最近の子が「学校ウンコ」を茶化さないのは親の功績じゃ！

最近の子供って、学校でウンコをするのを茶化されないそうなんですよ。
すごく良い事ですよね。

もちろん、全部が全部の学校でウンコが茶化されないわけじゃないと思いますけども、そういう傾向になりつつある、と。

僕が子供の頃なんか酷かったですからね。
毎日学校でウンコをする友人がいたんですけど、みんなでそれを覗きに行って「やーいやーい」みたいなことをやってましたから。

僕はそれが怖くて学校でなかなかウンコできなかったもの。
（中学生の頃にはウンコしたくなって早退したこともあるほど）

そう考えると本当に今の子たちって偉いなぁと思うんですよ。
ウンコなんて人間の営みなんですから、誰しもがすることなわけで。
むしろウンコしたい時にできないなんて体調崩す原因にもなるわけですから・・・その環境をしっかり確保するというか、学校でウンコをする行為を認めているというのは苦い少年時代を生きて来た僕からしたらとても偉いなーと。

でもね・・・気づいちゃいました。
これ、僕ら世代の功績なんちゃうか！？

子供は親の鑑である

つまりですね・・・。
僕ら親世代がウンコで苦い思いをしてきたからこそ！！
子供たちに「公共のトイレでウンコをすることを恥じてはイカン」とか「友達がウンコをしているのを茶化してはイカン」と教育できたわけですよ。

子供って何気に親のそういうのをちゃんと聞いて育ちますからね。
あれですよ、他人のビニ傘持ってっちゃうヤツとか、どんな教育されて生きてきたん？？って思いますもん。

傘を盗むヤツは例え名前が書いてあっても柄が違っても盗むのだ

親から「そういうもの」って教わったことが、その子にとっての常識になっていくわけですよ。

これね、ご飯食べる時に「いただきます」「ごちそうさま」っていうとか、近所の人に会ったら「こんにちは」って言えるとか、そういうの全部が親の教育の賜物だと思ってます僕は。
何が正しいとかを言うつもりはないですけど、少なくとも中学生ぐらいまでの子供の行動の根幹は親が決めているよなーって。

おそらく僕らの親の世代ってのは「ウンコが恥ずかしい」とかそういう環境になかったんじゃないですかね。
だから「他人のウンコを覗くなど言語道断」って教育にはならなかったのかもなーと。

今は上司がハラスメントを受ける時代だそうだな！

これと同じようなことで・・・僕ら世代っていうのは上司からパワハラ・セクハラを受けて来たわけですよ。
嫌だなーと思いつつも、就職氷河期を経験しているせいか「ここにしがみつかなければ・・・」みたいな思いで頑張ってきた人が多いと思ってます。

でね。
自分がそういうのやられて嫌だったから、下の世代への言動にはすごく気を使うっていうか・・・。

「オッサンがこんなこと言ってたらキモいよね？」みたいなのを気にしてるのってどうせ僕ら世代だけなんでしょ？

おかげで今の若い子たちはずいぶん楽なんじゃないっすかね。
「それパワハラっすよ」とか言われたらオッサンは黙るしかないですもんねｗ

昔みたいに「お前の代わりなんていくらでもいるぞ」って時代じゃないので特にそうなんじゃないかな。

ウンコの件もハラスメントの件も、世の中がどんどん浄化されていっているということなら素晴らしいと思うのですけどね。
これが「時代が繰り返しているだけ」なんだとしたら、もしかしたら「ウンコを茶化されなかった世代の子たちがウンコを茶化して」・・・みたいになっていくのかもしれませんなー。

おわりに

ま、そういうわけで。
ウンコを茶化されない今の子供たちは、ウンコを茶化されてツライ思いをしてきた親世代に感謝しなさい、ってことですｗ

別に感謝されるようなことじゃないっつーか、それが当たり前の状態なんですけども！！

ちなみに・・・世界ではいまだに6億人強の人たちが野グソをしているそうです。
野グソでなくとも、衛生的でないとか、尊厳が守られていない環境でウンコをせざるを得ない人たちとなると、その倍以上いるんだって。

そうなると、思春期にはウンコを我慢しちゃうとか、ウンコしたくなるから学校行かないってなって学力が低下するとか・・・そういう弊害が起きてしまうんだそうです。

日本はトイレ事情ってすごく恵まれている国なのでね・・・是非今後ともウンコを茶化すようなことはないようお願いしたいところですな。

追記

ちなみにわしゃ男性トイレの小便器で横に衝立がなかったり、チンコ丸見えになる仕組みなのもイヤですよ！