テレビに文句がある人は、テレビを「観たい」人なのであーる

なんか最近テレビ番組のテロップで

「スタッフがおいしく頂きました」

とか、

「スタッフは全員PCR検査を受けています」

とか・・・そういう「文句言われる前に言い訳しとこ」みたいなのが増えてる気がしてまして。
見ててちょっと不愉快なわけですよｗ

なに？
いまはテレビってそんなに窮屈になってしまったん？って。

なぜテレビに文句を言うのか？

お笑い番組のコンプライアンスとかも、ちょっと最近「いきすぎてない？？」って思うところがあるのです。

たとえば陣内智則さんの郵便局のネタとか、どう考えたって「ネタじゃん」って思うんだけど・・・放送前にはクレームを想定して設定を変えようっていう話になっていたんだそうで。。。

※結果クレーム来まくったらしいけどｗ

なんていうか・・・頭ガチガチなのかなぁ。。。
お笑いって「おかしなこと」があるから面白いんでしょ？？その前提でしょ？？

・・・と、僕は不満を爆発させそうになっていたのです。

観なければいいのだ！

問題は・・・なんでわざわざそんな文句を言うの？って話なんですよ。
前にナイナイの岡村さんが発言して炎上していたけれど、観たくなかったら観なきゃいいだけなのだ。

うちの息子なんて、僕がいくらバスケやらせようとしても「バスケなんてくっそつまんねー！」とか言ってやってくれないですから。

バスケ側に「ボールを投げるのは危険だからやめるべき」なんてクレームつけたりしないんですｗ

ではなぜ文句を言ってまで観たいのか？？

期待しているのである

思うに、文句をつけたい時というのは「期待している」という状態なのかもしれません。

絶望していれば、もう何もいうことはないと思うんです。
「こいつには何を言っても変わらねえ・・・」みたいな。

でも「言えば変わるかも？」みたいな期待があればこそ、クレームに繋がるわけで。

※もちろん「クレームつける行為そのものが気持ちいい」という人もいると思うけど、、、それはだいぶキモいよねｗ

要は「観たい」わけですよ。テレビを。
だから自分にとって不愉快なものを排除したい・・・と。そういうわけなんですね。

盛大なブーメランである

・・・とまぁ、ここまで書いておいて「あ、これ、ワイのことや！」と気づきました。

そんなのね、不愉快なテロップが見たくなければテレビを観なければいいだけなんですよ。ええ。
わざわざブログに文句を書く必要なんてないのだ！

それでも観ちゃうのは「観たい」からであって、僕も不愉快なものをどうにか排除したかったんだろうなぁ。

まぁ、ブログっていう「ぼくのおうち」で言ってるのと、テレビ局にクレームを送るのとだと厳密には違うと思いますがｗ

あれですよ。
どう考えたって、”ただキャッチーに作られただけの曲”なのに「うっせぇわ」に真顔で文句を言ってしまうのと同じなのだ。むぐぐ・・・違うか！

おっさんは「うっせぇわ」と言われる社会的弱者なのに、守ってもらえないのだ。

結局はターゲティングが問題なのじゃ！！

んで！
結局いつもの答え・・・すなわち「ターゲッティングが問題」ってところに辿り着くのであります。

ターゲッティングって本当に難しくて。
たとえば「お笑い好き」って言っても、いろいろあるんですよね。

シモネタが大好きな人もいれば、変顔が面白い人もいるわけじゃん。
時事ネタが面白い人もいれば、シュールなのが好きな人だっているでしょ。

それらをひっくるめて「お笑い番組」とかってやっちゃうから、ターゲッティングが幅広くなっちゃって大変なんですよね。

そう考えたらもっと「頭ガチガチの人専用お笑いチャンネル」とか、「過激な暴力がツボな人専用お笑いチャンネル」とか・・・テレビ番組も細分化していったらクレーム処理から解放されるんじゃないのかな～！！
（だったらテロップ一個出しておく方が楽だわな！）

おわりに

2021年末は「笑ってはいけない」がついに中止となった年でした。

なんでも松ちゃん曰く「BPOは関係ない」そうで・・・ケツがサイの皮膚のようになってしまったことなんかがその理由だそうですがｗ

※「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」が問題視されていることも多少影響しているとは思う。

もちろん「痛い事＝面白い事」ではないけれど、お笑い芸人さんたちが多少の痛みを伴ってでもそれを笑いに変えているというのも一つの形であることは確かであって。
それを否定するような動きがあること自体がちょっとどうなのかなぁ・・・と思うところなのであります。