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ワンピ108巻・・・結局おもしろい!くまの回想エピソードに80巻超の重みを感じる【ONE PIECE】 

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漫画「ワンピース」、最新108巻が発売されました!

最近思うんすよね。
ワンピースって尾田ッチがやりたい任侠とか時代劇にちゃんと仕上がってきてんじゃないかって。

今回の108巻はそういう印象を強く受けた感でございました。

というわけで・・・感想でっす!!

108巻の感想

108巻は前半がエッグヘッドでのアレコレの続き、後半はバーソロミュー・くまの回想エピソードとなっていました。

ぶっちゃけエッグヘッドの方はごちゃごちゃしてて、一回さらっと読んだぐらいでは理解できず。。。
こりゃまた106巻ぐらいから引っ張り出してきて読み直さないとなぁ、という感じでしたねえ。

黄猿や新たな中将が上陸、黄猿v.s.戦桃丸、黄猿v.s.ルフィ、まさかの五老星が武闘派として参戦、、、というバトル展開が前半。

ワンピをバトル漫画と思っている人にとっては前半が楽しかったかもしれません。
・・・が!
僕は後半の、くまの回想エピソードがこの巻のメインだったかなーと思います。

今までずっと、回想エピソードってあんまり好きじゃなかったんですよ。
「はやく本編進めてくれよ」って思ってたというか。
(特に空島とかエニエスロビーとか、しんどかった印象)

それが今回は前半読んでて「??ごちゃごちゃでわからん・・・」と退屈だったのに対し、後半の回想エピソードはグイグイ引き込まれてしまって。

お話の重さに比例して、ページをめくる指もどんどん重くなっていったのに、あっというまに読み終わってしまったのでした。

108巻分の重みで生きた回想エピソード

今巻では先に挙げたくまのエピソードの他に、黄猿と戦桃丸の過去話もありましたね。
個人的にはこれもなかなか良かったというか・・・ワンピを読んでると忘れがちな「海軍は市民の平和を願っている」というのを思い出させてもらったというか。

ぶっちゃけ天竜人の次ぐらいに嫌われているであろう黄猿にも人情みたいなものがあって・・・でも任務のためにはやむなし、、、という行動原理なのかなと思わせられたり。
(ベガパンクに「勘弁してよ・・・」と弱音を吐いたシーン良かったですよね!)

でも!
やっぱり!
くまの過去話・・・これはもうワンピ史上屈指の名エピソードになったのではなかろうか。。。

くまの初登場が24巻とかそこらだったと思うんですが、そのころから「暴君」という二つ名がついていたわけですよ。
で、そんなくまのサイボーグが作られて、パシフィスタという名前で・・・みたいなのをずっと追ってきた僕ら読者。

それが今巻で全部ばーーーーっ!と回収されたわけです。
・・・熱すぎん??

パシフィスタという名前の由来を知った時なんて「こういうのを伏線っていうんですよ!!!」って思いましたもん。
単行本にして80巻以上もずっと練られ続けてきたお話がようやく放出されたんだなぁーと。

やっべぇ・・・ワンピ終わっちゃうw

ボニー誰の子なん?

それから、本編では触れられることがなかったですし、もしかしたら今後の伏線になってくるのかもしれませんが・・・、大人の読者としてはここも気になりましたよね。
「結局ボニーって誰の子なん?」って。

もちろん「くまの子」であることには違いないんですが、そういうことじゃなくて。
実際の血統的なところを考えると、母親が「ジニー」であることはわかっているものの、父親についての言及がなかったかなと。

で・・・時系列的なところを考えると、ジニーが攫われてから2年の月日が流れて、くまの元に赤子のボニーだけが帰って来たわけですから・・・くまとの血縁関係はないわけでしょ。

攫ったのが天竜人で・・・というのを考えると、ボニーには天竜人の血が流れている可能性も微レ存だったりするんでしょうか。
(そもそも天竜人が奴隷に手をだすのか・・・?などなども気になります)

あとはアレかな・・・コニー王太后とボニーの老人化した姿がそっくりなのも伏線だったりするのかしら。。。
(くまがコニーを抱き上げて、ブルドッグ国王が「母だ」って言うシーン、声出して笑いましたw)

モルガンズ何者なん?

伏線繋がりでいうと、SBSで尾田っちが回答していたモルガンズの件。

モルガンズは「トリトリの実」モデル”アルバトロス”の鳥人型をずっとキープしてる人。でした。

人型はどんな人なんでしょうね~。

っていうのも僕はすごくひっかかっちゃいました。

これ下手したら既に出ている登場人物の誰かがモルガンズだったりすんのかな・・・。

(回想シーンのゲッコー・モリアの顔が影だったのも。。。)

ゴッドバレー事件胸糞すぎ

くまの回想エピソードには何かと気になる「ロックス海賊団」も出てきて熱かったですね。

38年前のゴッドバレー事件、要は天竜人による人間狩りだったわけですか、、、

若き日の白ひげ、ビッグマム、カイドウだけでなく、金獅子のシキやニョン婆まで観られたのは良かったんですが、事件自体は非常に胸糞でした。

天竜人にヘイト集めたいのはわかるけど、よくまぁこういう胸糞エピソードを思いつくよなぁw
(まぁ人間狩り自体は偉大なる先駆者が「火の鳥 生命編」でやってますが)

ロックス海賊団のシーンでは生前のキャプテン・ジョンも観られたわけで・・・バギーの数十巻分の重みも。。。

おわりに

・・・と、そんな感じの108巻でした!!!

いやー・・・ヤバイですね。
ワンピ、ここに来て加速してますね・・・。

マジで時間があったらまた1巻からじっくり読み返したいんだが、、、
今回の108巻で1,100話。1日1話読んでも3年以上かかる計算ですよ。(あ、でも3年で行けるなら頑張ろうかなw)

そうそう、ちなみに最近「ひとつなぎの秘宝って実はタイムマシンなんじゃね」っていう考察を見まして、これがめちゃくちゃ面白かったんですよ。
ぶっちゃけコナン君の黒の組織のボスもそうですが、それぐらいの、読者がひっくり返るような仕掛けが待ってないとここまで広げた風呂敷を畳めない感ありますよねw

うーん、次の巻も楽しみ過ぎるぅぅぅぅ!!

7月→11月→3月と来ているので、109巻はまた7月かなー!!

   

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