仕事の満足度を上げるには「できる」より「やりたい」を優先すべきかも
うちの奥様、どうやら職場で新人教育担当を任される機会があったようなのです。
でまぁ「やれと言われたらできるけど、やらなくていいならやりたくない」とか言ってて。
まぁ、そうだよなーとw
僕なんかも「できるかできないか」で言われたら、たいていの事はできちゃうんですけども。
「やりたいかやりたくないか」で考えると、たいていの事はやりたくないわけでw
実は仕事っていうのはこの軸で考えて選んでいった方が満足度が高いんじゃないかなー!?
できる・できない/やりたい・やりとうない
マトリクスにするとこうです。
縦軸が「できる」、横軸が「やりたい」。
1番選ぶべきは「できるし、やりたい」ってところですよね。
まぁ、仕事なんで「やりたい」っていうのはちょっとウソかなーとも思うんですけど・・・この辺は対価も含めて考えたらいいのかなって。
たとえば「高額報酬だからやりたい」でもいいし、「みんなから尊敬されるからやりたい」とかでもいいのかなと。
ただ、なかなかそこっていうのは狭き門というか。
みんながみんなその仕事を選べるとは限らないわけですよね。
となると、「できないし、やりたくもない」は論外として、「できるけど、やりたくない」または「できないけど、やりたい」のいずれかを選ぶ人が多いのだろうと思います。
※できないし、やりたくもない仕事を選んでしまうと自分を含めて多くの人が不幸になるのでね、、、
「できない」にもいろいろある
さて、ここで「できない」についてちょっと考えてみたいんですが。
たとえば「高所作業」なんてどうでしょう??
特に高所恐怖症でもない人だったら、高いところでの作業自体は「できる」に入るのではないでしょうか。
一方、僕のように「高所では足がすくんでしまってパニックになる」というような人であれば確実に「できない」です。
※「風俗業」とか「害虫駆除」とかも同様に考えてみてね!
あとは手に障害があって細かい作業ができない、なんて人もいますよね。
つまり、肉体的や精神的に、どうあがいても「できない」という仕事が存在しているわけですよ。
一方、能力や資格が足りないがゆえに「できない」というのもあります。
たとえば「通訳の仕事がしたいけど日本語しか話せない」とか。「小学校の先生になりたいけど資格がない」とか。
この「できない」というのが「今はできない」なのか、「一生できない」なのか。
「努力すればできる」なのか、「努力してもできない」なのか・・・。
この辺を見極めたうえでなるべく「できるけど、やりたくない」よりは「できないけど、やりたい」の仕事を選んでいけた方が満足度が高いのではないか?と僕は思うのであります。
やりたい、の解像度を高めるべし
ただし、「やりたい」の解像度が低いと、結局は不幸になっちゃうんですね。
たとえば「漫画が好きだから漫画家になりたい」っていうのは僕が小学生の頃に思っていた夢だったんですけども、大人になった今考えるとすごくふわっとしています。
まず「漫画が好き」っていうのが、漫画を読むのが好きなのか、描くのが好きなのかってところでも「漫画家」というゴールを左右してくるわけですよ。
もし「漫画を描くのが好き」だったとしても、「どんなお題でも漫画が描けることが幸せ」なのか、「自分の好きなように描いているのが好き」なのか。
前者なら商業誌の漫画家も向いているかもしれませんが、後者だったら同人作家になる方が近いと思います。
これはどっちが正解ということもなくて。
自分が何をやってクライアントの満足を勝ち取っていきたいのか?というところが「やりたい」に繋がればいいんじゃないかと。
で、その「やりたい」がクッキリハッキリしてきたら、そこから「できる・できない」って話なんでしょうねー。
おわりに
ただまぁー。
ラランドのさーやさんが就活性に「2年後には転職とかしてると思うから気張らないで」っていうメッセージを送っていた、というのを見たんですけども。
今の時代はまさにソレというか・・・転職が当たり前になってきてますのでね。
「やりたい」の解像度が低かったりズレてたりしても、それはそれで経験として積み重ねておけばいいのかな。
※やりたいと思って就いた仕事が「やりたくないこと」だった、なんてのは本当によくある話なのでね。。。
それでも1つだけおじさんと約束な。
「なんかちがうー」と思った仕事でも、辞める時にはちゃんと終わりまでやってから辞めましょう。
ある日突然職場に来なくなってそのままフェードアウト・・・みたいな人を何人も見てきましたけど、あれはマジでウンコだから。。。(そんな人と一緒にやる仕事こそ「やりたくない」ですよ!!)