パソコン作業をする人のデスク高が70cmなのはもはや時代遅れ!自分に合った高さのデスクってどれぐらいなんだろう。
2020/03/02
家で主にパソコン作業をやるようになってもうすぐ2年が経とうとしています。
その間、僕が使っていたパソコンデスクは、IKEAで購入した「LAIVA」という激安のものでした。
[参考]検索いらず!IKEAの中でも「特に安いもの」まとめ
こちらのサイトによれば、1990円だったみたいですw
価格が高ければ良いというわけではないですが、下手したら1日に10時間近くもパソコンにしがみついている可能性のある人間なら机と椅子はしっかりしておいた方が良いに決まってます。
そこで、机と椅子を見直してみることにしました。
一般的なデスクはもはや時代遅れだ
実は椅子に関してはかなり早い段階で見直しを図っていたんです。
[参考]ハイバックチェアの導入で驚くほど作業効率があがる理由
これですね。
なんだかんだ椅子も安いものを選んでますが、自分に合ったものを選択するということで1年以上使い続けた今でも快適さを保っています。
問題はデスク、貴様だ・・・。
IKEAのデスクは外国人仕様
僕が使っていたIKEAのデスクですが、そもそもIKEAというブランド自体、欧米人向けに作られているわけですよ。
デスクの天板までの高さが72cmありました。
日本で売られているデスクはだいたい70cmが主流となっているのを考えると、若干高いわけですね。
体の大きな欧米人はおそらくそれぐらいの天板でもちょうどいいのかもしれません。
ただ、日本人がパソコン仕事をするにはやや高く、肩が凝ってしまう原因となりかねないのです。
そもそもパソコン作業が想定される前の規格
実は日本のパソコンデスクにもよく用いられる70cmという高さは、パソコン作業を想定する前に作られた規格なんだそうです。
[参考]机の高さと椅子の座面の高さの関連性 | Bauhutte®
つまり、今や70cmオーバーのデスクをオフィス用デスクとして販売すること自体が時代遅れということ。
上記サイトによれば身長176cmの僕にはデスク高69cmというのがピッタリなんだそう。
※パソコン作業でない場合は74cmがピッタリらしいです。
昇降式デスクが一番良さそう
ただ、体のサイズって人それぞれ違うじゃないですか。
176cmといったって座高が高い人もいれば低い人もいるわけですし。
そこで、昇降式のデスクが一番良いわけですよ。
ちょうど椅子も昇降式のものを使っているわけだし、一番自分にしっくりくるサイズで使えますし。
中にはスタンディングデスクとして使うことができるものもあるそうです。
といっても、昇降式デスクでも結局は「70cm~」というものが多いんですね。
Amazonでいろいろ見てみましたが、70cm未満で設定できるのはこれぐらいしかなかったです。
ピッタリサイズをDIY
こうなったらもうオーダーメイドしかない!
そう思いましたが、オーダーメイドしてまでしっくりこなかったら、それほど寂しいものはありません。
そこで、既存のデスクをバラして仮組して使ってみて、しっくりくるようならそのサイズでデスクを探すのがいいんじゃないか・・・!?と思ったわけです。
僕の場合、おそらくこんな感じでした。
座面の高さを測る
サイズはまず、座面から割り出します。
パソコン作業をするのに快適な椅子の高さは、深く腰を掛けた状態で足の裏を地面にしっかりとつけ、座面と膝裏の間に指が入るぐらいだそう。
僕の場合はその時の座面が45cmでした。
昇降式の椅子なのでテーブル天板の高さに合わせて座面を上げることもできましたが、その場合足が接地しないため、長時間座っていると疲れてきてしまうという難点があります。
なので、座面からしっかりと合わせていった方が良いのではないかと思っています。
テーブル天板の高さを測る
次に肘の角度を考えます。
キーボード作業をするときに肘の角度が90°未満だと手首や肩が疲れる原因となるため、ここを90°以上になるようにテーブル天板の高さを設定します。
といっても、僕の場合は腕が長く、キーボード作業に一番快適なキーボードの位置は「太ももの上」でした。
ラップトップサポートのようなものを使ってキーボードを太ももの上に固定して使うのが一番快適なのかもしれません。
ギリギリ90°かな・・・というテーブル天板の高さが60cmでした。
ついでにモニターの高さも調節する
おそらくこのままだと今までよりもテーブル天板が10cmぐらい低くなるので、モニターの高さを調節しなければなりません。
モニターの高さは自分の目線か、それよりも少し下というのがいいそうです。
※一時期、目線よりやや高い位置にモニターを置いて使っていましたが、背筋はよくなるものの、なんだか疲れてしまったのでおすすめできません。
そのうえで、目からモニターまでの距離が40cm以上というのが理想みたいです。
僕はまず、こんな感じで本を積み重ねて、しっくりくるサイズを探しましたw
その後、あまった板材を使ってモニター用の下駄を作ってあげた感じです。
仮組みする
というわけで、IKEAの安いデスクをばらして、いい感じの天板の高さになるような位置で仮組みしてみました。
写真から伝わるかはわかりませんが、座面とテーブル天板の高さの差がかなり小さくなっています。
僕は太ももが太いため、この隙間に足を入れるのが少し窮屈でしたw
・・・が、実際に使ってみると今までよりも高さ的な不満はかなりなくなったと言えます。
仮組みはこんな感じで、今までのテーブルの脚を使ってちょうどいい高さのところにコーススレッドを打ち込んだだけです。
普通に木ねじとかで大丈夫だとは思います。(このあたりよくわかってない)
余っていた板でモニタースタンドも作ってみました。
板が早速たわんでるのはIKEAクオリティですね。
IKEA製品は安くてカッコいいのが利点ですが、その品質に関しては「お察し」といった感じです。
おわりに
というわけで、こんな感じで自分に合うピッタリのデスク環境を作るというのは、パソコン作業をする人にしてみたら必要なことなのではないかと思いました。
何も疑わずに70cmのデスクを使い続けることができるなら問題ないのですが、ちょっとでも気になってしまった人はここを改善することをやった方があとあとの効率があがると思うので!
仮組み状態でしばらく使ってみて「いける!」と思ったら、そのサイズでデスクを探すなりオーダーするなりしたらいいですね。
僕はきっとこのままでもう数か月から数年は使うんじゃないかと思ってます。。。
2020/03/02