Priroi 3S LTEに感じる唯一の不安はCPU性能。2ヵ月半Priori 3 LTEを使ってみた感想。
2019/12/14
いよいよPriori 3S LTEの発売が今週末になりました。
Priori 3 LTEを2ヵ月半使ってきた僕目線で一番気になるところは、CPU性能です。
他にもタッチ精度やOSの挙動も気になりますが、
どうにもCPU性能だけは貧弱に思えて仕方ないです。
Priori 3S LTEがどこまで使えるかは、CPU性能次第なんじゃないかな。
2ヵ月半使ったPriori 3 LTEから思う3S LTEのCPU性能
購入当初は「12,800円でこんなスマホが買えるのかよ!」と喜んでいた僕。
その想いは今でも変わりません。
こんな価格で、ここまでの物を出してこれるのか!という感動は絶対に得られると思う。
ただ、・・ただ!
「実用に耐えうるか」というと、やっぱり微妙であると判断せざるを得ない商品かもしれない・・
最近はそう思うようになりました。
CPUの貧弱さ
Priori 3 LTEのCPUはQuadcore 1.0GHzという表記でした。
CPUの周波数だけではマシン性能は評価できないとは言いますが、
やはりCPU性能が占める割合は大きいと思っています。
というか、CPUが強ければ、ある程度の部分をパワーでゴリ押しできるはず。
正直、Priori 3 LTEのCPU性能は貧弱だと思います。
母が使っているZenfone5(501CG)の1.6GHzと比べると明らかにもっさりしています。
主にアプリの立ち上げ時が一番もたつくかな・・。
とくにメーラーとカメラが一瞬で起動しないあたり、僕にとっては致命的でした。
3S LTEでどこまで変わるのか
Priori 3 LTEのCPUはMediaTek製の「MT6735M」というもの。
Quad Coreで1.0GHz、64bitで動作するものです。
Priori 3S LTEのCPUは、MT6735P Quad Core1.0GHz 64bit。
つまり、同じMediaTek製で同じコア数、同じ周波数。
6735Pというのが6735Mの上位互換版だと信じたい・・といったところ。
同じコア数、同じ周波数だったとしても、
例えばCerelonとCore i3ではCore i3の方が優秀みたいな話あるじゃないですか。
もちろんそのスマホで何をするのか?によっても違ってくるとは思いますが。
LTEの恩恵を受けられるのか
CPU性能が低いと、通信にも影響が出てくるそうです。
Priori 3 LTEのウリとなるポイントの1つに、「LTE」が挙げられます。
正直他のAndroid端末とPriori 3 LTEを比べた時に、LTE帯域が使える事で選んだ人も少なくないのでは。
・・僕がそうでしたw
でも、結局はブラウザを立ち上げて、検索して、レンダリングして、表示して・・みたいなのを考えた時に、
通信速度や帯域以外に、マシンの処理性能もその速度を左右していると言えます。
むしろ3Gのみ対応だったとしても、処理性能が高いスマホを選ぶという選択肢もありなんじゃないかと思っています。
※現に母のZenfone 5はPriori 3 LTEよりも1年以上前に購入したにも関わらず、いまだにサックサクです。
おわりに
というわけで、CPU性能が若干不安だぞという記事になってしまいました。
ただ、悪いことばかり書いてもアレなのでフォローしておくと、
Priori 3 LTEの優れている点の一つとして、Freetel由来のアプリが少ないという事が挙げられます。
例えば前述のZenfoneなんかは、ASUSオリジナルの「使いもしないアプリ」がめちゃくちゃ入ってて、
なんとなく鬱陶しい。
どれは消せて、どれが消せないのかもわからないし、
どれを消しちゃマズイのかもわからない。・・から、ずっと残ってるという。
そういうのがないので、なんともミニマルなスマホを造りやすいのは利点。
さらに言うと、完全に純粋な日本のメーカーさんですから、
初期不良やサポートも受けやすい点も評価ポイントです。
※ただ人手が足りてないっぽいですが・・
いずれにせよ、Priori 3S LTEも純日本のスマホとしてはありえない価格なのは間違いないです。
ただ、価格や「LTE」という部分に魅かれて他の部分を我慢して使うというのが自分に合っているのか・・
それは考慮した方が良さそうですね。
2019/12/14