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AIR JORDAN BIBLE(BOON特別編集)を観たら、懐かしすぎて胸熱な30代中盤男子。

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      2023/08/08

先日立ち寄った本屋で、AIR JORDAN BIBLEというムックを見つけました。

本を手に取って中を見ると、中学生時代に部活動でバスケをやっていた時の記憶がよみがえってきました。

といっても僕はバスケそのものより、バッシュに興味がある方だったのでバスケットボール自体はてんでからっきしでしたがw

当時の僕らのバイブルの1つに「BOON」という雑誌がありました。
そのBOONの出版社である祥伝社が刊行したムックだっていうんだから、胸が熱くならないわけがありません!!

AJとの思い出

僕みたいに30代中後半の人たちは、スラムダンクの影響でバスケを始めた人が多いと思います。

それまで野球部が一大人気部活でしたが、スラムダンクの登場で野球とバスケが人気を二分し、その後緩やかに人気はサッカーに流れていった・・・そんなイメージです。
※テニスやバレーは常に一定の人気がある感じ。

そのスラムダンクの影響でもう一つ僕ら中学生の心に憧れを植え付けたのが、当時のNBAスーパースターだったマイケル・ジョーダンだったんです。

中でもマイケル・ジョーダンのシグネチャーモデル「エア・ジョーダン(AJ)」は無茶苦茶人気でした。

僕らの時代は、勝手にエア・ジョーダンを買って履くと、先輩に妬まれてシメられるみたいな風習があったほどw

特に僕にとってはAJ V~VIIIまでがゴールデンエイジなのです。

Air Jordan V

以降のAJシリーズに比べるとちょっと無骨なデザインな気もしますが、 それでも特別な一足であることに違いないでしょう!

だって、スラムダンクの流川が履いていたモデルだものねw

僕にとってはそれだけではなく、1個上のガードの先輩が履いていたというのもすごく印象的で。
その先輩、外見は流川より「ヤス」にそっくりだったんですけど・・・ジョーダンばりに滞空時間が長かったり、ドリブルがめちゃ上手だったりして、余裕で県の選抜に選ばれたりしてました。(しかも優しい先輩だったんだよなぁ)

試合になればファンの女の子がキャーキャー言ってたりして!
その先輩と同級生でモデルをやっていた女バスの先輩の視線も奪ってたと思うんですよね。(僕の想像ですが)

まぁ、そういうわけで、バスケが好きでバスケが上手くてモテる人が履いているバッシュ=AJ5というのが僕の中学から抱いているAJ5の感想なのです。

Air Jordan VI

言わずもがな、スラムダンクの主人公・桜木花道がスポーツショップの店員さんからカツアゲ同然で買い上げたバッシュです。
僕はデザイン的にはこれが一番好き。

当時の僕らの間でも、このバッシュを欲しがる人がすごく多かったです。

・・・でも売ってなかったんだよなぁ、、当時は。
ワインレッドカラーとか欲しかったですね~。

Wikipediaによれば、ジョーダンの初優勝を支えた一足なんだとか。

そう思うとジョーダン本人にとっても思い入れの深いモデルなんじゃないでしょうか。

Air Jordan VII

当時のオリンピック(バルセロナだったかな)のドリームチームモデルとして、 ポップなカラーリング×オリンピック背番号の9が施されたモデルが印象的な一足。
AJ6の人気を受けて、僕の周りでも履いている人が一気に増えたのがこのAJ7でした。

というか僕は今でも欲しいバッシュです。

部活の副顧問だった冴えない先生が、ある日突然明らかにパチモンのAJ7を履いてきた時には部員全員が笑ったなぁ・・・。

Air Jordan VIII

当時、僕らの間ですごく人気だった、ストリート向けの「エア・レイド」というバッシュがありました。
足先からくるぶしに向かってX字に伸びたもの(・・・あれ、なんていうんだろう)をマジックテープで止めるモデルです。

これと同じ機構を持っていたのがAJ8でした。

僕らも進級して先輩になり、後輩がこれを履いてたりしていると「おい生意気だぞ」みたいに注意をするという・・・そんな思い出のあるシューズです。

僕はこれが出たらへんでバッシュから卒業してBOON等から遠ざかってしまったため、AJ9以降は全くわかりません。

AJバイブルとBOON

当時はネットなんかなかったから、僕らが情報を仕入れるには「情報通の友達に聞く」、「東京に住んでる親戚に聞く」、「雑誌を読む」ぐらいしか選択肢がありませんでした。

まだまだファッションに疎い中学生ですから、「スケーターファッションの何たるか」なんてわからないながらも、なんとなくカッコいいBOONを買っていたわけです。

で、BOONと言えばバッシュ。(というか、スケーターファッション?)
みんなバッシュの情報はバスケットボールマガジンよりもBOONを参考にしていたと思います。

今回の雑誌はそんなBOONの出版社が出していて、パラパラっと見た感じではBOONの当時の誌面が再現されていたりして懐かしさがこみ上げてきましたね~。
※あの場で買っておけばよかった

BOON自体は高校に入ってからも一度だけ買ったことがあるんですけど、そういう日に限ってたまたま出会う地元の友達に

「オメー、まだBOONなんか読んでんのかよw」

と笑われ、僕はそれが無性に恥ずかしくなり、以降は違う雑誌(主にMen’s Non-no)を買うようになったという残念な想い出がありますw

大人になった今なら、BOONも堂々と買えるんですけどね。不思議。

おわりに

時間が流れるのって、なんだか無情だなと寂しくなることが多いのですが、でもこういうものに出会えると、「もっともっと長生きして爺になって、もっといろんな世の中を見ていきたい」とも思えてきていいですね。

マイケル・ジョーダンはとっくに引退してしまったけれど、僕の心にはまだまだエア・ジョーダンが生きていたんだなー。本欲しいなー。

   

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      2023/08/08

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