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広告ブロック機能に怯えるブロガーがディズニーやマクドナルドに学ぶこと

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      2019/12/14

アフィリエイターが売るもの、それは紛れもなく「広告」です。

アフィリエイターに出来る事は、広告を欲するユーザーを集め、
そのターゲットユーザーを広告主のサイトに誘導するところまで。

だから、商品そのものを売っているのではなく、広告を売っていると考えた方がしっくりきます。
※ニュアンスが難しいけどw

最近巷を賑わせている話題の1つに、Appleの広告ブロック機能がありました。
これを機に考え直す必要があるんじゃないか?と思う事があったので書いておこうと思いました。

※偉そうに書いてますが、アフィリエイトは全然売れてません。

 なぜ広告は邪魔なのか?邪魔じゃない広告はないのか?

mickey_donald

広告はクッソ邪魔

僕やみんなが常々感じている事があると思います。
それは、「広告って邪魔だな・・」ってことです。

アフィリエイトサイトなんかを作って広告を貼っているくせに、
他人の広告はすごく邪魔なんです。

騙しリンクでアダルトサイトに飛ばされた日なんかにはもう慌てて「閉じる」を連打します。

Google先生の頑張りもあって、こういった悪質な広告の貼り方をするサイトはどんどん取り締まられていると聞きますが、まだまだたくさん出会いますw

そういう背景があるからこそ、「広告をブロックしよう」という動きになるんだと思うんです。
つまり悪質な広告を貼っている人は自業自得ってわけ。

でもそうじゃない人からしたら、単なるとばっちりです。
「そうじゃない人」ってなんだよ!?

必要な人に届かない広告こそが悪

広告の父、デイヴィッド・オグルヴィの言葉で

「広告が邪悪になるのは、邪悪な物を広告している時だけだ」

というものがあるそうです。

僕はこの言葉を知った時、それまで心の奥でモヤモヤしていた想いが具現化した気がしました。
つまり、必要な人に届かないからこそ、広告は邪魔になるわけなんだと。

物の価値は、人によってとらえ方が違います。
全ての人にとって平等な価値を持つ物なんて存在しないはず。

あなたにとっては邪魔な広告でも、それを欲している人だって少なからず存在しているということ。

問題なのはその広告を欲している人にも欲していない人にも平等に配信されてしまう事なんです。
欲している人にだけ届くのなら、例え購入に繋がらなくとも情報が価値となるからです。

広告を邪魔なものとして配信するから悪

もう一つ問題なのが、広告を配信するメディアが「広告を邪魔なものとして配信すること」が挙げられます。

わかりやすい例で言えば、テレビ番組のCMの入れ方です。
面白そうな話題で引っ張っておいて、「続きはCMのあと!」ってやりますよね。

視聴者からしたら「CMうぜぇなあ・・」ってなるじゃないですか。

そもそもメディアって、制作する前から広告主が決まっていると思うんです。
だったら、CM込みで観られる番組内容にすればいいだけの事ではないでしょうか。

僕がよく購読している雑誌はそういう手法を使っています。
記事かと思って読んでいたら広告だった、みたいな。

いわばステマみたいなもんなんですけど、
その情報を欲するように上手に誘導されていた僕は、全く悪い気はしませんでした。

そう、つまりは広告を見せるなら上手に見せてよ!って事なんです。

ディズニーとマクドナルドに学ぶ広告

ウォルトディズニーカンパニーを成功させた、ウォルト・ディズニー。
マクドナルドを成功させた、レイ・クロック。

この2人、実は出身地が同じで年も近く、若い頃からの知り合いだったといいます。

世界的な成功をおさめた2人が同じく行っていた広告の手法がとても興味深いです。
それは、”広告込みで楽しませる”ということでした。

ディズニーは想像がつきやすいと思います。
おもちゃ会社が売りたい商品と、それを宣伝するかのような映画。

アナ雪が公開される前後ぐらいから、アナ雪グッズが町中を埋め尽くしましたし、
最近はスターウォーズ一色です。
若干やり過ぎ感は感じますが、騙しリンクのようなウザさはありません。

マクドナルドで言えば、妖怪ウォッチのカードをハッピーセットにつけること。
そしてそのCMを子供が観ているテレビ番組のCMにいれること。

番組を観ている子供からしたら、
「えっ、マクドナルドでバーガーやポテトを食べられて、さらに妖怪ウォッチのグッズまで貰えるの!?」
ってなわけです。めちゃくちゃいい情報をゲットしたわけです。

もちろんどちらも大手だから、僕ら素人がおいそれと出来るような物ではありません。
でも、そのスタンスは真似ていけるのではないでしょうか。

参考文献:おいしいハンバーガーのこわい話

おわりに

もし、広告をブロックする機能というのが、
有無を言わさず全ての広告をブロックするようなものであれば、
どんな企業だったとしても大打撃だと思います。

なぜなら僕らは普段の生活の中で、「広告からの受け身」という形でも多くの情報を得ているから。
そして情報を得る最大のツールが、今やiPhoneなどのスマホだからです。

企業のサービスや商品を知る事がなければ、僕らは新しい物に出会う機会を極端に失うのではないかと思うんです。

そうではなく「邪悪な広告をブロックする」という機能なのであれば、
アフィリエイターは邪悪ではない広告を売るという事を心掛けていけばいいのではないか、と。

そう思ったわけです。

追記

だから、もしかしたら、ちゃんと正しく売っていっているアフィリエイターの諸先輩方がテレビ番組の制作とかに関わったら、もうちょっとCMの形も変わってくるんじゃないか?なんて妄想しちゃいます。

というか、そういうサイト作り、広告配信が出来るようになったら、
それを武器に制作会社に自分を売り込む事もできそうですね。夢がひろがりんぐです。

   

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      2019/12/14

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