雑誌モデルカーズから発売されたフェアレディZ(1/64スケールミニカー)のレビュー![タカラトミー]
2019/11/12
しばらく前になりますが、「いろんなところから出ている3インチミニカーを全部買うんや!」と意気込んで入手したミニカーがあります。
それがこれ、雑誌「model cars」から出たフェアレディZの3インチミニカーシリーズです。
※結局全部の3インチミニカーを買うという夢はイグニッションモデルの数千円というのを見て断念
でもせっかくゲットしたからには紹介しないとね!
というわけで、このマルーンカラーのZはいったいどんなアイテムだったのか?
レビューに行ってみたいと思います!!
モデルカーズのフェアレディZ
本日紹介しますのは、雑誌「model cars」が2006年に販売していた3インチミニカーのフェアレディZシリーズより、240ZGです。
箱を見る限りだと、タカラトミーが製作していたアイテムで、ブラインドボックス方式で売られていた模様。
僕はリアルタイムで店頭に並んでいるのをみたことはないのですが、数年前にネコパブさんのオンラインサイトでセット販売されていたのを覚えています。
実はその時からずっと気になっていて・・・オークションでマルーンカラーのものが出ているのを見つけてウッカリ落札。
無事ゲットと相成ったわけです。
中に入っているミニカーはすべてフェアレディZで、種類は3種(Z432、240ZG、Z33)、各3カラーずつ+パトカー仕様の12バリエーション。
さらにそこにシークレットが1台あって、合計13種という展開でした。
※シークレットはオレンジボディに黒いボンネットという仕様のもの。
10台1セットのボックス販売というのもあったそうですが、ブラインドボックスがランダムに10個入っているだけで、特にシークレットが入っているとか全部がバラだとか、これだけ買えば揃うとか…そういうわけではなかったようです。
中にはフェアレディZの歴史なる小冊子(ペラ)が入っていました。
ほほーなるほどこんな歴史が!(読んでない)
このあたりはモデルカーズの強み、といった感じですよねえ~。
簡単にいうと、フェアレディZっていうのはカッコいいスポーツカーやで!ってことが書いてあります。
フェアレディ1200をルーツに持ち、1969年にクローズドボディモデルとして誕生したのがフェアレディZです。
初代ZはS30型と呼ばれるもので、その高性能モデルがZ432、Gノーズと呼ばれる特殊な先端部を持つものが240ZG、んでもっておそらくこのミニカーが発売された時の最新のZがZ33だったのでしょう。
50周年を迎える今秋のモーターショーでZ35が発表されるかもという噂がありましたが、、、どうなったんでしょうねえ。
箱の中にはミニカー本体と専用の台座が入っていました。
といっても台座の方には特にストッパーとなるものがあるわけではなく、ミニカーをただ乗せるだけという仕様です。
それでもこんな感じに飾っておけるのはいいですねえ~。
なんかスケール感が少しだけ錯誤される感じがあります。
トミカとは違う!
さてこのミニカーなんですが、タカラトミー製となっているので「ははーん、モデルカーズとトミカのコラボか」と想像される方も多いのではないかと思われます。
・・・が!!!!
残念ながらサイズこそトミカに近いものの、トミカではありませんでした。
圧倒的にトミカと違うポイントがあるんですよ。
それがどこかというと…材質です。
普通トミカって、ボディが亜鉛合金、シャーシがプラという…いわゆる「ダイキャストカー」じゃないですか。
でもこのモデルカーズミニカーはボディもシャーシも「ABS樹脂製」なのです。
よくもだましたあぁぁぁぁぁぁ!!!
なのでトミカクオリティを期待して購入すると「軽っ!」「チャチい!!」と思ってしまうかもしれません。
※誤解のないように言っておくと、チャチいわけではないです。ただトミカに比べると軽すぎて、すごく玩具っぽさを強く感じてしまうかなと。
これで600円だったわけですよねえ。
しかもブラインドケース…。
当時コンプ出来た人はきっとブルジョワマンに違いない…!
各部ビュー
それでは各部見ていきたいと思います。
まずフロント・リアビュー。
あ^~いいですね~。
材質さえ気にならなければ、この造形はなかなか良いと思うんですが、どうでしょうか??
特徴的なカエルのような顔つきもいいし、テールランプまわりも綺麗に仕上がってます。
むしろ仕上がりの面だけで言うなら1,000円級のグリーンライトよりもいいゾ~。
窓枠もシルバーで塗装してありますし、芸が細かい感じ!
リアビューも最高ですね。
こうして見ると全然樹脂製のボディっていう感じもしないし。
観賞用に考えたらなかなかのクオリティ。
フェンダーミラーの形状が若干アレかな~。
エンブレム類も細かいタンポで再現されていました。
こういうところが全体を引き締める役割を持ってたりするんですよねえ。いい感じです。
そうそう、いっつも思うんですが、Gノーズって上から見ると思ったほど長くないし、思ったほど尖ってないんですよね。
なのでこういう面から見ると「あれ?これってZGなの?それともノーマル??」っていつもわからなくなっちゃう。
それはさておき…ボディの質感、どうですかね。
やっぱりすごく樹脂っぽい感じが出ているかなと。
しかも「塗った色」というよりは成型色っぽく見えるんだよなぁ。
でもですね、じつはこのマシン、パカッと分解できるようになってまして。
ボディの裏面から見て見るとクリアパーツ部分とボディカラーの部分の境目が無いような気がするんですよ・・・。
ってことはもしかして、もともとクリアな樹脂パーツをマルーンカラーで塗って仕上げたものなん!?
そう思うとすっごい手間がかかってますよこれ。
さらにはエンジンまでしっかり作りこまれている仕様ですからね。
これで600円なら安いもんかもしれない。
おわりに
というわけで…model carsのフェアレディZのレビューでした。
これは…いいものだ…。
(亜鉛合金じゃないという部分を除いたら)
なんだか3インチミニカーもちょっとしたブームだというので、どこぞの企業が手軽にこういうのを作れるようになると楽しいだろうなと思います。
2019/11/12
Comment
ブルジョワ王に オレはなる…ドン🚗
お疲れ様でふ🚗
我々ダイキャストカー民族じゃないですか🚗
オール樹脂製ってなると… …🚗
「おんどれがーーーーーっ!!!!!」ってなりますってばw🚗
でも作りといい、マルーン5カラーといい、良い仕事してるじゃありませんか🚗
でも、3インチミニカー全部集めるって凄い野望を持ってたんですねぇw🚗
世の中の女子全て俺の女じゃーって言ってるのと同義ですよww🚗
面白いなぁ🚗
自分はトイザらスの壁一面にぶら下がってるペグウォーマー達を目の前にして早々に諦めましたけどね🚗
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
早く金鉱掘りあげて!!w
やっぱりオール樹脂はアカンかぁ~!!!!
あの、ほんとーに手に持った感じは軽くてチャチぃ感じがしちゃいます。
それでも造りはいいんだよなぁ。
>3インチミニカー全部
全部つっても本当に全部じゃないですよ?
1メーカー1つずつ、みたいな。
なので「世の中の種族から女性を一人ずつ差し出せーい!!」って感じです。