ドラゴンクエスト「あるくんです」(初代)のボタン&歩数計を分解修理
たまたま立ち寄ったセカスト(2nd Street)にて、息子が図鑑で見て欲しがっていた「ドラゴンクエスト あるくんです」を発見しました。
当然息子のテンション爆上がりで、お年玉をゲットしたばかりというのもあり・・・購入することに。
これ・・・知ってます??
1998年に発売された、携帯型の育成ゲームなんです。
あの頃、こんな感じアイテムが超絶流行りましたよね。バンダイの「たまごっち」っていう。
あれ、またリバイバルしてるんでしたっけ?
この子はそんな「たまごっち・ドラゴンクエスト版」というべき便乗商品なのであります。
・・・って、25年も前の中古玩具を喜んで買う8歳児よ。。。
オトンも古いミニカー買ったりしてるから、その気持ちはわかるぜ・・・!
そんなわけで買って帰ったはいいんですが、、、ボタンが効かない、歩数計も機能しないという状態だったので・・・修理しました。
今日はそういうお話です。
修理の顛末を簡単に
付属の説明書には当然「分解しないでください」という表記がありましたが、まぁもうすでにサポートも終了しているような商品だと思いますしね・・・そこは自己責任ということで開けていきます。
まず裏の電池蓋を外して、写真のようなところまでアクセスできたら、4か所にあるネジを外します。
このネジがかなり小さいので、精密ドライバー(プラス)が必要ですね。
逆にいうとそれ一本あれば全バラしまでいける商品でした。
(特殊なネジ使ってるヤツって、それ用にドライバー買わないといけないから詰むのよね)
本体がパカッと二つに割れたら、左側にあるネジを一本外すと基板が取り外せるようになります。
基板を取り外したら正面のボタンの裏側にもアクセスできるので、そこを無水エタノールで磨いてあげればボタンの接点は復活する・・・はず!
もしボタンの効きが悪くないのなら、ここは面倒なので外さない方がいいかもです。
うちの子は前述のとおり「歩数計」の不具合があったわけですよ。
歩数計は「振り子式」というもので、基板の上側にある金色の板が上下に揺れて歩数をカウントする仕組みでした。
この振り子自体は振れるのに歩数がカウントされないので、どこかの接触が悪いのでしょう。
それであれこれ試してみたところ、ピンク色の矢印の先の部分がその下の黒い壁にぶつかる際、本来はその下にある金属板と短絡するはずが、ちょっと浮いてしまっていたという感じだったのです。
なのでそこをちょっとだけ力技でぐいっと。
振り子が振れた際に金属同士が触れ合えるようにして、元に戻してあげました。
で、元通り。
ボタンの効きも歩数計も直ってめでたしめでたし。
25年も前の携帯玩具でもしっかりまだ動くんですねえ・・・。
しかしセカストよ・・・
でまぁ、機能的にはね。動くようになったのでいいんですけども。
僕はすごく不満なところがありまして!!
それはコレ。
わかります??
この子、歩数計なのでベルトに付けて遊ぶ商品なんですけど、そのベルトフックが思いっきり割れていて、接着剤で修理された商品だったんです。
まぁ、中古なのでね?そういうこともあるとは思うんですけども。
※この商品の中古品はだいたいここが割れてるらしいぞ!w
でもさぁ・・・セカスト側の「商品状態」の欄。
「破損・リペア」のところ、「無」にチェック入ってるやん。
「※ディスプレイの黄ばみや電池蓋に傷跡があります」
じゃないんですよ!!
電池蓋、思いっきり割れてリペアされとるやん!!!
素人がチェックしたならまだしも、セカストの鑑定人がチェックしたなら絶対に「傷」じゃなくて「リペア」ってわかるはずなんですけども、、、
返品可とは言われたけども
で・・・事前にセカストの店員さんに「動かなかったりしたら対応してもらえるのか」を確認したところ、レシートを持ってくれば返金対応になると言われていたんですよ。
なのでまぁ・・・持っていけばいいだけなんだけど。
もうさぁ、息子からしてみたら「一度買ったもの」なわけじゃん。
交換してもらえるならまだしも、中古ショップなので「一品もの」なわけですよ。
・・・いまさら手放したくないよねえ。
ンモー、、、ずるいんだから!!
おわりに
そういうわけなので、ベルトフックのところは騙し騙し使っていくことになりそうです。
(遊んでたら早速折れたので、ABS接着剤でくっつけましたが、、、どうせまたすぐ折れると思います)
ま・・・すぐ飽きるだろうけどね、、、
きっとドラクエ大好きな息子にしてみたら「コレクション品の一つ」となって終わるのでしょう。
それにしても、やっぱり個人的にセカストって満足できないんだよな。
↑この時もちょっと愚痴っちゃいましたけど、、、
なんかね。
適正価格というか・・・いや、あれよ。高いのよw
リサ店なんだから、ジャンク品が安く買えるとかさぁ、思わぬヴィンテージ品があってビビるとか、こっちはそういうのを体験したいんだけども。(主観です)
今回の「あるくんです」も元々25年前に2,800円とかで売られていたものが、今回のリペア品が2,530円ですからね。
もちろん「イヤなら買わなければ良い」というだけだし、そもそも古い商品ゆえの「付加価値」みたいなのもあるとは思ってますが!
この時たまたま、僕がずっと欲しいと思っていたホットウィールも見かけまして。
いったい何がどうなったらこんな値付けになるのかなとw
・・・いくらで買い取ったんだろう??
鑑定する人が実はポンコt・・・ゲホッゲホッ!!!ゲロォ!!!