気になる格安スマホPriori 4とOUKITEL U13のスペック比較

2015年末に格安スマホのPriori 3を購入して今まで使っています。

「数年使い倒してやる！！」と思っていましたが、新しいスマホへの興味が少しずつ出てきているというのが正直なところ。

まだまだ普通に使えるんですけどね。
やっぱり1年も経つと技術の進化と価格の革命が起こるわけで・・・ｗ

というわけで、ちょっと気になるスマホがあったので、Priori 3の後継機種であるPriori 4と比較してみようと思いました。
そのスマホとはOUKITEL U13です。

※2016.1.16追記：商品名及びスペックに誤りがあったので修正しました。

Priori 4とOUKITEL U13を比べてみた

格安スマホを現在使っている僕ですから、もし買い替えるとしてもいきなりハイスペックで高額なスマホを選ぶということはありえません。

でも、今と同じようなスペックでも困るわけです。

そこで同じような価格帯で買えて、スペックがあがりそうなものはないか調べたところ気になったのがこの2つです。

CPU

どちらも格安スマホに採用されるMediatekのSoCが搭載されています。

どちらも同じCortex-A53アーキテクチャのCPUなんですが、OUKITEL U13の方（MT6753）はオクタコア（8コア）でコア数がPriori 4に比べて倍になっています。

MT6753はフリーテルのSAMURAI REIに搭載されていたものですね。

スペック比較サイトによると8コアで1.5GHzの周波数となっていました。
紹介されていたGearbestのページでは1.3GHzと書かれていたので、最大クロック1.5GHzのところを1.3GHzで動かしている、みたいなところでしょうか。

いずれにせよOUKITEL U13の方がスペック高めです。

RAM

RAM・・・いわゆるメモリはPriori 4が2GB、OUKITEL U13が3GBと、数値上はOUKITELが高いですね。
実際これをどう使えるのかは実機を触ってみないとわからないと思いますが。

ちなみにPriori 3が1GBだったのを考えるとどちらにしても万々歳ですｗ

ROM・Micro SD

ストレージをROMと呼ぶのにはなかなか慣れませんが、要するにデータ保存領域です。
Priori 4は16GBなので、ピッタリPriori 3の2倍でした。

対してOUKITEL U13は64GB・・・圧勝ですね。

ただしPriori 4はMicro SDカードが128GBまで対応しているので、これをマウントすることで144GBの容量を持つマシンになるとも言えます。

OS

OSはどちらもAndroid 6.0ですが、Priori 4の方はAndroid 7.0へアップデート予定とのこと。
Priori 3は未だに6.0にすらアップデートしてくれないので羨ましい限りですｗ

OUKITELの方はおそらくアップデートないんじゃないかな。
なので7.0をいち早く体験したい場合にはPriori 4の勝ちですね。

ディスプレイ・解像度

ディスプレイサイズはPriori 4が5.0インチで、OUKITEL U13が5.5インチ。
Priori 4はギリギリ「ファブレット」と呼べるサイズなのかな・・・OUKITEL U13はiPhoneのPlusシリーズと同じサイズなのでなかなか大きいですね。

画面サイズは0.5インチ差ですが、画面解像度は1.5倍違います。
・・・でもそんなに気にならないかなぁ、これは。どうでしょう。

カメラ

Priori 4のカメラはPriori 3と同じ800万画素。
ただし、画素数が同じだからって同じカメラ性能とは限らないと思われます。

対してOUKITEL U13は1300万画素。
こちらもiPhoneクラスですね。

・・・だからって同等クラスの性能とは言えませんが。

ネットワーク・SIM

どちらもネットワーク帯域は2G,3G,4Gをサポートしています。
またWi-Fiはデュアルバンド対応。

SIMはどちらも2枚同時差しができ、Priori 4もOUKITEL U13もDSDS（デュアルシム・デュアルスタンバイ）に対応しているため、Priori 3でSIMの切り替えに悩んでいた人は「待ってました！」って感じですね。

追記：OUKITEL U13は片方に4Gまたは3GのSIMを挿すともう片方は2Gになる仕様なので、日本においてはDSDSでありながらDSDSでない、と言えるかもしれません。

さらに追記：Priori 4もスペックが更新されて「国内で使用できるのは1スロットのみ」と記載されていたのでDSDS対応ではなさそうです。

バッテリー

Priori 4はなんと4,000mAhのバッテリーを搭載しています。
Priori 3が2,100mAhだったので、約2倍。

ただ、Priori 3はバッテリーを交換することが可能だったのに対して、Priori 4は交換不可能です。

利用の目安として1300分の通話時間と書かれているので、20時間以上は通話できることになりますね。

OUKITEL U13は3,000mAhなので、容量としては少し少な目。
といってもあくまでバッテリー容量だけの話なので、これで電池持ちがどうなのかはわかりません。

Google Play

Google Playはどちらも対応。
Priori 4は国内産スマホなので当然ですが、OUKITEL U13は中華スマホです。

中華スマホはGoogle Playに対応していないものもあるそうなので、「Google Play対応」と書かれているのはありがたいですね。

その他

Priori 4はPriori 3の時にバリエーション展開していたバックパネルのカラーリングが、6色のバックカバーとして付属しています。
これ、すごいですね。
飽きたらバックカバーを取りかえればリフレッシュできるわけです。
しかもオプションで購入するとかじゃなく、付属しています。

OUKITEL U13の方はクリアカバーが最初から付属しているようです。

価格

さて、なぜこの2つの機種を比べたのかというと、価格が近しかったからです。

Priori 4は税抜14,800円。
税込だと15,984円。

さすがにPriori 3の安さには敵いませんが、格安スマホと言えますね。

対してOUKITEL U13はGearbestで$159.99。
Gearbestは独自の為替レートで2017年1月現在$1=103.88円ぐらいなので、16,620円と言った所です。

これでも十分安いですが、1月9日までフラッシュセールで$129.99で買えるので13,504円（送料込）です。
Priori 3が税込み13,824円なのを考えると、今現在はPriori 3よりも格安でこのスペックのスマホが買えることになりますね・・・。

※2017.1.16追記：現在のGearbestのレートは114円程度にあがっていますが、フラッシュセールが続いているため、14,846円で購入可能です。

[参考]OUKITEL U13 – Gearbest

おわりに

というわけで、Priori 4とOUKITEL U13を比較してみた結果でした。

スペックだけで見るとOUKITEL U13はかなりの高コスパスマホだと言えますね。
うーん、使ってみたいｗ

ただスペック表からは読み取れない部分で考えると、国内でサポートが受けられるかどうか？みたいな部分も考慮が必要です。
Gearbestからの購入は、僕の場合はちゃんとした商品がちゃんとした期間で届きましたが、トラブルになっている人も少なくありません。

そういったところも自己責任で楽しめる人向けのアイテムといったところですね。

追記：乗り換えました

結局、OUKITEL U13に乗り換えました。
Priori 3 LTEよりはかなり快適に使えていますし、かなり大画面になりました・・・！

もしPriori 3 LTEから少しアップグレードしたいと思う人にはオススメです。