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自動車保険の型式別料率クラスが変わると保険料はいくら増減するのか?の考察

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      2023/08/08

今年も我が家の自動車保険の更新時期がやって参りまして。
さくっと更新して終わらせようと思ったのですが・・・

なんかすっごい保険料あがってる!!!

いや・・・実際には3,000円ぐらいしかあがってないし、そもそも軽自動車なので相当安いわけなのですが・・・。
それでも2万円台から3万円台にあがってしまったことにビックリして、ちょっと調べてみたのです。

・・・だって無事故無違反だし、契約更新で等級もあがっているので・・・普通なら保険料下がると思うでしょ??

するとどうやら「型式別料率クラス」というものが影響していたようなのです。

契約同じなのに保険料アップ??

参考までに、こちらが昨年請求された保険料です。
28,460円。

で、

これが今回の見積もり。
31,660円。

「現在のご契約を参考にしたプランです。(補償を一部変更している場合があります)」となっていますが、比べてみたところ特に変更点はありませんでした。

その差額、実に3,200円。
むぅ・・・。

下がるとばかり思っていた保険料が3,000円以上も高くなっていて・・・何かの間違いだろうと調べたわけですな。

型式別料率クラスが上がってた

無事故無違反、契約更新でも保険料が上がるケースというのは色々あるらしく・・・たとえば運転者の年齢があがるとか、走行距離が想定よりも多かったとか、そういう可能性も考慮にいれる必要があります。

・・・が!
今回の件でいうと、うちではどちらにも当てはまらなかったんですね。

唯一当てはまりそうだったのが「型式別料率クラス」でした。

これはつまるところ、その型の自動車の事故実績によって保険料の率を変えるという仕組みです。
たとえば「オラつき易い車だったら事故の可能性も増えるよね、じゃあその車に乗る人は保険料を多めに設定するね」みたいな感じで。

これが年に1回、算出機構によって見直され、多くの保険会社がこれを元に保険料を決めている・・・というわけ。

我が家のジーノちゃんでいうと・・・たしかに2020年と2021年で「搭乗者傷害保険」の料率クラスが2→3に変わっていました。

※料率クラスは1が一番低く、軽自動車の場合は3が、普通自動車の場合は17が最高となっています。

価格コムによると

軽自動車の料率クラス1と料率クラス3では約1.2倍、普通車の料率クラス1と料率クラス17では約4.3倍の差があります。

出典:料率クラスの違いにはどれだけの差がある? – 価格.com

とのことでした。

1→3で1.2倍、1→17で4.3倍ですかぁ。

ちょっと計算の仕方はわからん。。

実際の額面で比べてみた

そこで実際の額面で比較してみたところ・・・

前年 今年 差額 倍率
請求 28,460 31,660 3,200 111%
インターネット割引 2,000
継続割引 1.5% 2.0%
ペーパーレス 500
無事故割引 2,000
ゴールド割引 12%
割引前の保険料 38,104 42,047 3,943 110%

こんな感じになりました。
実際の請求額は「割引後」とのことで、オンライン見積もりを参考に割引前の金額を算出して比べています。

前年との割引後の差額は3,200円で、その倍率は約1.11倍でした。
が、割引前の差額で考えると約1.1倍。

型式別料率クラス1→3で1.2倍というのを考えると、1→2で1.1倍っていうのはなんか妥当な気がしてきます。

つまり・・・型式別料金クラスが1上がると、保険料は10%ずつ上がっていく・・・ということになりますかね!?
※ただしそれだと普通自動車の1→17で4.7倍っていうのと計算が合いませんがw

(もしかしたら軽自動車は10%ずつ、普通自動車は約23%ずつ上がるのかな!)

おわりに

ま・・・そんな感じで、よくわからない保険料の値上がり請求をどうにか自分で納得できるように計算してみた!というお話でした。

こういうのって「どういう根拠で前年と比べてこの価格になっているのか」というのを請求書に同封しないとおかしいですよね。本来は。
「そういうルールで変更になってます~」だとすごく不親切というか・・・腑に落ちない人が多いんじゃなかろうか。。。

・・・え?
お金ある人は何も気にせずポーンと支払ってるだって!?

・・・精進しまっす!!!!!

追記

今回のはあくまで自分に来た請求からの考察にすぎませんので、詳しくご存知の方がいたら教えてね!

   

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      2023/08/08

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Comment

  1. super cub より:

    う~ん、これは仕方ないですかね?

    保険料を下げるには、運転者を限定する、年齢制限を設ける、
    (これはもう実施済ですね)
    保証額を下げる、免責金額を付ける。
    保証額を下げるのは現実的では無いので、おススメしません。
    免責¥5万とか¥10万にすると、保険使うときにそれだけ自己負担が発生しますので、考え方次第かと?
    次に、ネット型通販(外資系)にする
    (これも実施済のようですね)
    最後に、農協系ですかね(共済ってヤツです)

    前年度の車種別(型式別)事故率、支払い総額によって、等級が変化するのは仕方ない事なので、ここはグッと堪えて下さいませませ。

    自動車保険って、生命保険や家の保険と違って、使う確率が高いので、フルカバーする物がおススメです。

    予断ですが年式の古い車だと、追突されて過失が無くても
    修理代が¥80万円かかっても、車の価値が¥30万しかないと¥30万しか払われませんので注意が必要です。

    • kaketayo より:

      super cubさん

      コメントありがとうございます!

      運転者の限定と年齢制限はもうとっくにw

      保険料自体が上がることはさして問題でもないのですが、それが「なぜ?」っていうのがわからないとすごく気持ちが悪いのです。
      値下げの時には全然気にならないんですけどね〜!

      ちなみに車の保険、ほとんど使ったことがないです。
      一度だけ、15年前ぐらいに玉突きの被害に合いまして、おっしゃるとおり相手方の保険会社からは20万円ぐらいしか支払われませんでした。
      車両保険には入っていなかったため、自分たちの通院代だけ保険から出たかなぁ。

      まぁ・・・人身事故を起こしてしまった時や、自分たちが怪我をしてしまった時のために入ってるような感覚ですね!
      何もないに越したことはないけれど、いつ何があるかわかりませんし、、、

      • super cub より:

        すんません 
        >「なぜ?」って、保険会社にすると儲からないからなんです。
        車種別にロスレシオ(事故率)が出てて、この車種は事故率が高いから保険料をUPしましょう!って感じです、車両保険の方がもっと顕著に数字が変わるはずです。

        火災保険等は再保険と言って、kaketayoさんが加入している火災保険を他社や外国の保険会社に保険商品として売っています、そうしないと3.11の東日本大震災の時などは莫大な保険金支払いが出来なかったかも?

        • kaketayo より:

          super cubさん

          僕が疑問なのは「なぜ価格があがっている理由を明記しないのか??」というところなのです。

          たとえば飲食店とかだったら「食材価格高騰のため」とか言い訳することで顧客も溜飲が下がると思うんですよね。
          まぁ車に乗る人にとっては暗黙の了解なのかもしれませんが・・・一言「料率クラスが上がったので」と書いておいてくれたらスッと納得できたような??

          料率クラスの仕組みについては理解しておりマッス!!

          >再保険

          ほうほう・・・そういう仕組みもあるんですね。
          てっきり保険会社って集めた資金で投資運用などしてどうにかしているとばかり思ってました。

          ん?
          でも火災保険を別のところに販売したところで結局莫大な支払いからは逃れられないような気が・・・?w