アメトーーク!「だから嫌いなんだ発表会」のオードリー若林による「40歳過ぎたら夢を語るな」が胸を貫いた件
2020/05/04
先日アメトーーク!でオードリーの若林さんが
「40歳過ぎたヤツが夢を語るな」
という辛辣な事を話していました。
若林さんは40歳前に夢を叶える事が出来たからこそ、そういう想いになれるのであって、
あの発言が立ち直れないぐらいのダメージになった人も少なくないのではないかと思います。
実際、40歳過ぎてから夢を語ってはいけないなんて事はなく、
いくらでも夢を叶えて行っている人はいます。
なので、あんな言葉ぐらいで落ち込む必要はない。
だけど、僕はその後に付け加えられた一言に心を揺さぶられました。
これだけは流してはいけないなと思ったんです。
その一言とはこれです。
「あいつら、トークライブもやってないくせに」
夢を語るなら、夢に向かって行動しなければダメ。
これ、他の仕事でも当てはまると思うんですよ。
たとえば、プロのミュージシャンになりたいって人がいて、
「毎日バイトが忙しくて曲も作れないし、ライブのお誘いがあっても出られない」
なんて言ってる人は、もう絶対プロとして成功しないだろうなって思うんです。
漫画家もそう。
「面白い漫画の構想はあるんだけど、書く暇ないし、出版社になんて持ち込んでない」
みたいな人の作品を、誰がどこで知ればいいんだろう?みたいな。
僕の友人でアフィリエイターになりたい人がいて、
彼は「どうしたらなれるの?」みたいな情報はすごく集めるんですが、
サイトをただの1つも作りやしない。
どうしてウェブサイトを1つも持っていない人がアフィリエイターとして成功できるのか?って話です。
いきなりフルマラソンを走れる方が稀
すごく陳腐な話になりますが、夢をかなえる為に貯めなければいけないポイントみたいなのがあるんじゃないかと思うんです。
で、それはその人その人にとって貯めやすい方法とか、貯めやすい職種があって、
そのポイントが「100ポイント貯まったら夢が叶う」のだとしたら、なんとなくイメージしやすいかと。
例えば若林さんは1回のライブで1ポイント貯まるけれど、他の売れない芸人さんたちは1回のライブで0.1ポイントずつしか貯まらないみたいな感じ。
でも若林さんは「作家になる」という夢だったら1作品書いて0.1ポイントずつしか貯まらないのかもしれない、みたいな。
で、そのポイントが急に100ポイント貯まるなんて事はありえないわけです。
マラソンで考えるとわかりやすいと思うんですが、
42.195㎞を効率的に走る為の理論をたくさん知識として貯め込んでも、いきなりフルマラソンは走れないはずです。
毎日こつこつ、1㎞からジョギングして、5㎞、10㎞・・・と増やしていく事でハーフマラソンが走れるようになって、フルマラソンに繋がるわけじゃないですか。
僕はお笑いさんが売れる過程について知っているわけじゃないけれど、
舞台に立つ回数が多い人、人前で話す回数が多い人ほど、上手にその場の空気を作ったり、笑いを取ったりする事ができるんじゃないかと思うんです。
おわりに
僕は若林さんと言う人をテレビを通じてでしか知らないから、
あの発言に愛があったのか、受け手の芸人さんたちがどう感じたのかまではよく知りません。
でも少なくとも、「トークライブを回数重ねた末の今の地位だぞ」というのはわかりました。
そういやダウンタウンの松本さんも以前にそんなような話をしてましたね。
彼の場合はもうちょっと若い年齢の芸人についてのダメ出しだったと思います。
発言に裏の真意があるかどうかはわからないので何とも言えませんが、
そういう事に気づいて行動出来た人からこうやって成功するんだよ、っていうお手本なのかもしれないですね。
2020/05/04