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選挙がオンライン投票になんてなるわけないんだ!って話

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先週末に衆議院選挙がありましたが、若者の投票率を上げるために「オンライン投票を導入してはどうか?」という意見があがっていました。

僕もそれには大賛成というか、おそらくオンライン投票が導入されれば投票率はぐーーーんと跳ね上がると思ってます。
※我が市は投票率が低く、60%どころか50%を切る投票所もありました。

ただね・・・「オンライン投票をやってくれたら投票するのになー」とか言ってるうちはたぶん絶対にそんな仕組みは生まれないですよね。

だってその仕組みを作る側の人が必要としてないんだもの。。。

・・・という話をしたいと思います。

投票率が上がって得をするのは誰なのか?

日本は投票率が低いとか、若者の政治感心が薄いだとか言われてますが、ぶっちゃけ現政権の政治家さんにしてみたらそんなのってどうでもいいことだと思うんですよね。
だって、投票率が低くとも自分は当選しているわけだし。それで議席取れて政治を動かせてるわけだし。なんの不満もないでしょ。

むしろ「投票率ガーーー」ってなってるのは「当選できない側」の人なんじゃないかなと。

ってことは、ですよ。
今の政治家さんたちが「よーし、投票率上げるためにオンライン投票システムを導入しちゃうぞー」なんてことには絶対にならないだろうな、って。

そもそも導入にはお金もかかりますしね。
不正が出ないようにもしなければならないし。

つまり、今オンラインの投票システムがなくても投票に行く人たちがいて、この人たちが選んだ政治家たちであればあえてオンライン投票の仕組みを作る必要はないというジレンマなわけですよ。

だからこそ投票に行くべきなのである

でまぁ、結局のところ今の政治家っていうのは投票率が低い中、組織票なんかを使って当選しているわけです。

組織票っていうのは・・・一番わかりやすいのだと公明党ですよね。
毎回選挙のたびに家に来るでしょ。「公明党に入れてくださいねー」っていうオバちゃんが。

某宗教の人が通学路の見守りをしてくれているが、脅迫のように感じてしまう件

でまぁ今までは暗黙の了解みたいな形で扱われてましたけど、今回当選したどこかの区の人が「創価学会の皆様ありがとうございました」みたいなことを言ってたっていうねw

つまり、その政党や候補者が「どれだけ無茶苦茶な政策をかかげてたとしても必ずその人に投票する」・・・っていう一定数の票があるんですよ。
これは公明党に限らず、自民だろうと民主だろうと維新だろうと参政だろうと。

おじいおばあが何を言っても聞く耳持たず、地元の古くからの権力者に票を入れるのもソレです。

こういった組織票による当選っていうのを、残り40%の有権者たちで崩していかない限りは、少なくともオンライン投票なんてありえないわけですよね。

また、僕なんかも今回の選挙で入れたい政党、政治家さんっていなかったんですよ。
やっぱり「最低賃金を時給1,500円に」とか言ってるやつらは基本信用できないですし。

※同時に課税制度の仕組みを変えることも強く進めてくれないと、企業の負担が増えるのと、労働者の納税額が増えるだけですからね、、、

だけど、政治に関心があって、現政権に不満があるのであれば、誰かしらには投票することで現政権への圧力にはなると思ってて。
宮崎駿先生なんかは「若者が共産党に投票すべき」なんて言っていたそうなんですが、極論そういうことかなと思うんです。

だって共産党の支持率があがったら自民党とか焦るっしょ。
「やっべ・・・本気ださなきゃガチで日本終わる」ってなるでしょ。

なので、やっぱり投票には行くべきなんだな。
(そして白票ではなく、誰かには必ずいれるべきなのだ)

おわりに

なんとなく選挙って、「自分が推した候補者が当選して、その人が国を変えてくれる」というのがゴールのような気がしますけども、違うんすよね。
本来は考え方の異なる政治家がワァーっと国会にあつまって、ああでもないこうでもないって議論できるのが正解なわけで。

やっぱ自民と公明で半分の議席取ってて、ほぼほぼ出した案が思いのままに通ってしまう、みたいなのは健全ではないよなーと。

ま、そういうわけなのでもうね、選挙は「権利」ではなく「義務」にしたらいいんじゃないですかね!!
投票しなかった人は罰金とかさ。有事の際には戦争に召集されるとかさ。(過激派)

ただまぁーそれを義務にするか否かを決めるのも現政権なので、結局そんなことにはならないというジレンマ。

   

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