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自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジン

何かを断る時には「希望」ではなく「過去形」で伝えろ!

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最近息子を悩ませているのはもっぱら同級生のT君のことだ。

T君は暴力的だし、とても身勝手な提案をするそうで、息子はその言いなりになってしまっている自分に不満を覚え、悩んでいる。

この週末は実に丸二日以上、そのことで頭を抱えていた。

それでまぁ解決策みたいなアドバイスをして今朝送り出したのですが、どうなることやら。

僕はそれをやめたい!ではダメなのだ

息子曰く、T君にはクラス内にある”グループ”に所属させられていて、そのグループでの遊びやらルールが気に入らないのだとか。

例えば勝手にニックネームを決められるだとか、やりたくない遊びがあっても抜けさせてくれないとか。

ね~・・・変な話ですよね。
辞めたいんだったら辞めればいいだけなのに。

。。。

できないのだ。
それができないという気持ちはお父ちゃんにもわかるのだ。

銀座での某ジュエリーショップの話

前にもこのブログで書いたかもしれませんが、僕も28歳の時に婚約指輪を買いに行った某銀座のジュエリーショップにて「帰らせてもらえない」という体験をしているのでその気持ちがすごくよくわかるのです。
なので20歳も年下の息子にはそれができなくて当たり前なんですよ。

そのジュエリーショップは客を奥の部屋に連れて行って、その場で即決するまで帰さないという営業手法を取っていたんですね。
もちろんそこのジュエリーのデザインやら価格面やらに納得が行っていれば楽しい時間だったんでしょうけど・・・僕らは早々に「あ、違う」と感じてしまったので帰りたくて仕方なかったのです。

でもあの手この手で引き留められて・・・最終的には業を煮やした僕らが半ば店員さんを振り切る形でお店を後にしたのを覚えています。
(その後で入ったお店さんが「一生に一度のことですし、ゆっくり決めて頂いて構わないですよ」というスタンスだったので、ほぼそこで即決したというw)

これ、秋葉原でラッセンだかの絵を売るおねーさんたちとか、家に突然やってくる押し売りと同じやり方なんですよね。

でね。
僕はもう大人なので、そういう時の断り方も身に付けており・・・息子には今朝それを伝授いたしました。

希望ではなく過去形で断る!

それは「自分の希望を相手に伝える」のではなく、「自分の決定稿を過去形で相手に伝える」ということです。

どういうことかというと、息子はT君に「僕はこのグループを辞めたい」と伝えるつもりだったのだそうで・・・それだと息子の希望に過ぎないんですよ。
で、実際に以前そう言ってみたところ「ダメ」と言われてしまったことがある、と。

要するに、T君に主導権を握られている状態なんですね。

そりゃそうなんですよ。
「辞めたい」だと、相手の承認があって初めて辞められるわけで・・・相手にその判断を委ねているんですから。
そりゃー「ダメ」って言われます。

なので「辞めたい」ではなく「僕はもう辞めた」と伝えるように!とアドバイスしました。

相手がどう思うかは関係ないですし、承認を得る必要もないんですよ。
自分が辞めたいから「辞めた」。
その事実を相手に伝えるだけ。

ただそれだけのシンプルなことなのです。

もし相手から「ダメ」と言われても、その良し悪しはこちらが決めることなので関係ないんですよね。
相手に「なぜ?」と言われたら理由を説明してもいいし、面倒だったら説明しなくてもいい。

なぜなら「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」だから。

こっちが悩むほどに相手はこっちのことなんて考えてません。
だから、嫌いな相手のことなんかをいちいち気に止む必要はないのです。

※いちおう息子には「関係を修復したいとか、今後もそのグループで遊びたいという想いがあるのなら、理由を説明して改善してもらえ」というアドバイスもしております。

おわりに

息子がどうなったかは今日学校から帰ってきたら判明しますが・・・すがすがしい顔で帰ってきてくれると期待したい。

まぁ、もしうまく行かなかったとしてもそれは経験だ。
イジメられるようなことがあれば親を頼ってくれていいし、学校に行かなくたっていい。(その選択ができるかどうか・・・ってところが難しいんでしょうけどね、、、)

ちなみに息子はすぐ「先生に言いつけられたらどうする?」っていうのも不安がるんですけども。
先生になんて言わせておけばいいんですよ!

ていうか、先生なんて勉強を教えてくれる「ただの人」ですからね。
そういう意味ではエキスパート、プロフェッショナルだけれど、他の面では他の大人と変わらないですし。
何より息子のことを一番考えているのは(現段階では)僕ら両親ですから。

・・・そもそも先生に言われて困るようなことしてないんだから、もっと堂々としていればいいのになぁ!!!

   

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Comment

  1. こんちわ。

    いやー読むふけってしまったよ。
    おいらも断るのが苦手なのです。その反面自動車販売営業という職種w
    即決を迫れとかいろんな営業本に書いて参考にもしましたが
    その後キャンセルの確率がすごく高くなるんですよね。
    客は納得して購入したいって気持ちじゃないとハンコ押さないから。
    もしほいいと思ったら(腹くくったら)1週間後連絡ください」
    って伝えますね。
    選択はお客さんに託します。
    それで連絡がなければそれが答えだし。

    逆に俺が客の立場の場合は、ごりごりの営業は引きますねw
    まぁー相手の気持ちもわかりますし・・。

    • kaketayo より:

      しょうちゃんさん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      今後の関係性を考えればこそ、簡単に断るのは難しいんですよね・・・。

      >いろんな営業本に

      わかる。。。
      僕もそういうのを頼りにしていて、半ば強引な営業方法を取っていた時期がありまして・・・。
      でも心のどこかで「違うなぁ・・・」と思っていました^^;

      時代が合わなくなってきているのかわかりませんが、生粋の営業マンによる強引な手法のアドバイスっていうのは「その人にしか使えない技」なんじゃないかと思いますね、、、
      (本人が意図していないところで動いている何らかのテクがあるんでしょうけども)

      >選択はお客さんに

      おっしゃるとおり!
      売り手にできることっていうのは魅力を伝えることと買える環境を作ること・・・に過ぎないと思ってます。

      あとお客さんに寄りそうこと、かなw