これから赤ちゃんが生まれてくる新米パパに知っておいて欲しい3つのこと。
2019/12/12
これからパパになっていく人に、
ようやく息子が1歳半を迎えた僕が先輩ヅラしていくつか言っておきたい事があります。
奥さんの妊娠が発覚して、嬉しいやら不安やら・・
でも新しい人生が始まるという期待で毎日がワクワクだと思います。
赤ちゃんが生まれると、まさしくあなたの「第二の人生」がスタートするわけで、
その日からはその日までとは全くと言っていいほど違った世界になってしまうことも。
そんな新しい人生に対して、まだまだ新米の僕から3つだけアドバイスがあります。
これから赤ちゃんが生まれてくるパパさんに3つだけ知っておいて欲しいこと
最初の1ヶ月は天国と地獄を同時に味わう
奥さんが出産というすごい体験をし、ようやく赤ちゃんと対面。
これまでの長い妊娠期間を支えてきたパパにだって、その瞬間はまさに天国と言えます。
正直、あんな猿みたいな赤ちゃんがあんなに可愛く愛おしく感じるとは思いませんでした。
赤ちゃんとママが退院してきた日から、1ヶ月近くは地獄が続きます。
赤ちゃんは基本的に2時間おきにおっぱいを欲しがって泣くので、夜中にしっかりと寝る事ができません。
奥さんも次第にやつれていきますし、それまでの自由な生活から一転してしまう事からも「生まれてこなければ・・」なんて後悔する日もあるかもしれない。
しかも泣いてない時はだいたい寝ているか、
起きていたとしても目が見えませんから、何の反応もない。つまらない。
唯一手のひらに指を添えると「ギュッ」と握り返してくれるので、その時だけは「我が息子よ・・」と感じられる瞬間です。
奥さんは一足先にママになっている
僕らパパは奥さんと赤ちゃんが退院してきて初めてパパとしての生活がスタートするわけですが、
実はあなたの奥さんは、もう10ヶ月も前からママになっています。
僕と妻はしばらくそのギャップを埋められなくてしばしば揉めてしまいました。
今までずっと二人で生活してきたから、二人は同級生みたいな立場だったのに、
この10ヶ月の間で10ヶ月分の先輩になっちゃってるんですよ。
だから子供への愛情も接し方も覚悟も、断然奥さんの方が上。
でも大丈夫。
1ヶ月もすれば絶対パパとしての感情が芽生えてきます。
奥さんは納得しないかもしれないけれど、僕らパパがパパになれるのは子供と対面してからなんだから、
そこは仕方ないと割りきってもらうしかありません。
子供は思っている以上に赤ちゃん
僕は生まれてくる前に、「こうやって言葉を教えて、こうやって本を読んであげて・・」みたいな妄想をよくしていました。
でも、あなたが想像する以上に、生まれてきた子供は赤ちゃんです。
言葉がわからないのは当然として、その言葉を学習しようという意欲だってまだないし、
本を読んであげたって言葉がわからないんだからコミュニケーションは取れません。
うちの場合は1歳半になってやっと、一言二言のコミュニケーションが取れるようになったかな、って程度。
それだって個人差があるそうなので、何とも言えません。
うんちだって毎日するくせに自分でトイレには行けないし、
本当に何一つ自分で自分のことをできない存在です。
とはいえ、日々確実に成長していきますから、
ゆっくりゆっくり見守って上げる必要があるんです。
おわりに
他にもミルクを嫌がったり、離乳食を食べるようになったら急激にうんちが臭くなったり、
あげれば切りがないほど手がかかります。
でも、子供が生まれた日からあなたにとっては第二の人生が始まります。
そしてその人生の主役は間違いなくあなたなんだけれど、その主役の配役は「子供を第一に考える人」という、自分が主体でない存在になるんです。
だからといって、それは窮屈なだけではありません。
確実に視野は広がるし、なんだか自分がレベルアップしたような気持ちにもなります。
そして単純に、自分が愛する人間が一人増えるわけですからね。
というわけで、今ワクワクしているような素晴らしい事ばかりではないけれど、
めげずに頑張ろうね!っていうお話でした。
追記
ちなみに先日、物凄い腹下りを起こしまして、
トイレで腹痛の波と2時間近く格闘しました。
この時に妻の陣痛を思い出し、
「こんなのと一晩中戦ってたのか・・・」と思うとゾッとしました。
ママは偉大です。マジリスペクト。
2019/12/12