ドキュメンタルシーズン7を観た感想。とにかく優勝者の手数がすごかった過去最高シーズンだったかも。
2020/05/12
ドキュメンタルの最新シーズン、「シーズン7」をようやく拝見しました。
いやー・・・今回はシリーズ史上一番面白い作品でしたね!!
どうもドキュメンタルってエピソードが進むにつれて”尻つぼみ”になってしまう感があったんですが、シーズン7は最終エピソードの最後の最後までしっかりと笑って観られた感じで良かったです。
これはシーズン途中で離れていってしまった友人知人にも、もう一度オススメしたくなりましたよ・・・!!
というわけで、そんなドキュメンタルシーズン7の感想を書いていきたいと思います。
※詳細なネタバレをするつもりはありませんが、以下の記事で「優勝者」について触れてしまうので・・・未視聴の方で結果が気になっている方はここで回れ右です。
また、プライム会員になってない方も体験の入会で観られますのでオススメですぞ!
過去最高の作品だった(と思う)シーズン7
ドキュメンタルはダウンタウンの松っちゃんがプロデュースするAmazonプライムのオリジナルコンテンツです。
僕も過去のシリーズは全て観ていて、何度か感想を(このブログで)書かせてもらいました。
選ばれた10人の芸人さんたちが、参加費100万円を手に、優勝賞金1,000万円を目指して他の参加者を蹴散らして(笑わせて)いくというもの。
芸人さんたちは1つの部屋に6時間軟禁されて、みんなが笑わないようにしているという異常な状態の中で面白いことを続けていかなければならないという・・・なんとも過酷な企画です。
そういうシチュエーションにあるため、どうしても最初の1~2時間は面白いものの・・・後半になってくるとダレてくる、というのがこれまでのシリーズに共通していました。
そのため回を重ねる毎に「ドキュメンタル・・・最初の期待値を超えられないんだよなぁ・・・」みたいなことを感じた僕の周りの視聴者は離れていくことになっていたのです。
まぁ・・・6時間も「基本的に笑わない人」を相手に面白いことをし続けるわけですから・・・芸人さんたちも次第に「何が面白いのか?」というのがわからなくなっていくんでしょうね。
それが!
冒頭でも書いたとおり今回はすごかった。
シーズン7の参加者
シーズン7の参加者は以下10名。
- 雨上がり決死隊 宮迫博之
- たむらけんじ
- ハリウッドザコシショウ
- 小籔千豊
- フットボールアワー 後藤輝基
- 東京ダイナマイト ハチミツ二郎
- ザブングル 加藤歩
- 千鳥 ノブ
- トム・ブラウン みちお
- 霜降り明星 せいや
本当に毎回そうそうたる顔ぶれなんですよね。
もう面白くないわけがないというか。
・・・それなのにエピソードの後半になるにつれてつまらなくなっていくんだから本当に不思議。
マジで極限状態で戦っているんだろうなと思わせられます。
優勝者は圧倒的だった(ネタバレあり)
今回のシリーズ7では、結果的に10人中3人は最後の最後まで生き残ったんです。
なので「笑わなかったものが勝ち」というルールに付け加えて、「相手をより笑わせた人が勝ち」というのがしっかりと適用されて優勝者が決まりました。
その優勝者は(ネタバレになりますよー)ザコシさんだったんですが、もう圧倒的だったんです。
誰が見ても「これはザコシでしょう!」と思っただろうなってぐらい凄かった。
僕がもうほんと、腹がよじれるぐらい笑ったのはエピソード2の後半でザコシさんが用意してた映像です。
それと同じものではないんですが、同じコンセプトで作られたヤツが公式にYoutubeに上げられていました。
これね・・・。
もう気が狂ったとしか思えないような動画なんですけど、作中でせいやさんが「なんでみんな笑わないんすか!」って言っていたのに本当に共感できました。
サブリミナル効果、”イージータイプ”なんだって!
