トミカラマ・ヴィンテージ 04c 中古車店のレビュー!大人がハマれる1/64スケール簡易ジオラマセット!
2023/08/08
ついに我が家にも話題のトミカラマ・ヴィンテージがやってきました!!!
これねえ・・・海外のミニカーコレクターさんが使っているのを見て、ずっと欲しかったんです。
・・・が!
横山剣さんの横山自動車はプレミアがついちゃってめちゃくちゃ価格が高騰してまして・・・
「これはワシには買えん!!」というわけで諦めてたところ・・・ついに第三弾となる中古車店(アクセル426仕様)が2018年の秋ごろに発売されたわけです。
これはチャンス!と、「息子と一緒に遊ぶ」という前提で購入するに至りました。
・・・4歳児の玩具にしては高すぎる気もしますが、、、
それでも「のちのち自分のコレクションになるかもしれない」と思ったら、いい先行投資になるのかもしれません!(先行投資でもなんでもない)
というわけで!
トミカラマ・ヴィンテージのレビュー、いってみましょう!
トミカラマ・ヴィンテージのレビュー
前置きが長くなりましたが・・・今回ゲットしたアイテムは、トミカラマ・ヴィンテージ 04c 中古車店(アクセル426)です。
トミカラマ・ヴィンテージはその名のとおり、トミカ・リミテッド・ヴィンテージの系列にあるジオラマセット。
普通こうしたジオラマってNゲージだったりHOゲージばっかりで、なかなか1/64スケール(Sゲージ)のものってなかったんですよね。
トミカタウンではフェラーリのショールームやらスシローやらがあっていい感じではあるんですが・・・やっぱりリアリティに欠けるわけです。
USではGreenlightのガスステーションやらフィギュアやらが売られてますが、日本ではなかなか入手できません。
3インチミニカーが溶け込むことができる、かつ日本で買えるリアルな造形のジオラマセットとしては唯一無二のアイテムと言えるのではないでしょうか。
トミカラマ・ヴィンテージのラインナップ
トミカラマ・ヴィンテージは2010年に誕生しました。
一発目の素材に選ばれたのは派出所(01a)です。
これはもう必然的にパトカーを並べるしかないアイテムですね。
ただ、TLVが映える感じでリアルなのは、やっぱりトミカラマ・ヴィンテージならではと言った感じでしょう。
他バリエーションが難しい造りだったのか、2010年のこれ以来01シリーズは別の展開がないようです。
2つめはガソリンスタンドでした。
2011年にシェル石油仕様のガソリンスタンド(02a)。
2012年に出光仕様のガソリンスタンド(02b)が登場しています。
第一弾に比べて敷地スペースが倍ぐらいになってますね。
さらには小物も増えて・・・価格も2~3,000円あがっていたようです。
3つめは駐車場(03a)が同2012年に登場。
シンプルながら、電灯やらコーンやら・・・リアリティを持たせるための小物が付属していた模様です。
そして4つめが今回僕がゲットしたシリーズの中古車店でした。
まず2012年に04aの高速モータースが発売されました。
高速モータースはそれっぽいけど、実際にはないお店さんかな。
おそらくガソリンスタンドのさらに倍ぐらいのサイズの敷地スペースだと思われます。
2013年にはガソリンスタンドのバリエーションとしてスネークモータース本社(02c)が発売され、
2014年に04bとなるBAYSIDE MOTORS・・・横山自動車(有)が登場しました。
個人的にはスネークモータースか横山自動車がグッとくる感じだったので、これの再販をずっと待ってたんです。
・・・が、ここでパッタリとトミカラマ・ヴィンテージの発売は止まってしまい・・・4年後の2018年にようやく中古車店のバリエーションとなるアクセル426が発売されることになりました。
ちなみにアクセル426は実在するショップさんをモチーフとして作られています。
・・・どんな流れでこのコラボが実現したのか・・・気になるところw
開けていくよ!
箱を開けたらこんな感じで、もうほぼ出来上がっているジオラマセットが顔を表します。
いやー・・・プラモデルの箱を開けた時みたいな感じでワクワクしますね!!
