Wacom One Pen CP91300B2Zの分解（）

Wacom One Pen・・・愛いヤツです。
安価ながらデジタルのお絵描きツールとして非常に優れているペンだと思います。

・・・が、先日ぶっ壊れまして。

普通に使ってて壊れたのではなくて、ペン立てに立てていたところ、そこに部屋の照明器具が落下するという事件（事故？）がおきましてｗ

ペンのZ座標軸（高さ）がうまく感知できなくなってしまったんですよ。
厳密にはペンを1cmぐらい浮かせているところが接地面になってしまっている感じで。

ペン先パーツをいくつか交換して試してみるも改善せず。

で、よくよくペン先を見てみたら、なんか割れてるんですよね・・・。

おそらくは照明器具がぶつかった衝撃でペン先に横方向の力が働いてメリメリッ・・・と行ったのでしょう、、、

穴が広がっちゃったとかなのかなぁ・・・？

でまぁ、中のバネとかその辺が悪さしてんじゃないの！？と思いましてですね。
ちょっと分解してみようと検索したんですが。

全然出てこないの！！

なに・・・Wacom One Penって全世界的に分解しない流れなの？？

というわけで・・・やってみました～。

結論：分解できず

Wacom One Penはガッチガチに固定されてるぞ・・・！

まず、他のWacomのペン同様、右クリ相当のボタン部分・・・これは簡単に取れます。
画像の右側のツメが本体に引っかかってるだけなので、ここを剥がしてあげるようにすればいいだけ。

中には基板と、ボタンに反応するスイッチがありました。
ふむふむ・・・。

要はこの基板を傷つけないように中身を取り出して、動作チェック諸々ができればいいんだよなぁ。

んでまぁ、ワコムペンっておあつらえ向きに本体が黒とグレーの2色になってるじゃないですか。
ここでうまく分割されるんでしょ？と思って、引っ張ったり捻ったりすること小一時間。。。

うんともすんとも言わないワコムペン君にしびれを切らしたワタクシ・・・カッターやらこじあけやらを駆使して破壊・・・いや、不可逆な分解を行うことにしました。

こーんな感じで。。。

グレーの部分が黒の部分にキャップのようにかぶさっていたのは予想通りだったんですが、ここにがっちり接着されていたっぽいですね。

ちなみにグレーの部分の中は空洞でしたので、ここがなくても動作します！

で・・・。

じゃあ残った黒の部分がどうにか分解できるのか？と。
中の基盤は取り出せるのか？？というと・・・無理なんですよｗ

これも硬質の筒状プラスチックパーツの周りに軟質のプラが接着されてる感じで。。。

はい・・・。
ここまでやって、ようやく中の基盤部分が取り出せました。

接着されてるっていうか、もうそのまま一つのパーツのようにも思えるんですが・・・だとすると「どうやってくみ上げたの？」ってのが謎なんですよねえ。。

なのでまぁ、おそらくはマットブラックのボディに中身パーツを入れて、その上から黒い筒状パーツで蓋をして、グレーのパーツで仕上げる・・・という感じかなと。
（まぁ、とにかく修理前提での分解不可ってこと！）

分解できても直せなかったがな！

さて・・・ためしにこの分解された状態で、先っちょにペン先パーツを突っ込んで使ってみたところ・・・ちゃんとZ軸も問題なく反応してくれました。

・・・がっ！
ふたたびペンのボディ内に基盤を納めて、外からペン先を装着すると・・・やっぱりZ軸がズレるのです。

ううむ・・・これはいったい何が問題なんだ・・・？
綺麗に分解できていたとしても修理は不可だった可能性が高いですな・・・

おわりに

ま、そういうわけで・・・新しくWacom One Penだけ買い直しました。

Wacom One 液晶ペンタブレット専用ペン CP91300B2Z

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4kぐらいでね。その日のうちに届いて良かった良かった・・・

・・・のですが！

これ、新しいバージョン出てて、そっちは簡単に分解もできそうな感じですね。。。
そっち買えば良かったなぁあああ