どうして戦争はなくならないんだろう
歴史の本をパラパラッとめくると、高確率で何かしらの「戦争」のページに辿り着けます。
そう・・・人類史と戦争って切っても切り離せないというか。
人間って戦争ばっかりしてんのよね。
※たぶん戦争したいのは上層部の人たちだけで、国民は巻き込まれているだけなんだけれども。
なーんでこんなに戦争ばっかりしてるんでしょうか??
科学も発達して、過去の歴史において一番賢いであろう現代においても人類は戦争してんだもんなぁ。アホなのかなぁ。
ちょっとその辺を考えてみました。
本能である
おそらくなんですけど、戦争するのは人間に備わった生物的な本能なのではないでしょうか。
ほら、犬や猫でも縄張り争いってするじゃないですか。
「ここらはおれのエリアだから入ってくるな」とかって威嚇して。
牡鹿だって雌を巡ってツノで喧嘩するでしょう??
人間は知恵がついてしまったからこそ、そういった争いが「戦争」という大きな形になってしまっていますが、生物というくくりで見れば縄張りやら繁殖を巡って争うというのは(長い歴史において)なんらおかしなことではないのかもしれませぬ。
もし自分が窮地に立たされていたら
おそらくは戦争に疑問を持つこと自体がもはや「平和の証」なのでしょう。
つまりは「戦争する理由がない人による意見」ということ。
もし、食べるものも雨風をしのげる場所もないという窮地に立たされたとしたら。
それが自分だけでなく、家族を養っていかなければいけない状態なのだとしたら・・・。
果たして「他者と温和に暮らす」ということができるだろうか???
僕だったら隣家に泥棒に入ってしまうかもしれない。
敵対する組織や弱い立場の人から奪ってしまうかもしれないと思うのです。
そもそも・・・!!!
そもそも、なぜ戦争がよくないのかというと・・・人が死ぬからです。
人だけでなく動物も死ぬし、なんだったら地球環境にも影響がでるでしょうけど・・・やっぱり「人が死ぬ」というところは大きいと思ってます。
昨今のロシアによるウクライナ侵攻だってそうですよ。
プーチン氏とゼレンスキー氏が喧嘩して殴り合ってる・・・ってぐらいだったら問題ないじゃないですか。
それが多くの国民が死んでしまったり、子供が辛い目にあっているという現実があるから「良くないこと」という認識が強まるのではないかと。
なぜ人が死ぬのは良くないのか?
ではなぜ人が死ぬのは良くないのか?と考えると・・・その家族や周りの人が悲しむからですよ。
ただねー・・・人類が「人を殺しちゃダメよ」っていう倫理観を得たのって、割と最近なんですよね。
たとえばポリネシア地方では100年前ぐらいまで食人が行われていたという話もありますし。
食人すらしないまでも、人の下に人を作る「奴隷」という制度が普通にアメリカを初めとする先進国にもあって、理不尽に殺される環境下にあった人もいたわけです。近年まで。
なんだったら紀元前後らへんの古代ローマにおいては剣闘士が殺し合う様を人が観戦して喜んでいたわけですよ。
人類史って、ホモサピエンスの起源とかを考えると何万年、何十万年前とかに遡るわけじゃないですか。
その長い歴史の中で、ごくごく最近ようやく「人を殺しちゃダメ」っていう倫理観が根付いてきたというだけで、人間はもっと長い間「殺し合う」っていう行為と付き合ってきたわけです。
なので本来は「殺し合う」のが普通であり、ゆえにどこかしら根底では戦争することを良しとしているのかもしれませんな、、、
おわりに
まぁ、言うて・・・僕も就職活動しているときとか、周りを蹴落とすつもりはなくとも「自分が選考される」というところを懸けて戦っていたわけで。
アレですよね、タレントさんのドラマオーディションとか、諸々のコンテストとかもそうで、「勝ち負け」を決めること自体は悪いことではないのでしょう。
だから今の時代「コロッセオ」はダメだけど「格闘技」なら許されるわけです。
そういう生き物なのだから、戦争はなくならないわけだ。
今後どれだけ平和な世の中が続こうとも、戦争だけは数年周期でどこかしらで発生するんだろうなぁ。
でもほんと、国民が苦しむのはノンノンよ。。。
だからもう戦争はさ、それをすると決めたトップの人同士のタイマンって方式じゃダメなんですかね?