世の旦那様方よ…「料理が作れる」は炊事の一部にしか過ぎないぞ・・・!
自慢じゃないですけども、ワタクシ、そこそこ料理できるんですよ。ええ。
先日、日曜日のランチに「カプリチョーザ行こうぜ!」って言ってたんですけど、妻と息子が午前中にでかけることになりまして。
戻りが12時過ぎるっていうんで、カプリチョーザ風のトマトとにんにくのスパゲティを作ったのです。このワタクシが!
まぁ、クックパッド見ながら作っただけですけども。
で、その時にですね、出かける前の妻とひと悶着ありまして・・・ワタクシ、とても反省したのであります。
妻に言われてハッとしたこと
その日、妻と息子くんは友達親子に誘われて公園に行く用事ができたんですよ。
ボーイスカウトのイベントがあるとかで、それが終わるのが12時だったそうで。
で、そこから急いで帰ってきても12時10分とか15分とかそれぐらい。
カプリチョーザに向かっても、最短で12時半とかだったわけです。
あくまで「最短で」なのでね。
息子くんの性格を考慮しても・・・もうちょっと遅くなるだろうなと思った僕は・・・
「えーーー、じゃあお昼どうする?13時ぐらいになって、そこから入店待ちしてとかだともっと遅くなるよねえええええええ」
みたいな不満を漏らしたんですね。
そしたら
妻「家で料理して待っててくれてもええんやで」
と。
料理かぁ~。
別にいいけど。できるけど。
えー、じゃあどうする?
なに作っておく??
と告げると・・・
妻「知らんよ!自分で考えてよ!」
そらあそうや・・・。
その刹那、いつもいかに奥様が作ってくれている食事に頼り切っていたかを思い知らされました。
献立は現場で起きてるんじゃない、会議室で起きてるんだ!!
前述したとおり、料理なんて簡単なんですよ。
特に素人が作る料理なんかはクックパッドでも見れば余裕なんです。
(一度、クックパッドの通りに作ったソムタムが生ゴミのニオイになって捨てた、というのはありましたが、、、)
問題はその「現場作業」じゃないんですよね。
その前段階にある「何を作るか」を考えるのが、めちゃくちゃに難しいのです。
たとえば「朝はこれを食べたよな・・・昼にこれにしちゃうと、夜が困るな・・・」「この食材を買っても使いきれないから、次はこれを作って・・・」みたいなこととかも考えて、そこから「家族の食事の最適解」を導き出さないといけないわけで。
自分ひとりだったらどれだけ楽だったか・・・。
たかだか日曜のランチ一食だけでも僕なんかはウンウン唸ってしまうというのに、世の「家の炊事を担当されている方たち」は、もっと長期スパンで、何日も前から「お献立どうしましょ」って考えているわけです。
・・・これは・・・すごいことだぞ!!!
おわりに
そういうわけで、僕は安易に「家で料理とかやってますw」なんて、よう言えんなぁ~!と思いました。
だって主婦の方とかに「え、献立とかも考えていらっしゃるの?ステキだわ~」とか言われたら言葉が詰まってしまいそうだもの。。。
よく漫画とかだと「夫が料理してくれるのは嬉しいんだけど、無駄なものまで買い込んで、後片付けもしなくて・・・」と奥様が悩まされてしまう描写がありますけど、そんなレベルじゃないぐらい献立を考えることっていうのは苦痛なんじゃないかとw
なのでね、家で普段から誰かに料理を作ってもらってる立場の人は安易に「えー、またこれー?」とか「これ嫌いって言ったじゃん~」とか「ハンバーグが食べたかったー」とか、そういう不満を言ってはいけませんよ!!!(と自分への戒め)