簡易的な説明書のようなものがついているので、それを参考に組み上げます。
基本的にはパーツ同士を組み合わせていくだけでOK。
・・・なんですが、
場所によってはうまく固定できないところがあったりして・・・説明書によれば「接着してね」とのことです。
上の写真だと水道配管の突起に対して穴がガバガバだったので、この後めちゃくちゃセッチャクした。
あとは本当にプラモデルかのようにランナーについたままのパーツがあるので、ニッパーなどを使って切り離していきます。
細かいパーツも多く・・・無くさないように注意が必要。
・・・でも1/64スケールのこういうパーツって他にないですし、3インチミニカーファンにしてみたらすっごい重宝しますよね。
4歳の息子も配置を頑張っていました。
ちなみに対象年齢は15歳以上となっていますので、小さいお子さんの誤飲などには十分気を付けましょう。
そんなこんなで、ひとまず完成したのがこれです。
画像は小さいですが、実物はすっごい大きいですよ・・・。
しかも一旦出したら「しまう」という概念がないアイテムだと思うので、それなりの置き場所を確保する必要があると言えるでしょう。
この状態で車を並べてもそこそこ様になりますね。
うわぁ・・・中古車ショップだよこれは!
なんかタイヤもめちゃくちゃ付属してますし・・・
お店のスタッフさんも一人だけ付属していました。
ラベルシートを貼る
さらにはこんな感じのラベルシートが付属していました。
プラモデルとかの「シール」とは違って、自分でデザインナイフなどを使って切り出す必要性があるんですが・・・これを導入することでかなりリアリティが増すのでやらない手はありません。
たとえば白いプラパーツだけだった「のぼり」も、こんな感じです。
これねえ・・・箱の写真には「大売出し」って旗が載っていたんですが、仕様が変わってるみたいですね。
「大売出し」の旗はなく、「高速有鉛デラックス」やら「希少車」やらのものになっていました。
車には価格のプレートも用意されています。
中古のインプが(ワンオーナーとはいえ)500万だと・・・!?
ちなみにこれ・・・トミカに載っていることを想像して貰えばわかりやすいですが、ものすごーーーーく小さいです。
なのでまぁ、小さなこどもには作るのは難しいですし、遊んでたら確実に無くしますね。
あくまでジオラマであって、遊ぶための玩具じゃないんだろうなぁ・・・。
息子にいろいろな車を持ってきてもらって並べたらこんな感じになりました。
・・・ショップの屋根にのっている大きな車(ペーパークラフト)は「おみせのかんばん」だそうです。斬新w
ちなみにこれ、実はまだ完成ではありません。
箱に掲載されている完成見本だと電灯に紐のようなものが渡してあって、そこに万国旗がかけられているんですよ。
これもラベルシートで作ることができるんですが・・・本当に小さくて、すっごい難しいです。
僕も頑張って1日に1枚ずつ貼ってるんですが、こんなんです。
どうやって貼ったらいいのこれ。。
これはめちゃくちゃ楽しめそうだ!!!
さてさて!
もうこれだけでも十分楽しそうなトミカラマ・ヴィンテージですが・・・僕はこれ、さらなる可能性を感じています。
きっと今の状態だと「大人の趣味と子供の玩具の中間」みたいな位置にあると思うんですよ。
でも、ちょっと手を加えてあげると・・・完全なる大人の趣味アイテムになるんじゃないかなと。
たとえば電灯。
今のままでも十分リアルですが、きっともっとリアルな質感にすることもできるでしょうし、本物の電飾を埋め込んでも面白いかもしれません。
事務所の屋根にも電飾を設置すれば、夜のお店も再現できそう。
※写真は屋根を外してスマホのライトで照らしたものです。
あとは自分で作ったパーツとかを配置していっても面白いですよね。
僕は以前安価な3Dプリンターで作ったアメリカンなアイテムたちを並べてみました。
別売りでいいからこういうパーツ類が充実してくるといいのになぁ。
あとは店舗のカラーを塗装しなおしてもいいと思うんですよ。
今の状態だとすっごいプラ感満載だけど、ちょっとテクスチャを作ったりしてもっとリアルにしたりとか。
モデリングペーストあたりを使って店の壁やら路面やらをトトトンと叩いてあげれば良さそうな気がしますぞ・・・!
ガレージの中をもっと作りこんでもいいですしね・・・うわぁ、夢が広がリングベイ!
おわりに
というわけで・・・我が家にやってきた初トミカラマ・ヴィンテージについて、でした!
いやーこれ・・・本当に大人がハマれるアイテムですね。
息子が早々に飽きたらガッツリ手を入れちゃいたい・・・。
そうそう・・・そういえばこの小さい看板パーツ、息子が遊んでたら根本からポッキリ行きました。
・・・やっぱり小さな子が遊ぶようなアイテムではなさそうですw(こういうのを直せる人向け、かな)
並べる車も「トミカ」よりは「TLV」の方が似合いそうだしね!
2023/08/08