終業式、友達と大喧嘩をした息子から少子化の原因の一端を知る・・・!
先日、息子の小学校も終業式を迎え、無事2年生が終了いたしました。
(終了式っていうんだっけ?)
その日、下校時間から30分以上も帰って来ず、GPSで確認してもずっと学校にいるので何かあったのかと迎えに行くと、しょぼくれてトボトボ歩いて帰ってくる息子を発見。
合流するなり大泣きしながら「友達と喧嘩した!!」と。
なんでも帰る時間になって友達と大喧嘩し、ずっと学校で揉めていたのだとか。
なんとかなだめつつ帰宅し、息子の愚痴を聞いていたところ・・・「あれ?これ、少子化の原因じゃね??」と思うことがあったので共有いたします。。。
禁断のワード「生まれてこなければ良かった」
その日の喧嘩というのはどうやら理不尽なものだったそうで。
息子の話を一方的に聞く限りでは相手の子がアタオカだった、、、というだけなんですが、結局向こうが泣いて喚いて暴言を浴びせてきて、先生も巻き込んで「まぁまぁまぁ」みたいなw
もちろん「喧嘩両成敗」なので息子にもきっと悪い部分があったんだろうとは思いますけども、現場を見ていないので何とも言えない感じでした。
大人になればね・・・「どうやっても話の通じない相手はいる」というのがわかるようになるんですが。
小学2年生だと難しい部分もあるでしょう。
なので「自分は悪いことをしていないのに叩かれたり死ねと言われたりした」と、悔しい想いをしたようです。
息子も思いの丈を散々語ったあとは少し落ち着きを取り戻しまして。
そこで一言
「あのね、こんなこと本当は思っちゃダメなんだけど、『生まれてこなければよかったのにな』って考えちゃう」
と。
生まれさせてごめん。
これはねえ、全員とは言わないけれど、多くの人が一度は直面する問題かなと思うんですよ。
人生ってさ、楽しいこともあるけど、どうしようもなくツライことってのも多いじゃん。
それに直面した時に「生きてるからツライ目に遭うんだ」と感じてしまうというか。
少なくとも僕はそう感じた経験が何度もありますし、40歳を過ぎた今でもふと「生きてるのツライなー」と思うことがあるので、息子の気持ちは痛いほどよくわかるのです。
ただ・・・親としてはね。複雑ですよね。
ホント、スマンとしか言いようがないんだけど・・・そうは言っても今さら「なかったこと」にはできないので、生まれてきてしまったからにはどうにか楽しく幸せに生きられるように環境を変えていって欲しいと願うわけです。
少子化の原因は「生きるのが辛い」と感じることだ!
で、息子くん・・・続けて「僕はいま、好きな女の子はいるけれど、結婚しないようにする」と。
というのも、「結婚して子供が生まれてきた時に、その子だって絶対に嫌な思いをするから」だそうです。
なるほどなぁ~!!!
これは先進国ゆえ、豊かさゆえの考え方かもしれませんが、「負の連鎖が広がらないように、自分でこの不幸を食い止める!」と。そういうわけなんですね。
もちろんそれだけが理由ではないとは思いますけど、こう考えてしまう若い子たちが他にもいるのなら、それも少子化の一因になってるんじゃないのかなぁ。
やっぱり「将来の不安」とかも「今生きるのが辛い」ということにリンクしますしね。
生きることに絶望していたら、そりゃ未来の子供に希望を持ってもらおうなんて考えにならないよなぁ。
おわりに
なんとなくそこでauのCMを思い出して「若いね~!」とノリノリで息子に言った僕。
息子も息子で「若いでまとめないでください」と、あのちゃんのモノマネをするっていうw
あのな、こういう面白いことが出来るのも生きているからなんだぞ!w
ま、息子の人生はまだ序盤なので、ここからもっと理不尽なことを経験して強くなっていってもらうしかないな、とは思いますが。
※理不尽な経験をしないまま大人になってしまうのは、それはそれで怖いのでね。
ちなみにこの日の朝、たまたま息子から「日本はなんでお金が無くなっていっているの?」という質問をうけまして。
収入と支出のバランスが崩れているという話から「若い人が少なくなっていることも原因の一つなんだ」と教えていたんですよ。
なのでちょうど、ね。
「君が結婚しないって言ってるのもその原因になってしまうんやで」という話に繋げるいいチャンスかもなぁーと思ったとか思わなかったとか。