一芸に長けるより多才より、コミュニケーションを苦手と思わないことの方が大切

友人のお婆ちゃんが90歳を過ぎてから新たなコミュニティに参加したと聞きまして。
アクティブやなー！と感心しました。

僕だったら無理・・・っていうか、今でも新しいコミュニティって苦手なんすよ。
なんだろうなぁ・・・「できない」っていうわけじゃないんだけど。

むしろ「できる」ほうなんだけど、できるとやりたいは違うというかｗ
得意不得意じゃなくて、好き嫌いでいうところの「嫌い」というか。

他者とコミュニケーションを取るのが苦手なんですよ。

ただ、やっぱこの年まで生きて思うのは「一芸に長けるより、多才であることより、コミュニケーションを苦手に思わない方がいい」ってところですね。タイトルにも書いたとおり。

ぶっちゃけ、物事を成功に導くのはコミュニケーションだと思うので、そこを蔑ろにしないためにも苦手意識を持たずにいられるのが一番だと思うのです。

コミュ力おばけが最強やで。

コミュニケーションのない才能なんて無駄である

はい・・・断言してしまったのでまた叱られるかもしれませんが・・・。
極論を言えばコレだと思ってます。

何をするにも機会、チャンスというのがあると思うんですけど、それをモノにするためにはコミュニケーションが欠かせません。

たとえばツイでバズる「写真に見えるイラスト」とか「イラストに見えるプラモデル」とかだって、「ツイッターで他者と絡む」というコミュニケーションがあって初めて世に出ていくわけですよ。

家でめちゃくちゃすごいものを作り上げて一人で悦に入っているだけでは、うまく家族が拾い上げてくれるとかでもない限りはその才能がそこで埋もれてしまっている状態・・・つまり「才能がないのと同じ」になってしまうかなと。

※誤解を招きそうなので補足しておくと、「他者から認められない才能は才能ではない」というわけではないです。
あくまで「外向きの活動をする際にはコミュニケーションが必須である」という感じでしょうか。

なのでバズらせることができるような人は「すごいことができる」が根底にあるうえで「『みてみて、こんなにすごいんだよ』ができる」というのがその必須条件になってくるよなーと。

コミュニケーションを苦手としない大人に育てる？

そういう観点から言うと、子供のころから「これのプロになりなさい（一芸）」とか「あれもこれもできるようになるべき（多才）」みたいな教育っていうのはイクナイのかもしれませんね。

僕なんかはまさに多才の方面で伸ばされるような教育（褒められ方）をしてきましたので、結果的になんでもそこそこできる人間に成長したのかなと思ってますけども。
その一環にコミュニケーションもありますよ。やろうと思えば全然できる。

でも「コミュニケーションはできる」けれど「コミュニケーションが好き」ではないので、たとえば何かしらの困難に直面した際には「どうにか自力で解決しよう」という力が強く働くわけです。
よくパソコンやらスマホやらを分解しちゃうのもソレですよね・・・。
もっと簡単に「できる人（もしくはお店）を頼ろーっと」ってやれればいいんですけど、僕の場合は「人とコミュニケーションを取ること」を後回しにしてしまうため、「まずは自分で・・・」になってしまうという。

あれよ、髪を切りに行くとかも同様で。
美容師さんに希望を伝えるのがタルすぎて・・・「いつか自分で後ろ髪をカットできる装置が発明されればなぁ」なんて考えてますもん。（まぁ結局髪の毛が伸び切ってから嫌々カットしに行くんですが、、、）

で！

そういうおじさんにならないためにも、やっぱりね。子供の頃から「コミュニケーションって好きだわぁ～」ってなるような教育をしてあげるのがベターなんじゃないかなと。

どうすればそうなるのかはわかんないですけど、まずは「褒める」ってところですよね。たぶん。
「コミュニケーションが上手だね～」じゃなくて「コミュニケーションが取れるなんてすごいね～！」みたいなところからやってもらえたら、きっと他者と話をすることにも自信がつくでしょうし、他者を頼ることができる人間に育つのじゃ。おおそうじゃ。

おわりに

僕ね、人生の重要な場面でのコミュニケーションエラーというか、サボってしまった機会というのが多くありまして。
それで逃した夢がいくつもあるよなーと反省しているんですよ。

なら尚更？
今からでもコミュニケーションをバンバン取って、自分がやりたい夢を叶えていけばいいだけなんですけどね・・・やっぱそれも億劫で。

ま・・・なんかそういうお話でした。