「俺は松本人志を面白いとは思わない」みたいなの、もう安易に言わない方がいい！

前にも書きましたけど、僕はダウンタウンの松ちゃんって好きなんですよ。
今なおすごい面白いっていうか・・・なんか面白いこと言ってくれそうだなーという期待をしてしまうというか。

ライトブロス印刷社て！！【松本人志はすごい】

先日たまたまQuoraで書いてあったHey×3でのSPEEDとの絡みエピソードも面白かったなぁ・・・。

浜「どっか行ってたんやって？」

SPEED「「「「フィリピン～～！！」」」」

松「フィリピンに帰ってたん？」

[参考]松本人志のお笑いは、何が画期的だったのですか？

ほんと秀逸ｗ
「そんなわけないやん」っていうことを、いったん視聴者に考えさせるっていうフェーズが含まれている・・・というのがポイントなのかなー。

ゆえに難しくもあるのかもしれませんけども。

で、まぁこういう「松本万歳」的なところには必ずと言ってよいほど「俺には松本人志が面白いとは思えない」というような否定的な意見が付いて回るんですよ。

もちろん笑いのツボっていうのは人それぞれなので、松ちゃんの笑いがわからない・・・またはわかったうえでつまらない、っていう意見があるのは仕方ないと思うんです。

なぜ世代間で笑いのツボはズレるのか？

でもねー・・・。
「松本人志つまらない」って言ってる人のおもしろ話・・・面白かった試しがないんですよね、、、

いや、もちろん素人が面白い必要はないですし、面白くなければ批評をしてはいけないというわけではないですが。

ただ、なんていうか、「誰が言うてんねん」というか。

その人が面白くない限りは、「松本人志がつまらない」かどうかの判断基準がブレるんですよ。
説得力に欠けてしまうのです。

お笑いだけじゃねーゾ！

これね、たとえば音楽とか映画とかでもそう。

流行ってるものであればあるほど、絶賛する人たちに紛れて「おれは全然良いと思えなかった」っていう、唐突な自分語りをしてしまう人が現れますよね。

何を隠そう、このわたくしも・・・「流行りぎらい」を患っておりますのでね。
売れてる作品を否定したくなる、そんな気持ちはよくわかるのです、、、（なんでこんな駄作が流行るんだ！っていう正義感ですかねー）

ただ、それを闇雲に「この映画はつまらなかった」とか言っても、なんの説得力もないじゃないですか。
ただのオジサンがいたずらに流行り映画を観てしまって吠えているだけ、っていう。

「あなたの好みじゃなかったのね」というだけの話になってしまうんですよ。

「違いがわかるオレ」の演出をせよ

しかも、そういう自分語りの時って、カッコつけてなのか不器用なのかわかりませんが・・・自分の否定的な感想を一言だけ書いて去っていってしまう人が多いじゃないですか。

「絶賛されてるほどおいしくなかった」とか。
「なぜ売れてるのかわからん」とか。

こういうのって「違いがわかるオレ」って感じだと思うんですよね。
僕もそういうの大好きなのでよくやっちゃいますけどもｗ

ただね！

それをやるんだったら、ちゃんと演出せい！！と。

たとえば「つまらない」のだとしたら、何がどういう理由でつまらないのか？
どうしたら面白いのか？
自分が面白いと思うのはどういう事象なのか？？

というようなところまでちゃんと自分語りをしないと、やっぱ「ただの空気読めないヤツ」になって終わってしまうのではないかと。

おわりに

岡田斗司夫さんが前に何かの動画で言ってましたけど、食べログとかも評価をする人の信用度みたいなのがないと点数の信憑性がなくなるんですよね。

要はその人がどういう人（立場）で、どういう経験をしてきて今に至るのか？がわからないと、その人の評価が信頼に値するのかどうか・・・というところがブレるというか。

そりゃそうでしょ？
同じ人間だとしても、高給取りで普段から質の良い食事をしている人と、その日暮らしで食べるものすら困る人だったら・・・同じ料理を食べても評価は違ってくるじゃないですか。

まぁ、そういうわけなので「松本つまらん」を掲げる人はとりあえず自分が面白いことを言えるようになること・・・が説得力を得る近道だったりするのかなと。
それができないのであれば「私はこの人が面白いと思う」というのを一緒に書いておくといいんじゃないかなーと思いました。

※それ以前に「つまらない」っていうのはネガティブなワードなので、あんまり言わない方がいいですけどもｗ

追記

びっくりしたー。

これ、一昨日ぐらいに書き溜めてたヤツなんですけど、今朝起きて見たらホリエモンが「松本人志おもろくない」みたいなこと言ってて、ひろゆきさんが「あなたの感想ですよね」って応戦してたみたいでタイムリーｗ

なにか松ちゃんあたりからそういう電波みたいなの出てましたかね～！