なぜ否定的な意見をすると優位に立てる(ような気がする)のか?
よく、映画やら飲食店やらのレビューで「つまらん」「不味い」などという言葉を並びたてて批判している意見を見かけます。
その辺は個人の感想なので、賛否両論は仕方ないと思うのですが。
ただ、なんとなく「否定的な意見を言ってる側」の方が優位に立っているような気になりません??
・・・偉そう、っていうかw
僕は常々それが疑問でして。
感想のぶつけ合いなんだったらあくまで同等だと思うんですけど、なぜか否定的なことを言っている方が正しいかのような、そういう空気になってしまうじゃないですか。
それがすごい気持ち悪いなと思ってて。(という否定的な意見)
このメカニズム?みたいなのを考えてみました。
「おまえ、このレベルで満足なのかよ」という蔑み
考えて即答えが出たんですけども、この小見出しのとおり。
おそらく否定的な意見っていうのは「おまえ、このレベルで満足なのかよ」っていう蔑みなんですよね。
たとえば映画でいえば「おもしろかった!」「最高です!!」っていう人に対して「いやいや・・・こんなんで満足してんの?ブフォwww 世の中にはもっと面白い映画ありますけどww」みたいな。
飲食店でもそうです。
僕なんかビッグマックがめちゃくちゃ美味しいと思ってるんですけど、グルメバーガーラバーからは見下されてる気がするんですよ。(被害妄想)
まぁいわゆる「マウント」ってヤツなんですけども。
相手を否定するということは、それだけで「ワイの方が上ですんで」っていう姿勢を取れる、と。そういうわけなんですな。
否定するのってすっげー簡単
でもねー・・・。
これ、僕の友人がもう何年も前に言ってたことなんですけど、
否定する意見って、なんか見ててつまんないじゃん。
あんなの誰にでもできるし、簡単なんだよ
って。
本当にその通りなんですよね、、、
僕もブログとかやるようになってからなるべく気を付けるようにしてますけど・・・否定的なことを言うのは本当に簡単なんです。
だからすぐそこに逃げたくなるというか、、、他者を否定してれば記事一つすぐに書けますからねw
むしろ何が難しいって、一見すると特に褒めるような部分もないようなものの中からいかに輝くSomethingを見つけられるか!?ってところで。
なので、映画だろうと音楽だろうと漫画だろうとフードだろうと・・・本来はそれを「すごいすごい!!」って騒げている人が一番スゴイんですよ。
したり顔で「こんなんすごくねーから。もっとすごいのあるから。」とか言ってる方は決して優位でも偉くもないんです。
おわりに
まぁー・・・男ですから?
やっぱり自分が勝てるジャンルだけでもいいから他人より優位に立ちたい!っていう本能はね、どうしてもありますよね。
実はこのブログを始める何年も前の話なんですけど、フリーのレンタルブログサイトでチマチマとモバゲーの記事を書いてたことがありまして。
覚えたての言葉を使って「マクロ的にいうと~」みたいなことを綴ったんですよ。
そしたら「マクロ的ってなんだよ。知ったかぶりしてると頭の悪さが知れるよ。」みたいなコメントを貰ってw
その時は当事者だったのでちょっと落ち込んだっていうか、それが唯一の正しい意見かのような気がしてしまってブログを全消ししたんすよね。
まぁ確かに知ったかぶりした僕も悪いんですけどw
でも、冷静に第三者としてそういうイキったマウント勢を見ると、全然優位に立ってないっていうか・・・。
逆に周りのみんなは冷ややかな目で見てるんだよな。
なのでもし誰かに否定されて自分が劣勢になったと感じても、気にすることはないんや。
ワイもなるべく気を付けますね。
おじさんからは以上です。