GreenLightのチェースカー「GREEN MACHINE」についての考察
3インチミニカーコレクターなら知らない人はいないブランド「GreenLight」。
記事執筆時点では主に「トイザらスにおいてある、ちょっと高いミニカー」って感じのアイテムです。
GreenLightは比較的新しいミニカーブランドで、2000年代初頭にアメリカで誕生しました。
各テーマごとにセグメント展開されており、現在は各セグメントでだいたい6種程度を1シリーズとしたラインナップとなっています。
ミニカーのスケールも1/18~1/64まで用意されているようですが、日本でよく見かけるのが1/64=だいたい3インチのラインですね。
これが定価1,300円、実売800~900円ぐらい・・・といった感じで売られています。
・・・さて!
昨今のミニカー業界ではCHASE CAR・・・つまり、いわゆるレアものが設定されていることが多いです。
トミカの初回版、ホットウィールのトレジャーハント、ジョニーライトニングのホワイトライトニングにAuto Worldのルビーレッド・・・などなど。
当然GreenLightにもチェースカーが存在していました。
その名は「GREEN MACHINE」・・・まぁ、ご存知ですよね!?w
ただこのGREEN MACHINE・・・なんともキナ臭いというか、、、イマイチみんな「なんとなく」しか理解してないのではないでしょうか・・・。
なんでもかんでも緑のマシーンを見つけたら「あっ、グリーンマシーンだ!!」ってなってない!?
というわけで・・・グリーンマシーンについて最近リリースされたシリーズから少し考察してみました。
グリーン・マシーンの特徴
グリーン・マシーンはその名のとおり、マシンの一部がグリーンで仕上げられているチェースカーです。
基本形はこの写真のようにホイールが緑になっているもの。
これはALL-TERRAINというシリーズにラインナップされていたFORD F-100で、メーカーの公式画像によると本来のホイールカラーは白であることがわかります。
グリーンライトというブランド名だけに、緑色をチェイスカラーにしているわけですね。
また、ホイールだけでなく底面もこんな感じでグリーンになっているというのが探す際の目安になると思います。
一説によると混入率はたったの2%とのこと。
・・・なのですが、知名度のせいか、コレクター数の少なさゆえか、僕はなにげにホットウィールのスーパートレジャーハントよりも遭遇しているんですよ。
そのため混入率はもっと高いんじゃないかなぁ~・・・と思ったり。
※いずれにしろメーカーから公式の発表があるわけではないので不明。
また、そういう状況のせいかはわかりませんが、他ブランドのチェースカーに比べても安価に取引されている印象がありますね~。
物によっては1,500円とかでも買い手がつかなかったりしている模様。(あくまで記事執筆時点での話)
定価1,300円のアイテムが1,500円でも買い手が付かないのであれば・・・レアものとしての価値は低いと言わざるを得ないかもしれません。。。
※逆に狙っている人にしてみたら今がチャンスですね!!
グリーンマシーンのバリエーション
さて・・・僕はもう一つ、こんな感じのグリーンマシーンも入手することができました。
これはボディが全部緑で仕上げられているタイプのグリーンマシーンです。
このハコスカがラインナップされていたのはTOKYO TORQUEというセグメントのシリーズ4だったのですが、公式画像によると本来はボディが白になってますよね。
グリーンマシーンは公式に掲載されないようになっているっぽいので、「公式画像にあればノーマル、なければグリーンマシーン」という判別方法もありそうです。
ちなみにこっちのグリーンマシーンは、底面が普通のシルバーカラーで仕上げられていました。
うーん、ややこしい。
毎回「グリーンマシーンかどうか」を公式で確認しなければならないというのも手間です。。。
※ホットウィールぐらいにパッと見ただけで判断できる違いがあればいいんですけどね~。
それ、本当にグリーンマシーン?
さて・・・ここからがある意味本題。
ebayとかを見てると、「とりあえず緑色のマシンだし、グリーンマシーンって書いておけばよくね?」みたいなのを見かける気がするんですよ。
たとえばこれ・・・
さきほどのTOKYO TORQUE SERIES 4にラインナップされていた1969 DATSUN 510です。
これがGREEN MACHINEとして売られており、ebayでは$30近い価格で取引されていたんですね。
ほんでノーマルとして出てたのがこれ。
・・・うーん、まぁ・・・たしかにGREEN MACHINEの方が緑か。うん、緑だな。
ではもう一つ。
僕が先日トイザらスで見つけて「おおっ・・・発見!!!」となった、これ。
Hobby Shopなるシリーズにラインナップされていた510ブル。
どうですかこれ・・・全身緑色だし、ドライバーも緑だし。
なんだったら(写真は忘れたけど)ヘッドライトまで緑だったんですよ・・・!
こんなの絶対グリーンマシーンじゃんね!?
・・・と思ったら、、、
これもんですよ。
公式で用意されていた画像に、しっかり同じカラーリングのアイテムとしてラインナップされている、っていう。
レギュラー品だったんかーーーい!!!!
ちなみにそのグリーンマシーンも存在していて・・・こっちはホイールまで緑に。。。
これはわかりやすいけど、なんかわかりにくいぞ・・・!!!!
・・・とまぁ、こんな感じで「本当にグリーンマシーンなの?どうなの?」ってのが怪しいアイテムというのも存在しているということなのでした。
もしかしたらこういうわかりづらさみたいなのがまたグリーンマシーンの人気を低くしている原因なのかな・・・?
1シリーズにどんだけ用意されてんの?問題
最後にもう一つ。
普通こういうのって、1つのシリーズに1つだけレアものがある・・・みたいな感じじゃないですか。
アオシマのグラチャンだって、1シリーズにおけるシークレットは1種ですよね?
でもグリーンマシーンって・・・下手したらシリーズ内の全車種に用意されてる可能性があるんですよ。
ためしに先ほどのTOKYO TORQUE SERIES 4で調べてみたところ・・・
これもあったし、
これもそうでしょ。
これもそうですね・・・
んでこれも・・・やややっぱり全車種あったーーーーー!!!!!!!
こうなってくると先に述べた「2%の混入率」というのが、いったいどこに掛かってくる数字なのかも気になってきますね。
全体に対しての2%なのか、1種あたり2%ずつ含まれているのか・・・。
そしてそして・・・「1シリーズ全てのグリーンマシーンを揃える」という新たな目標が設定できてしまいそうです。。。
おわりに
というわけで、気になるGREEN MACHINEについての考察でした。
こうなったらとりあえずこれまでに出た全シリーズのグリーンマシーンをまとめたくなりますね。
・・・グリーンライトWikiとかないのかよ・・・。
僕は特にグリーンライトコレクターというわけではないですが・・・グリーンマシーンは今後も見かけたら買っていっちゃうと思います。
そこから始まるコレクター人生もある、ってことで!