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10年の長さについて考えたおじさん

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4月頃に「水曜日のダウンタウンが10年を迎えた」という記事がありました。
そのコメント欄で「10年という期間は小学1年生が高校生になる年月」と反応している人がいまして、たしかにそう考えると10年ってすごく長い月日だなーと。

・・・思ったんですが!

これがオジサンになると、10年って「言うほど変わってない」んだよなーとw

今日はそんなお話でございます。

若いころの10年の重みよ

やっぱ自分もそうでしたけど、小学校1年生が高校生になるってどえりゃー違うわけですよ。
体つきも違ければ、頭の中も全然違う。

そりゃ「10年も生きた証だよなぁ!!」って実感できたよなーと。

それがなんですか。
オッサンになると10年ってすごく一瞬の出来事というか。

「10年前何してたっけ・・・?」と思い返してみると、僕は相変わらず世の中に恨みがあったというか、今と変わらず毎日不平不満を言ってたよなーって思いますw

まぁ、成熟するまでの10年と成熟しきったあとの10年じゃあ、そりゃ違いますわな。
かたや優勝争いのリーグ戦真っただ中なのに対し、こちとら消化試合してるようなもんですもの。

と、ここまで書いて思ったんですが、「成熟しきったあと」と決めつけてしまってるから消化試合なんですよね。
やっぱ残りの人生もまだまだチャレンジだぜ!って思ってる人にとっては10年の重みは違ったことでしょう。

おっさんと子供の10年

ただですね、うちの息子が今年10歳を迎えたんですけども。
つまりあいつ、この世に生を受けてからもう10年ってことなんですよね。

あーーーっ、そう考えると非常に感慨深いなぁ。

たしかにこの10年、いろんなことがあったわ。
目もほとんど見えてないアイツにミルク飲ませて、ゲー吐かないように肩に抱いてゲップさせてたのが10年前でしょ。

あれからお話しができるようになったり、オムツ外れたり、幼稚園通うようになったり・・・で小学4年生。
あっという間だったけど、確かに10年・・・すごかったな。

自分のことだと思うと「なんも変わらんやん」って感じるのに、息子と過ごした10年を濃く感じられるのは・・・半分「自分ごと」になっていたからでしょうかね。

ここからもう10年過ごせば僕は45歳→55歳になるだけで、おそらくハゲが進行しているとかシワ・シミが増えてるとか、体力落ちてるとか・・・その程度だと思いますが、その時には息子は20歳になっていることを考えたら・・・やっぱすごいぞ10年・・・!!

おわりに

そういえばとあるお婆ちゃんが、「もう自分が63歳だったか65歳だったかどうでもよくて覚えていられない」というようなことを言っていたそうなんですが・・・ちょっとその気持ちわかるんですよね、、
僕もかろうじて自分の年齢がわかりますけど、どこかしら「もうどうでもいいかも・・・」っていう感があってw

K-1のアーネストホースト選手が「年齢なんてただの記号だ」と言っていた感覚に近いと思うんですよ。
若いうちは年齢と実力っていうのがほぼ比例するように成長していきますけど、年老いてからは「年齢よりも実績」というか。

なので、「10年間とくに何も変化がなかったなー」というような10年を過ごすのではなく、「10年めっちゃ充実してたわー」って言えるようなお年寄りになっていかないとなぁ!と思ったとか思わなかったとか、そういうお話でした。

   

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