ブログが書けたよ!

自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジンx

人々が漫画やCDを買わなくなった原因は果たして違法アップロードにあるのか考えた

 - 日記

   

ここ数年でよく騒がれるようになったこととして、「漫画や音楽CDが売れなくなった」っていう話があります。

その原因として挙げられるものに「違法アップロード(無断アップロード)」があるわけですが、僕はそれだけが理由じゃないだろうなと思うのです。
※もちろん違法アップロードが悪者であることに違いはありませんが!!

じゃあどうしてみんな漫画やCDを買わなくなってしまったのか?っていうと、結構答えは単純なんですよね。

漫画やCDを買えるお金がない・・・ってこと。

いや、お金はあるんですよ。
あるんだけど、「漫画やCDに使えるお金」がないんです。

そこんところを理解しておかないと・・・違法アップロードを制したところで根本の解決にはならないのではないでしょうか。
そんな感じの考えをまとめました。

スポンサーリンク

なぜ僕らはお金がなくなってしまったのか

いったいなぜ僕らは漫画やCDに使えるお金がなくなってしまったのでしょうか。

先に断っておくと、決して漫画家さんや音楽アーティストたちに対する敬意が欠けたわけではないと思うのです。
つまり「お前の作品は金を払う価値がねーんだよバァーーーカ!!!」みたいなことを言うつもりは全くありません。

だからこそ、違法サイトで漫画を読んだ人が「面白かったです!」みたいなことを作者先生に悪びれず伝えられるのではないでしょうか。

要は彼らも作者先生に対する敬意はあるんだろう・・・と。
ただアホだから、「無料で公開してくれてあざーっす!」みたいに思ってただけなんじゃないかってわけです。
・・・まぁ、普通なら公式か違法かってわかると思うんですけどね・・・。観察力が皆無なのかな。

20年前に比べて、格段に上がってしまったお金の使い道

さてさて・・・僕らがなぜ漫画やCDにお金を使えなくなってしまったのか、です。
答えは「生活費が格段にあがってしまったから」でしょう。

僕個人や親の収入をベースにしか考えられないので、全員に当てはまるかはわかりませんが・・・こう感じている方が多いのではないでしょうか。

「20年前と比べて、収入は変わらないのに物価や税金があがっている」と。

大卒初任給で20数万程度しかもらえないのは、おそらく10年、20年前から今まで変わってないと思います。
それに比べて消費税や健康保険、年金といった「自動的に搾取されるお金」は増えました。

また、物価も確実に上がっていますよね。
100円だった自販機が120円デフォになっているわけですから。

漫画だって例外ではなく、ジャンプコミックスなんて僕が子供の頃には300円台だったと記憶しています。

つまりは、必要なものにお金を割いていたら、”本当に”漫画やCDを買うお金が手元に残っていない・・・という状況なんです。

生活必需品になってしまったスマホ・タブレット

さらには僕らが10年前に比べても圧倒的にお金をかけることになったアイテムがあります。
それは、スマホやタブレットです。

スマホなんて普通にキャリアと契約すれば毎月8,000円ぐらいは余裕で飛んでいきますよね。
MVNOを使って安くあげたとしても、所有しているだけで毎月2,000円はかかります。

しかもこれ、メーカーも通信キャリアも利益を上げなければいけないので・・・毎年過去モデルを陳腐化して買い替えを促すわけですよ。
その度に端末代も(プランによっては)かかるので・・・出費が嵩むのです。

こういう話をすると「スマホに払えるお金はあるのに漫画を買えるお金はないのか!」って言う人もいると思いますが、もう仰る通りなんですよね・・・。

スマホはもはや生活必需品。
さらに言えば、それによって友達とコミュニケーションを取るために必要な有料アプリやLINEスタンプなんかも必需品に近い位置にあると言っても過言ではないでしょう。

それに比べて漫画やCDは完全なる娯楽品ですから・・・どちらを我慢するかといえば後者になってしまうわけです。
※食事を我慢してまで漫画を買いたい・・・というような修行僧は別として。

要するに、限りある財源から必要なお金を絞りだしたら・・・娯楽に使えるお金が残らなかった・・・というだけの話なんですね。

お金があったら娯楽品を買うのか?

あくまで「お金がないから買えない」という前提で話を進めていますが、では「お金があったら買うのかよ!?」と言われたら・・・僕は「買う」と思っています。
それはたとえ違法アップロードサイトがあったとしてもです。

マズローの欲求階層説というものをご存知でしょうか。
僕は貧しい時期にこれをリアルに体験したのですごく信ぴょう性がある説なんですが・・・w

どういうものかというと、人はまず「生理的な欲求」を求め、それが満たされると次に「安全の欲求」を求める・・・というように、欲求には階層があるという説です。

生理的な欲求とは例えば食事をするとか、排せつをするとか、そういうことですね。
生きるために必要な食事や睡眠が十分にとれない場合、安全は二の次になるわけです。

ご飯食べられないヤツは漫画買えない=あたりまえ

「娯楽品を買う」というのがどの階層になるのかはわかりませんが、少なくとも第一層「生理的な欲求」でないことは確かです。
なので、まずは物価のあがった食料品やら寝床やらを確保するのが先なんですね。

