GreenLight 1970 BRE DATSUN 240Zのレビュー!伝説のレースマシンをGL品でサクッと。
2019/04/09
はじめてのグリーンライト・ミニカーを入手しました。
TOKYO TORQUEシリーズの第一弾にラインナップされていた1970 BRE DATSUN 240Zです。
日本旧車ブームがどんなもんか・・・こうやってUSの各ミニカーブランドから出ていることを見ても想像がつきますね。
せっかく入手したグリーンライトなので・・・僕が感じた点などをレビューしていきたいと思います。
トーキョートルク 1970 BRE ダットサン240Zのレビュー
今回紹介するミニカーはこちら。
GREENLIGHTのTOKYO TORQUEシリーズより、1970 BRE DATSUN 240Zです。
グリーンライトはトイザらスやミニカーショップなどで買える、定価1,300円の3インチダイキャストミニカー。
実売価格も800円~900円ぐらいなので・・・トミカプレミアムとかホットウィールのプレミアムライン(上級サイドライン)みたいな感じですね。
というか、普通3インチでこれぐらいのクオリティのダイキャストミニカーを作ろうと思ったら、きっとこれぐらいの価格になるんですよ。
トミカやホットウィールのベーシックモデルが安すぎるだけで・・・。
・・・きっとね。
ただ、今回僕は送料込みで500円程度で入手できる機会があり、自分にとって初めてとなるグリーンライトに手を出すことになったのです。
1970 BRE DATSUN 240Zについて
1970 BRE DATSUN 240Zは言わずとしれた有名なマシンですよね。
BREというのはブロック・レーシング・エンタープライゼスのことで、かの有名なデザイナー「ピートブロック」氏が設立したレーシングチーム。
※ピート氏はコルベットスティングレイやシェルビーコブラ・デイトナをデザインした人です。
1970年および71年のSCCAシリーズ・クラスCにおいて圧倒的な強さを誇ったという240Zをキャスト化したもの。
いろいろなミニカーのブランドから出ているので、僕のように当該のレースをしらなくても「BREカラーのDATSUNは知っている」という人も多いかと思われます。
これねえ・・・ホットウィールだと高額過ぎて手がでないんですが、グリーンライトだとサクッと安価で買えてしまうんですよ。
僕はこれ、ミニカー業界の不思議なところだと思っていますw
ブリスターどうやってあけんの?
さてさて・・・グリーンライトのパッケージは写真のような感じで周りが頑丈に圧着されているタイプのものでした。
これ・・・レーシングチャンピオンとか、あとは先日ゲットしたTSMなんかもそうでしたね。
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こういうヤツってどうやって開けたらいいんだか、いっつも悩むんですよ。
ブリブリーッ!!ってやれる場所がないっていうか。
悩んだ挙句・・・横の圧着部分をハサミでカットすることにしました。
ただねえ・・・このパッケージの素材って結構堅いので、下手したら切り口とかでケガします。
・・・何かいい方法あるのかな。
フロント・リア
はい!というわけで、開封したアイテムがこちら。
フロント・リアをまず見ていきましょう。
この240Zキャストは特にBRE用に作られたものではないのか、ヘッドライト部分にクリアパーツが採用されてますね。
実際のレースで使われたものはここがしっかり封じられていたように思います。
・・・白く塗っちゃえばよかったのにね?
背面のテールライト部分もクリアパーツが使われており、一見クオリティが高いような気もするんですが・・・取付精度や塗りの精度など、いろいろつっこみたくなる部分があるのも確かw
サイド
ボディサイドから見ると、Zっぽさがありますねえ。
真正面からだとあまり感じられなかったんですよ・・・。
ただ、タイヤが大きすぎるのか、ちょっと玩具っぽさも強い感じです。
グリーンライトのタイヤは全てゴム製のリアル仕様。
こういう細部へのこだわりが高額になっているポイントなのかもですね。
ちなみにボディサイドの46番はジョン・モートン氏のナンバーで、1970年、71年に240Zでポルシェを下しただけでなく、1971年のトランザムシリーズでは同カラー同番号のBRE DATSUN 510を駆って、アルファロメオやBMWも蹴散らしていったのだとか。
NISSAN×ピートブロック氏×ジョン・モートン氏・・・やっべえな・・・。
トップ・ベース
おおお・・・BRE 240Zって真上から見ると真っ赤っかなんだ・・・。
ボンネットは開きそうな気がしたので細くて硬いものを突っ込んでみたりしましたが・・・全然開きませんでした。
これ、エンジンルームとか作りこまれてるんだとしたらもったいないぞ・・・!!!
底面にはメイドインチャイナであることや、GL124といった金型番号と思しきものが記されています。
また、車種名とライセンス番号みたいなものが印刷されており、「17150」という謎のシールも貼られていました。
追記:エンジンフードあいた
いろいろやって、エンジンフードを開けることができました。
・・・って、そっち開きかーーーーい!!!!
ずーっと逆側に開けようとしてたわ・・・そりゃ開かないわけだ。。。
ちなみに、エンジンフードの端についている白いものが塗料か何かで・・・これがべったりくっついて取れなくなっていた模様。
さては組み込んでから塗装した・・・?
分解~パーツ点数多すぎ!!
エンジンフード周りのギミックが気になったので、実は一旦バラしてました。
見てください、このパーツ点数!!
普段ホットウィールに見慣れてるとビックリしますよ・・・。
同じ3インチ(むしろこっちの方が小さい)で、ホットウィールやトミカは5~6点じゃないですか。
それがこっちは12~13点ぐらいあります。
まさかノーズ部分でポロっと取れるとは思わなんだ。。。
そりゃホットウィールに比べて数倍の価格となっているのも頷けます。
他のミニカーと比較
手元にホットウィールとトミカの240Zがあったので並べてみました。
こうやって見てみても、一般的な3インチミニカーのようなスケールではなく、あくまで「1/64」というところに忠実に作られているのかもしれません。
(トミカやホットウィールはスケールよりも「3インチかどうか」ってところを重視しますもんね!)
なんかホットウィールがやけに大きく感じるのは決してワークスフェンダーのせいではない!
おわりに
というわけで、初グリーンライトのBRE 240Zでした!
僕にとっては高額なミニカーなので頻繁に買うことはできないと思いますが、またチャンスがあったら手を出してみたいですね~。
ちなみに!!
このモデルにもチェースカーの「グリーンマシーン」が設定されており・・・BREカラーが台無しのこんな感じになってます。
・・・これは欲しいぜ・・・!
・・・っていうか
1/24スケールの方にもグリーン・マシーンあるのかよ・・・。
2019/04/09