2015年だし、Back to the Futureで叶った未来は何なのよって話
2021/03/31
Back to the Futureが公開されて、もう30年になるんですね。
シリーズ中でも記憶に残っているのは、
やっぱりマーティがジョニー・B・グッドを弾いたシーン・・・
と言いたいところですが、PART2の未来ですよね。
僕は当時小学生でしたが、あの浮いてるスケボーにあこがれました。
当時第一次スケボーブームみたいなのが日本にも来てたと思う。
なぜか僕の家にもあった。
あのすっげー未来だったPART2が2015年なんだそうですね。
って今年じゃん!みたいな。
そこで、各メディアで「バックトゥザフューチャーの何が実現したのか」みたいなのをよくやってます。
一部紹介します。
Back to the Futureの未来と今を比べて、叶ったもの
あの未来の世界で印象的だったのは、
- 空飛ぶスケボー
- 勝手にフィットしてくれるスニーカー
- テレビのマイケルジャクソンにオーダーするピザ
- 眼鏡型のガジェット
こんな感じです。
他にもあったと思うけど、覚えてないですw
空飛ぶスケボー(ホバーボード)
空飛ぶスケボーは、実際にアメリカのHENDOという会社で開発が進んでいることがよく取り上げられています。
ただ、あの映画のように街中を普通に走っているような現実ではないので、
これは叶わなかった未来という事になります。
勝手にフィットするスニーカー
勝手にフィットしてくれるスニーカーは、当時レプリカがすごい値段で売れたという事もあり、
ナイキが今年頑張って作ってるらしいです。
これは実物を見てないから何とも言えないけれど、発売されるなら叶った未来ともいえそう。
でも実際は街中で普通に売っている、履いているというわけじゃないから、
どちらかというと企画もの。つまり、やっぱり叶わなかった未来ってことになっちゃう。
マイケルにオーダーするピザ
これは、今見ると、なんかあんまり未来感もなくて笑っちゃいますね。
ってことは、実現するまでもなく時代が追い越したってことなのかもしれません。
というのも、「やろうと思えばできるけど、やる必要なくね?」ってみんなが気づいてるから。
技術という意味では追いついているんだけど、
ぶっちゃけ、高度な発券機を作った方が早いし、
その前にネットオーダーとかが出来ちゃったし、ってとこ。
眼鏡型のガジェット
最後に眼鏡型のガジェット。
これはみんなが良く知る、GoogleGlassが実現されてます。
映画との違いは、メガネじゃなくてスマホが発達したこと。
そしてやっとウェアラブルとしての時計が認められだしてきていることです。
MicrosoftのHololensなんかが運用レベルになったらすごそうです。
叶ったものと、叶わなかったものの差
先日見たテレビで、ピザの関係者が
「調理すると大きくなる乾燥ピザは、技術的には出来るけど需要がないからやらなかった」
と言っていました。
実は、叶ったものと叶わなかったものの差はここにあるんですよね。
大人になるとよくわかるけど、需要があるものじゃなければ研究は進まないわけです。
空飛ぶスケボーは、地震に備えられるように、という大義名分で研究が進んでいます。
民間レベルまで実現できれば、遊び道具としての実現も夢じゃないでしょう。
自動で履けるスニーカーだって、実現したら売れるだろうから開発は進みます。
ただし、実用レベルではコストとの折り合いもあるだろうから、日常的に使えるようになることは難しいかもしれないです。
その代わりITは、お金の成る木だった。
携帯電話に始まり、スマホもウェアラブルも、みんなが潜在的に求めているものだった。
(もしくは、そういうマーケティングが上手だった)
だからガンガン開発が進み、未来を追い越してしまったんですね。
おわりに
他にも薄型テレビとか、タブレットとかも予想されてたんですね。
【参考】「2015年」はバックトゥザフューチャー2の年!現実はどれくらい映画に近づいた?
映画の監督だったか関係者が
「とにかく楽しい未来を描きたかった」
と言っていました。
僕は、その言葉に感動してしまいました。
人を楽しませたいって気持ちは、こんな時代だからこそ大切ですよね。
もっともっと自分も周りも楽しくなるように生きていきたいと思います。
2021/03/31