それが出来た人から税金やら年金やらを払えるようになります。

・・・で!
そのあとでも潤沢なお金がある状態になると・・・自然と無駄遣いをするようになるんですよ。

たとえばお金がない時にはどんなにオンボロの服だって我慢できます。
寒さを凌げればいいし、外に出る時に裸じゃなければとりあえずいい・・・って思えるから。

でも、お金を持ちだした途端に「服がオンボロであること」が急に恥ずかしいと感じ始めるんですね。
そこで買い物に行くと・・・出ちゃうんですよ。あれが。ドーパミンが。

いや、オキシトシンかな・・・。

買い物をするということ自体が快楽になるので、次々にものが欲しくなります。
しかも店員さんからいい接客を受けたりすると、今度は「認められたい!」っていう承認欲求なんかも出てきたりしてもう大変。

外食だってマックやサイゼを卒業することになるし、行く頻度もあがるでしょう。

つまり・・・お金がなかったら我慢できることでも、お金があると使ってしまうというわけです。

違法アップロードサイトなんて目じゃない

で、そういう状態になったら違法アップロードサイトなんて目じゃないんですよ。
だってその時にはもう「違法サイトから無料で漫画を読んでる」ってこと自体を恥ずかしいと思い始めているわけですから。

※違法だと気づいてない人はそもそもアレだけど。

現に僕の友人でも、お金を持っている人ほど「聴くかわかんないけど、とりあえずCD買っておいた」みたいな感覚で買い物してますからね。

もちろん中には究極のミニマリストで「家に物が増えるのが嫌だから買い物をしない」という人や、「とにかく貯金が趣味」という人もいると思いますが、この人たちはそもそも違法サイトがあってもなくてもお金を使わないので関係ないんです。

要は「お金があれば使いたいのに、現状は生活するので精一杯」という人たちがいるという現実に目を向けないといけないのではないか・・・ということです。

違法アップロードサイトがなくなったら漫画やCDが売れるのか

さて、ここまで仮定のまま話を進めてきていますが、まとめも仮定(~だと思う)で行きますよ!

現在、一定数の漫画家さんやミュージシャンの方たちが、違法アップロードサイトを無くすように呼び掛けています。
でも果たして違法アップロードサイトがなくなったら漫画やCDが売れるようになるんでしょうか??

僕は決してそんなことないと思うんですね。
たぶん、取り締まりが強化されて、そういった違法サイトがなくなったら・・・きっと違う形での”無料で楽しめる娯楽”を求めるだけだろう、と。

もちろん違法アップロードサイトの存在は少なからず迷惑ですし、正しくないことです。
なのでなくなるに越したことはない。

でも、漫画やCDが売れないってことをそのせいばかりにしてたら・・・時代に取り残されていっちゃう気がします。

アイドルの商法は既に先を行ってるよね

そこで思い浮かぶのが、某アイドルの握手会チケット商法です。
あれって音楽、CDっていうツールを使っていますけど、購入者は決してその音楽が欲しいわけではないですよね。

ということはそのアイドルの曲が違法にアップロードされたところで屁でもないんですよ。

このやり方って、「現状においてもアーティストがしっかりと生き残れる道」というのを示してくれているのではないでしょうか。

たぶんなんですけど、今の出版業界とか音楽、テレビとかの在り方(特にマネタイズの方法)って、ずっと昔に作られたまんまなんじゃないかと思うんです。
時代が変わっているのに、お金を生み出す方法だけ昔のまま・・・なんてやってたら、そりゃ置いて行かれますよね。

たとえばGANMA!というコミックアプリはすでに広告で収益を得るという方法をとっているそうです。
そのため、常に全話無料で読めるのに、ちゃんと所属している作者さんたちにはお金が還元されるというわけ。すごい。

これは少なからず「漫画と読者の新しいあり方」と言えるのかもしれません。

おわりに

というわけで、人々が漫画やCDを買わなくなってしまった理由についてでした。
全編にわたって僕の体験談と偏見に寄っているので・・・「こういう考えのヤツもいるんだな」ぐらいに思って貰えたら幸いです。

本音を言えば、個人的にはやっぱり「モラルに訴えてどうにかなる優しい世界」であってほしいですけどね。
でもまぁ、それは難しいんだろうなぁ・・・。

だからこそ業界の改革は絶対に必要なんだろうと思わせられます。

さて、最後に。

もしも仮に、僕らが違法にアップロードされた漫画を読んでしまった場合、作者先生や出版社に「面白かったです!」と伝えるのはアリでしょう。
自分たちが手掛けた作品を「面白かった」と言われて嫌な気持ちになる人はいないと思うからです。

ただ、それを「無料の漫〇村で観ました」とか言うのはナンセンスです。(・・・もう観れなくなったんだっけ??)
ウソでもいいからそこは「買いました」って言わないと。

それでウソをつくことに良心が痛むのなら、お金が出来た時にでもその先生の作品を買ってあげてください。
そうしたら多少の罪滅ぼしにはなるのではないか・・・なんて思います。

スポンサーリンク
この記事が少しでもお役に立てたらシェアして頂けると嬉しいです。

  こちらの記事もおすすめ