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最近のYouTubeやウェブコミックのコメント欄はキモすぎる!?

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      2023/02/06

最近特に「世の中は諸行無常である」というのを痛感しております。

正義と悪なんて一夜にして入れ替わるというか。
昨日まで良しとしていたものが一気に気持ち悪くなることっていうのもあるんですよ・・・。

先日、友人にLINEで「ギターを毎日YouTubeにアップしてたら上達するだろうか?」というような質問をした時のこと。

youtubeでもコメント貰えると思うけど、指摘はあんま貰えない気がする。。
一部批判と、あと最近はなんか歯の浮くような褒め殺しばっかというか。。

という返事を貰って吹き出しましたw

・・・ブルータス、、、お前もか、、、

いやー・・・僕も最近ちょっとこれが目についてまして・・・。

なーんか、なんかちょっと、なんかなぁってw

ホワイトな世の中になってきたぞ!?

ぶっちゃけ、僕は最近まで「お!よーしよし・・・YouTubeのコメント欄がなんだか健全になってきたなぁ!!」と思っていたのです。

というのも、インターネット黎明期からコロナ前ぐらいまでは、どうしても匿名性という蓑を被った輩による誹謗中傷がコメント欄に溢れていたわけですよ。

前も書きましたけど、批判と誹謗中傷っていうのは全然別物で。
批判はしてもいいと思いますが(というかあって然るべきですが)、誹謗中傷はただのイジメなのでダメなんですよね。犯罪なんです。

んでっ・・・最近はその手の誹謗中傷への開示請求などが浸透したためか、逮捕者も出たりして・・・結果的にずいぶんとコメント欄がホワイトになったわけです。

これってすごく良いことだと思ってて。
人々がみーんな優しければ、たぶん嫌な思いをする人もグンと少なくなるじゃないですか。

なのでしばらくは「良きかな良きかな・・・」と、その光景を眺めていたのです。

なんかゾワゾワする・・・

・・・が、諸行無常。。。

最近のYouTubeのコメ欄をご存知でしょうか、、、

「いつも面白い動画をありがとうございます!」
「この発想になるのが天才すぎます!!」
「可愛すぎて今日も癒されました~!!」

などなど・・・動画の内容がどうであれ、とにかく感謝の言葉や敬いの言葉ばかりが並んでいるんですよ。
それも人気YouTuberさんのコメント欄だと数件単位じゃなくて、数十、数百という単位でそういう言葉ばっかりが並んでるの!!

・・・いや、誤解のないように言っておきますが、これは「いいこと」なんですよ!?

前述したとおり、誹謗中傷が並ぶのに比べたら断然平和だし。ホワイトだし。健全。

なのに、なんなの・・・?
このゾワゾワする感じは。。。

フリーの漫画だから文句を言うな??

これね、YouTuberとそのフォロワーという図式だけじゃなくって・・・たとえばウェブコミック界でも似たようなことが起きてまして。

僕も基本的に無料で読めるようなウェブコミックばかりを楽しんでいるんですけども、そこのコメント欄は結構賛美で溢れているんですよね。

んで、少しでも批判的なことが書かれると

無料で読ませて貰ってるのに文句言うとかなんなの?

というような正義の鉄槌(?)が降されるんですよ。

これね・・・僕はすっごいおかしいと思うんですけど、わかりますでしょうか?

たとえば「本来は有料の作品なんだけど、違法サイトで読んだうえで作者に文句を言っている」とかだったら大バカ野郎だなーって思いますけどもw

人々が漫画やCDを買わなくなった原因は果たして違法アップロードにあるのか考えた

でもそうじゃなくて・・・たとえばジャンプ+のように、集英社という企業がユーザーに対して無料で読めるように提供しているプラットフォームがあって、それを利用した上で「毎回のページ数が少ない」だとか「前回の終わりのページを今回の冒頭に持ってこないで欲しい」だとかっていう文句を言うのは全然健全なことだと思うんです。

あと僕は、コメント欄で一言だけ「つまらん」とか書いて去っていく人をちょっと見下しているんですけども・・・逆に「どこがどうつまらなかったのか?」をしっかり書ける人の意見っていうのは、無料で読ませてもらってるかどうかなんて関係なく作者先生や編集者さんにとっては貴重だと思うんですよね。
少なくとも「何をやっても褒めてくれる信者」よりは、、、

逆に言うと「お金を払ったら文句言っていい」ってことなのか!?

デバッグ前提のゲームの末路

また、最近話題になっていた任天堂系のゲームがバグだらけで酷いという件も似た感じかなと。

これもね、昔からのユーザーがバグが多いゲームに対して「ユーザーにデバッグさせることが前提」と揶揄していたんですけども、一方でそういったゲームに対する優しい声も上がっていまして。

優しい世の中っていうのはホント、ヌルゲーでいいと思うんですよ。

思う反面・・・僕の中では「それで大丈夫か!?」っていう想いもあって。

本来はコンテンツについてあーだこーだ議論できることでクオリティが洗練されていく部分もあると思うんです。
それが優しいお客さんに囲まれてしまうと、サービスの質って落ちそうじゃないですか?

お笑いの世界だと、何を言っても笑ってくれるお客さんのことを「いいお客さん」と呼ぶ一方で「芸人をダメにするお客さん」とか言ったりしていて、まさにそういう感じなんちゃうかと。

※かといって厳しすぎるお客さんばっかりだとモチベが続かないってのもあるんですけどねー・・・。

おわりに

まぁ・・・言うて?
自分もブログやツイッターでの「発信側」の立場にいる時にはホワイトな意見ばかりが集まるとホッとするんですけどもw

なのでまぁ、優しい世の中にも賛成!
だけどこのままで大丈夫か?という不安もある!!

相反する両方の意見を兼ね備えているのが人間なのかもしれませんな。(唐突)

   

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      2023/02/06

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