正確な体温を測るには水銀式体温計と電子式体温計のどちらがいいか?
2018/12/07
先日風邪を引きまして、
普段35℃台の低体温な僕が、38℃近くまで上がり、焦りました。
我が家には体温計が二種類あって、それぞれ
電子式の「ピピピピ」って鳴るやつと、
水銀式の大人しいやつです。
僕は普段から癖で、電子式の方を使うのですが、
その時、電子式で出た体温は36.5℃。
「まぁ、平熱みたいなもんじゃん」
とか言ってたら、妻に「水銀の方でも測れ」と言われ、
測った結果、38℃だったというわけです。
なんで温度が違うのか
ほとんど時間の差もなく、同じわきの下で測ったにも関わらず、
なぜ体温に差が出てしまったのでしょうか。
それは、電子式と水銀式の計測方法の違いによるそうです。
電子式の方は、体温の上昇比率から予測して表示しているのだそう。
※平衡温予測方式の場合
【参考】デジタル体温計と水銀体温計。正確な体温はどれですか?
だから、比較的早く測れるわけなんですね。
その代わり、外気温が高く、測り始めの体温による計測器の温度上昇がすくなければ、
実際の体温よりも低く表示されてしまうということです。
それに比べて水銀式は熱によって膨張した液体が、どの目盛りに来たかで測るものなので、
10分程度の熱の変化の実測ともいえるわけです。
水銀式の場合は、測る前に必ずふって目盛りを下げておかないと正しく測れません。
実測式の電子体温計
水銀式の体温計は、そこそこ正確なのですが、
そもそも水銀が毒ということもあって、生産はどんどん減っているそうです。
ただ、子供の熱なんかを測る時には
特に赤ちゃんのうちは正しく測りたいところです。
予測式だと、ちょっと不安ですね。
かと言って、赤ちゃんが10分もわきの下に体温計を挟んでくれるはずがありませんw
そこで、実測式の電子体温計があります。
こういうのを一本置いておくのもいいですね。
うちはもう体温計が2本あるので買いませんが・・・。
2018/12/07