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誰得One Piece105巻の感想!新章スタート前夜の超絶ワクワクな巻!

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      2023/08/08

漫画「ワンピース」、最新の105巻が発売されました!

前回が昨年の11月だったのできっかり4カ月空きましたね。長かった~~~!!

というのも前の巻でついにワノ国編でのボスを倒しまして、ようやく話が前進するッ!!ってところだったので、非常にワクワクしておりました。

そのワクワクを裏切られることなく・・・、今回は久しぶりに超絶ワクワクできる巻だったかなと思います!!

105巻の感想

105巻ではワノ国編が終わって、新しい冒険までの間のお話・・・要するに「ワンピの政治の話」が出てきまして、フィナーレへと向かうためのヒントの欠片(それこそOne Piece)が散りばめられていたかなと思います。

さてさて今巻の感想は・・・

  • ワノ国編終幕
  • バギーのクロスギルド
  • ルフィの夢
  • 新しい冒険
  • 世の中にはどうしようもないこともある
  • お玉ちゃんは黒炭家

の6つでお送りいたちまーちゅ!

ワノ国編終幕

必要以上に長く感じてしまったワノ国編・・・。
きっとオダっちの「好き」が詰め込まれすぎていたせいで、コアなファン以外には「くどい」と感じられてしまった部分もあるのではないでしょうか。

ただ、それもこれも最後の講談(ですかね?)のために必要な演出だったと思えばスッと溜飲が下がるというかw
もう一度最初からワノ国編をおさらいしたくなる感じでした。

乙です!!

バギーのクロスギルド

新しい冒険の前に、海賊四皇の一角としてバギー船長を筆頭とする「クロスギルド」が結成された話が差し込まれていました。

これ・・・熱かったですねえw
何しろクロコダイルとミホークが手を組んで、それを統率するのがバギーっていう・・・初期からの強敵を見捨てない設定・・・!!

個人的にはクロスギルドのポスターに使われていたサーカスのフォントが胸熱すぎて・・・。
バギー海賊団の広告担当者、いいセンスしてんな!とw

ルフィの夢

そして今回の巻のタイトルにもなっていた「ルフィの夢」。
たびたび語られ、その都度聞かされた方が「わっはっは!」となるアレが出ましたね。

ネット上の考察なんかでもずっと話題に上がっている「ワンピースという漫画のキー」になりそうなルフィの夢。
なんなんだろうなぁ~。

「海賊も海軍もみんな仲良し」とかそういうのかしらw

こういうののハードルをグッと高めることができるのって、もうオダっちの自信の表れだよな、、、すごい。

新しい冒険

そしてそして舞台はDr.ベガパンクの島、エッグヘッドへ。

まだ物語は序盤も序盤ですが、早速一味はバラバラになりましたねw

しかしついにベガパンクの謎が明らかになる感じかぁ。
フランキーが異様にワクワクしてて良かったなぁ・・・。

あとベガパンクが天才すぎて、まわりがついてこれないどころか一周回ってる感あるのも天才あるあるっぽくて良き。
アインシュタインとかノイマンとか・・・レオナルド・ダ・ヴィンチとかもああいう感じだったんでしょうかね〜??

世の中にはどうしようもないこともある

これはSBSに書かれていたことですが、すごく心に残りました。

読者の方が、SMILEで「ファッファッファ!」となっちゃったキラーさんを嘆いて「チョッパーのちからで元に戻して欲しい」とお願いしたのに対して、オダッチは

世の中にはどうしようもないことってあるもので、これもそのひとつのようです

と淡々と答えていたんですよね。

いやー、すっごい。これはすっごい良かったよ!!
下手にジェンダー問題に手をだそうとするよりも、こういうのがワンピのいいところだと思うんですよ。

世の中って、そんなご都合的には出来てないわけで。
不条理に損失を被ることっていうのはどうしても人生において発生してしまうわけです。

でもキッド海賊団の人たちは「明るい海賊団になってやるぜ!」っていう道を選んだとおり、「キラーさんを元に戻そう」ではなく「今後をどうしていくか」って方向に目を向けた、と。

少年誌たるもの、こうであって欲しいですよ。

だからこそ、エースの死というのも”本物”だったわけで。
ルフィやサボにとっては必要悪といえるイベントだったのかもなぁ・・・。

お玉ちゃんは黒炭家

あともう一つSBSから。
本編では語られなかったのに、実は設定で「お玉ちゃんが黒炭家の一族だった」というのがあって。

これもすごいよな・・・。
本編で取り上げてしまうとすごく重い問題になってしまうけれど、うまいこと隠しつつ人権問題を取り上げた感がある。

ほんと、変なジェンダー問題なんてやらなきゃよかったのに(まだ言うw)

つまり、作中では悪役と描かれた「黒炭の血」ですが、その血筋と個人には因果関係はないということを言いたいんですよね??

天竜人にだって”まとも”な感性の人がいたわけで。(そのおかげでドフラの根性がネジ曲がってしまったけども)

黒炭だから悪!ということではない、と。

今だったら「ロシア人は残虐!悪人!」みたいな感覚に近いですかね。
もちろん「木を見て森を見ず」になってはいけませんが、やっぱり木の方もしっかり見て判断していかないとね・・・。

さっきのキラーさんの件やら、よくネタで使われる「うるせェ!行こう!!」っていうルフィのセリフもそうですけど、ワンピってそういう「過去と今」や「立場」「権力」というものに対して「関係なくね??」っていうスタンスを取っていくのが素晴らしいと思ってて。

ルフィとコビーの関係とかもそうですよね。

もしかしたらルフィの夢ってのは本当にそういう部分が関係してくるかもなぁ!!

おわりに

そんな感じの105巻でした~!

いやー他にもいろいろありましたよ!
ルルノア王国が歴史から消された瞬間とか「ヒェッ」ってなりましたし、、、

ボニーの着替えシーンがリアルすぎて穴が開くほど見てしまいましたし、、、

あとクザンって今黒ひげのところにいるんだっけ???(付いて行けなくなってる)
女が島を攻め入った時にいなかったような気がするのは何かの伏線なのかしら、、、

とにかく前巻のネガティブな印象とは正反対の、超楽しめる一冊になってました。528円も惜しくなかったぜ!

さて・・・次回は5月?6月?あたりですか??
ベガパンク編がちょっと進むだけ・・・とかになるかなぁ。(でも楽しみ)

   

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      2023/08/08

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