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アフィリエイターvsブロガー論争が不毛である理由

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      2018/12/07

昨日、久しぶりに高校時代の友人と飲んできました。

彼はネットビジネスやらSEOやらに精通していて、今や友人というよりは僕の師みたいな感じの人です。
そんな童貞の彼から、「アフィリエイターvsブロガー論争」みたいなものがあるという話を聞きました。

僕は普段あまりSNSを活用していないので、詳しい話はわからないんですが・・・どうやら「アフィリエイターが優れているのか、ブロガーが優れているのか」みたいな話・・・なんだとか。

優れているというか、「どっちが生き残れるのか?」みたいな話だったかな。

とにかくそんな感じの内容で、著名ブロガーさんたちが「生き残るのはブロガーでしょ」っていう結論になっているんだそうです。

・・・。

僕はこれを聞いた時に、ちょっと腑に落ちなかったというか。
なんか端的に判断は出来ないんじゃないかと思ったんですね。

というか、そんな論争をすること自体がくだらないというか・・・。

そんなお話をまとめました。

ブロガーが生き残れる?

ブロガー派の人たちの意見としては、「アフィリエイターは匿名である」という点から「ブランディングが難しい」ということになり、ブロガーに比べると生き残りづらい・・・みたいな話だったらしいです。(僕もまた聞きなので、どこまでどうなのかわからないけどw)

確かに多くのアフィリエイトサイトは「悩み」などのキーワードに特化しており、管理者が誰なのかは重要視されておらず、特にブランディングされていることはありません。

ブランディングされていないということは、ウェブサイトへのファンが付きづらく、どちらかというとキーワードで検索してきた人が数記事読んで、そこから当該商品の購入に至る・・・というプロセスを経て、読者とサイトの一連の関係がコミットするという感じなのかなと思います。

それに対してブランディングされているサイトであれば、一定のファンがついているわけですから・・・その人(ブランド)が勧める商品であればファンはほぼ迷わずに購入に至り、しかもそれを複数回繰り返せるわけですね。

そう思えば確かにブランディング出来る人たちが生き残れる・・・というのは一理あると思います。

ブロガーとひとくくりにしちゃダメでしょ

ただ、「ブロガー」ってなんでもかんでもひとくくりにはできないと思うんですよ。

たしかに著名ブロガーの方たちは自分をブランドにして売っているので、前述の通りの売り方ができるんでしょう。
例えばイケハヤさんたちが「note」を売れるのは、ブランディングの賜物だと思います。

でも、ブランディング出来ていなくたって、ブログを書いてるヤツはブロガーなんですよ。
僕のこのブログだってそう。

匿名だし、テーマもないし・・・。

要するにこれから始めようという人が「ブロガーが生き残れるならブログをやろう!」という発想になられたら、ちょっと違うんじゃないかな・・・と思ったのです。

情弱ビジネスであるうちはどちらも危うい

で・・・僕はアフィリエイターにせよブロガーにせよ、これを「情弱ビジネス」と認識している人が多いうちは、どちらも危ういだろうと思っています。

情弱ビジネスというのは、情報弱者を食い物にして利益を得るビジネスってことですね。
アフィリエイターが一部の人に嫌われている理由はここにあるんじゃないでしょうか。

現状のアフィリエイトって、「広告主がついている商品しか紹介できない」という欠点があるんですよ。
そして「広告主がついている商品」というのが必ずしも「本当に読者にとって必要なもの」ではないんです。

ぶっちゃけて(全部がそうとは言いませんが)、自分で調べることが出来る人なら・・・アフィリ商品に手を出すことって少ないと思うんですよね。
逆に情報に疎い人ほど、サイトに書いてあるコピーを信用して「その商品が欲しい!」と思ってしまう、と。

業界がこういう構造である以上は、アフィリエイトが情弱ビジネスであると思われるのは仕方ないことですし、グレーであればあるほど匿名でサイト運用する人が増えるのも当然の流れだと思います。

・・・ただこれって、著名ブロガーの方が急にしらじらしくアフィリエイト商品を紹介したり、情報弱者にnoteを使って「稼げる方法」みたいなのを売るのも同じことなんですけどね・・・。

ブロガーのアフィリンクはなぜ急に白々しくなるのか

Youtuberと芸人、どっちが優れているか?なんてナンセンスだ!

僕はですね、この話を聞いた時に「アフィリエイターかブロガーか」なんてくくりがそもそもナンセンスだと思いました。

結局はわかりやすい肩書をつけただけで、やってることは人それぞれ違うわけですし。

うーん、もっとわかりやすくいうと・・・飲食店とかで「小学生未満はおことわり」とかあるけど、「小学生未満」では子供をくくれないじゃないですか。
幼稚園児で大人しく食事が出来る子だっていれば、小学生で走り回る子だっているわけです。

なので、アフィリエイターが生き残れない、ブロガーが生き残れる・・・っていう感覚がもうおかしいよなーと。

同じく、Youtuberと芸人っていう対立もあると思うんですよ。
テレビはオワコンだとか、テレビでは出来ない面白いことをやる・・・とか言ってるけど、なんていうかそもそもフィールドがもう別なんですよね。

どんなフィールドに立ったって、そこの観客にとって面白いものを提供できた人は生き残れるだろうし、そうでない人は残れない。
それだけのことなんじゃないでしょうか。

おわりに

なので、本当に「どっちが優れているか」とか「どっちが生き残れるのか」みたいな論争があるんだとしたら、それこそが本質にたどり着いていないような気がするんですよね。

これからアフィリエイトなりブログなりを始める人が、変な固定概念を持たなければいいなぁと思った次第です。

結局のところ、稼げるのはアフィリエイターにせよブロガーにせよその他のどんな仕事にせよ、「人の役に立った人」であることに違いはないわけですし。

しっかりと人の役に立てるようなことを続けていれば、たとえば「アフィリエイトはオワコン」と呼ばれる時代が来たとしても、アフィリエイターとして生きのこれるんじゃないか・・・って気もしますしね~。
※広告主が全くいなくなったら終わるけどw

追記

余談ですが、本音を言うと、現状のアフィリエイト業界にはちょっと「どうなん?」って思う部分があります。

どうしても胡散臭い商品ってのは転がってますし、そもそもランディングページが怪しすぎるものが未だにたくさんあるんですよ。
「こんなんで本当に買うの??」って思うんだけど・・・売れてるんですよねえ・・・。

しかも酷い商品だと、「商品の定期契約」をオススメしておきながら、途中で成分を思いっきり変更しているものもあるっていう。
買った人は途中で成分が変わったことにしっかり気づいたのかなぁ・・・?

こういうことを広告主やASPが続けていれば、そりゃー自分の首絞めてるようなもんだし、将来的にアフィリがオワコンって言われるのもわかるような気はしますね。

   

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      2018/12/07

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