ブログが書けたよ!

自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジン

色々な経験をさせることが子供への「投資」である・・・!

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我が家では事あるごとに「投資じゃ」つって息子に色々な体験をさせようとします。

たとえばサーカスを観にいく、ミュージカルに行く、美味しいものを食べる、海外に行く、習い事をさせる、etc…etc…

「投資」と言えば免罪符になって、「多少お金がかかるが・・・仕方ない!!」みたいな気持ちにさせられるんですよね。。。

こうした体験は決して本人の「やりたい・やりたくない」という気持ちではなく、ほぼほぼ僕の押し付けによって決まるのであります。

子どもへの投資

今から10年以上前になりますが、当時の職場で出会った人が「毎年、年末には家族で2週間ぐらいアメリカ旅行に行くんですよ」という話をされていたのです。

僕が羨ましがってひとしきり「えー、いいなー!すごいなー!羨ましいなーー!」と騒いでいると、その人が「これは子供たちへの投資なんです」と。

「子どもたちへの投資」・・・。
その言葉がえらいカッコ良くて、僕の胸にグササーッと突き刺さったんですよね。

そうかぁー投資かぁ。

普通「投資」っていうと、自分が将来利益を得るために、やれ不動産やら株式やらを買っておく・・・というイメージじゃないですか。
でもその方が仰っていたのは「子どもの将来のために」っていう「体験の投資」だったんですよ。

経験は想像を膨らませる

「子どものための投資」というのなら、何か資産を残しておいてあげれば良いのでは?と思うかもしれませんが・・・ノンノン。違うのです。

僕が思うに、親が子にしてあげられる一番の投資が「経験させる」ってことなんじゃないかなぁと。

たとえば子供の頃に見た映画やショーによって、将来なりたい職業が決まる、みたいな話もあるじゃないですか。
「みたことがある」「やったことがある」という状態は、そこから想像を膨らませられるようになるんですよ。

そういう選択肢を子供のうちにたくさん与えてあげるというのは、下手に資産を残すよりも良いのではないでしょうか??
(決して残せる資産がないから強がっているわけではない・・・!)

なんと言っても経験に勝るものなし。経験は財産ですのでね。
経験なしに親の莫大な資産を得てしまった子ども・・・みたいなのがいたら逆に可哀想かなって。

僕は無理矢理「投資」するのだ

で、上でも書いたとおり、そこに子供の意思は関係ないのです。

現に映画やサーカスなんかは子どもが「見たくなーい。つまんなーい。」というのを無理矢理引っ張って観に行かせたりしていますのでね・・・。
で、案の定「つまんなかったー」みたいな感想を食らって僕がめちゃくちゃに落ち込むわけなんですけども。

子どもにとって退屈なものを無理矢理やらせるのなんてただの無駄遣いだよなぁ・・・と思ったりもしましたが、最近は「それでもいいんじゃないか」と考えるようになりました。

というのも、自分も子供の頃に親にそうしてもらったんですよ。
自分の意思では絶対に選ばないような体験というのをいくつもさせてもらってます。

それで大人になった今「あれもやらせてもらった、これもやらせてもらった」って思い出すことがあって。やっぱ嬉しいんですよね。
おかあさんありがとう、って感じで。

同様に、きっと今は退屈でつまらない体験だったとしても、大人になる過程でそれが息子くんを形作る何かになってくれたらそれでいいのかなーって。

おわりに

なんていうか、「0を1にする」っていう難しい部分のサポートが親の仕事で、その1を2とか3とかに育てるか否かは本人次第みたいな、そういう感覚でいいのかなと。

もちろん、こうした経験が将来何の役に立たなかったとしてもいいんですよ。たぶん。

友達と話している時にふと「あー、小さい頃にやらせてもらったわー。めっちゃ嫌だったw」っていう会話が生まれるぐらいになってくれたらそれだけでプラスなんじゃないのかなぁ。

そういうわけなので、今後も僕は親として、息子が自発的には選ばなさそうな体験を優先的にやらせていこうかなーと思っておりマッス。

   

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