あっちゃんは政治家になれないのか?
オリラジのあっちゃんが「政治家にはならない」と言ったことに賛否が集まってるという話を見まして。
「そもそもYouTube動画の前提情報が間違ってるようなヤツが政治家になんてなれない」とかいう意見があったそうで・・・バカだなーと。
なれますよ。
そもそも「間違ったことを言うヤツが政治家になれない」なんて言ってるやつの方が全然世の中見えてないですからね、、、
だって政治家、間違いまくってんじゃん。
さらにいうと、政治家になれるか否かなんて、間違ったことを言ってるかどうかとは因果関係ないっすから。。。
ほんで、さらにいうとあっちゃんがやってることの意味を考えれば、その情報の正否なんて関係ないんですよねー・・・。
今日はちょっとそんなお話をば。
役割分担である・・・
そもそもの話として、政治家は全てに精通するプロフェッショナルなんかではありません。
願わくば「オールマイティのプロであって欲しい」ですけどねw
僕はこれ、ワンピのルフィが言った「おれは剣術を使えねェんだコノヤロー!!!」ってやつだと思うんです。
政治家って、日本っていう船にとっての船長かもしれないし、航海士かもしれないけど・・・たとえば音楽家とかコックではないでしょ。
※実際は官僚が航海士で・・・とかあるのかもですが。
つまりは政治の舵取りはできるけど、他の部分は誰かに助けてもらう・・・って人でいいんですよ。
マイナンバーカードの運用を始めるにあたって、政治家がプログラムの中身まで把握してる必要ありますか??
あのひと達がやることって、「こういうのをやるでー!こういう風に便利になるでー!」っていうのを、自分の命を削ってでも伝えて、そういう方向になるように勝ち取っていくことでしょ。
で、結局のところうまくいかなかったりするでしょ。
だから全然、すべてにおいてのプロフェッショナルでなければ政治家になれない、なんてことはないんですよ。
じゃああっちゃんがやってることが何かっていうと・・・「興味への入り口」なんじゃないかと。
あっちゃんの功績
実は僕、あっちゃんの動画は1回しか観たことがないんですが、、、
僕は全然ハマらなかったんですけど、実家の隣に住んでるオバちゃんがドハマりしてましてw
で、やっぱり面白いんだそうですよ。
気づきがある、と。
つまり、中田敦彦というネームバリューやあの語り口を使って「世の中は今こんなことになってるで!」とか「過去にはこういう事件があったで!」とか、そういうのを広める役割を買ってるわけじゃないですか。
いくらその事象に詳しい、専門的な人がいても、同じように興味をもってもらうことができるとは限らないわけで。
「あっちゃんが言ってることだし聞いてみよう」みたいな人もいると思うんですよね。
それで興味が出たら専門家の話を聞いてもいいでしょうし、自分でがっつり調べてもいいと思うんです。
そういう導入部分をやれてる人なんですよ。
それでもやっぱ政治家になんてなれないですかね??
(というか無料で観られるYouTubeの情報に完璧な正確性を求めてる時点でお察し・・・という感じですが、、、)
おわりに
これねー、「料理は上手だけど不愛想なシェフ」とか「腕は確かなんだけど経営センスがゼロな病院の院長」とか・・・そういうので考えたらわかりやすいかもしれないです。
めちゃくちゃ美味しいお店なのに、全然宣伝してくれないからお店の場所すらわからない。
店に入っても不機嫌そうなシェフが応対したことでこちらも不愉快になり、肝心の料理の味もよくわからなかった・・・とか。あるでしょ。(ワイはあるよ)
世の中にはそれぞれの「役割り」ってのがあるんです。
一人で全部できる必要はないの!
僕が今日言いたかったのはそういうこと!
あとですね、あっちゃんのYouTubeのチャンネル名が「NAKATA UNIVERSITY」なんですけども。
「大学を名乗るからには間違ってない情報を発信すべき」とか言ってる人がいて、本当にバカだなって。。。
もし「おっぱい大学」っていう風俗があったら、そこも本当の大学だと思うんですかねー。