきます。
僕の場合は「Odea Giro Parts Diagram」ですね。

それでこんな感じのサイトに辿り着きました。
http://www.partsguru.com/SaecoOdeaGiro.html

あとは図面と本体とにらめっこをしながら、外れそうな部分を探していきます。
一応僕がやったところまではプラスドライバー1本と小さい六角棒レンチがあればOKでした。

Odea Giroの最初に外すところ

小一時間格闘した末、やっとわかりました。
最初に外すのはここです。

コーヒー抽出量設定ダイヤル。
これが内側のパーツとツメで留まっているだけなので、ちょっとズラしてあげると外せるようになります。

ちなみに、ここから先にほとんど画像はありませんw
Parts Diagramを参考にすればだいたいわかります。

そして元に戻せるように外しながら都度写真を撮っておくことをオススメします。(僕はこれをサボったわけです)

六角棒レンチを駆使して、時には力ずくで。

ダイヤルを外すと、次に外せるヤツが見えてきて、その奥に六角のネジが2つ留まっているので外します。

次にコーヒー豆容器はプラスのネジで留まっているのでプラスドライバーで外し、スチーム給湯ノブを引っ張って外せば、シルバーの大きな外装が外れます。

このあたりに両端3カ所ずつの6カ所がツメで留まっているので、ちょっと奥に押し気味にしながら上にあげてあげたら外れました。
これが外れたら、本体と両サイドのパーツを留めている六角のネジがあるのでこれを外していきます。

・・・と、こんな感じ!(さじ投げた)
まぁ、きっとだいたいわかりますw

一か所だけ難しかったのがここ。

背面の電源コンセントの上らへんのところなんですが、写真のとおりの形状で穴にはまっていて、これがどうしても抜けませんでした。

で、もう力ずくで両サイドに引っ張って外すことに。

その後、石灰が詰まってそうなノズルがどこかな~とか探して見たり、半分開いている状態で動かして見たりなどなど試しましたが・・・お湯は出ず。悲しい。
やったことを全部逆順に戻していって、元通りになりましたとさ。

※後日追記:お湯がでない理由、わかりました、、、ホースが途中で断線してたっていう。これはもう修復不可や、、

じゃらじゃら言ってたコーヒー豆

で、もう一つの目的だった「じゃらじゃら言うやつ」ですが、

分解していくと所々にこんな感じで豆が落ちてました。
これ、豆だったからよかったけれど、他の何かだったらどうしようかとビクビクしながら回収しております。

で、こういうのをぜーんぶだしたら・・・

これもんよ・・・。
このエスプレッソマシンを買ったのが7年前だから、きっと7年分の豆が溜まってたわけですね。。。

これって設計上の問題ですよね~・・・。
僕のヤツだけこうなのかな?

でも分解の仕方もわかったし、今後またじゃらついた時には清掃してあげればいいだけですね。

おわりに

というわけで、誰の役に立つのか、そしてそもそも役に立つのかどうかも微妙なOdea Giroの分解でした。

一つだけ言えることは、ちゃんと分解してちゃんと元に戻せば、ちゃんと動くということです。
メーカーのサポートは受けられなくなりそうだけど!

お湯でないのはどうしようかなぁ・・・。
なんどかお酢でトライしたら石灰を削ってくれるかなぁ。。。うーむ。

   

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      2023/08/08

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