いやー・・・どうなんだろう?
いきなりこれだけ見せられても、やっぱり「なにこれ・・・」ってなっちゃうもんなのかなw
あの場の雰囲気とか、あとは「サブリミナルがワイプになってるやん」みたいなツッコミとかがあったから面白かったのかなぁ・・・。
とにかくこれだけじゃなくて本当にザコシさんの勢いがすごかったなと。
手数の多さと、いかに準備してきたかが勝敗を決めた?
で今回ザコシさんの圧倒的な強さを観てて感じたことなんですけど、ものすごくいろいろと準備をしてきていたわけですよ。
小道具的な部分で。
もちろん他の芸人さんたちもいろいろ用意してきてはいるんですが、なんかその場に賭ける意気込みが違うというか。
とにかくあれもこれもやって笑わせてやろう!っていう感じが伝わってくる感じでした。
さらには脱落する時に「何もできんかったー」とかいう芸人さんが多い中、圧倒的な手数で攻めてるんです。
※本編は編集されてるので、もしかしたらザコシさんが一番手数を出したように演出されている可能性もありますけど・・・まぁ本当に番組の半分ぐらいはザコシさんの”おふざけ”を観てたんじゃないかなぁw
手数の多さでいうとザブングルの加藤さんもすごかったんですけど・・・やっぱり「準備」の面においてザコシさんが一歩リードしてたのかな?と思いました。
「引かせて面白い」みたいなのはもう古いのかも
逆に・・・これまでのシリーズを通して考えてみても、僕的にも会場的にもハマってなかったのって「引いちゃうことをやる」っていうことかなと。
確かに僕も一時期はそういうのが面白い時があったんですよ。
たとえば友達が急に道の真ん中で寝っ転がったりして、そういうありえない行動に笑っちゃう・・・みたいな。
でもなんか、今はもう時代が違うのかなー・・・と。
だから考え無しに陰部を露出するとか、あの場でいきなり放尿するとかは・・・今回は無くて良かったです。(これも演出上なかっただけなのかもしれないけど!)
おわりに
というわけで、素人視聴者目線でのドキュメンタルシーズン7の感想でした。
まぁ僕なんかがつらつら書いてどうこうってことはないと思うので、もうみんなとにかく観たらいいよ!マジで。
観なかったら絶対に面白くないけど、観たら面白いかもしれないわけだし!
面白くて笑えたら人生がちょっと楽しくなるものね。
本当に毎日笑わせてくれてる芸人さんには感謝感謝です。
さーて・・・今までは惰性で観てたドキュメンタル・・・次のシーズンがまた楽しみになってきたぞ!!!
追記
ついでに「メキシコ版ドキュメンタル」も公開されてたので1話だけ観ましたが・・・全然入りこめず、途中で見るのをやめちゃいました。
やっぱり「笑い」って、基本となるプラットフォームというか・・・知識の共有?が欠かせないわけで、、、
メキシコの人たちが普段どんなことが面白くって、どんな常識がベースにあるのかを知らない僕ら日本人には、彼らが「ウンコ!ウンコ!」って言ってるのを文字で追っても全く感情移入できないんだろうなと。
日本のお笑いだって若い子が面白いっていうネタと、僕世代(アラフォー)ぐらいの人たちが面白いって思うネタと、僕のお母さん世代が面白いって思うネタは全部別々だと思うんですよ。
例えばうちの息子は「ファストフードコント」みたいなのって全然ハマらないんです。
なぜならファストフードで自力で買い物をしたことがないから、そのシチュエーションがどんなもので、なにが可笑しいのか?というのが理解できないわけ。
だから僕も、自分の母親が未だにゲラゲラ笑う「アダモちゃん」の何がおかしいのか・・・全然わからんのです。
ただ、そんな中でも今回のザコシさんがやった”おふざけ”の数々は息子も大爆笑していたので・・・やっぱりすごかったんだろうなぁw
2020/05/12