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静岡県知事の職業差別発言は”切り取り報道”か?言葉狩りか?

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静岡県の川勝知事が不適切発言を元に辞職することになった件につきまして。

県庁新入職員への訓示で「職業差別があった」と炎上したわけですよ。
当人は「切り取り方次第では差別のように思える」という発言および、「報道が本意ではなく、傷ついた人がいたら申し訳なかった」と話されていたんですが・・・世間が許さなかったみたいですね~。

テレビの報道番組のコメンテーターさんも「切り取り報道とは言えない」というような意見を述べていました。

ただ僕は若干、「言葉狩り」のような感じがしているんですよね。
その件についてダラダラと。。。

あの発言、私はこう読みました。

僕はこの知事の過去にどんな不祥事、不適切発言があったのかはわかりませんので、あくまで今回の発言に関してのみで判断しています。

職業差別と言われた当該部分は以下の通り。

県庁っていうのはですね、別の言葉で言うとシンクタンクです。
えー、毎日毎日野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいは物を作ったりとかということと違ってですね、基本的に、その・・・皆様方は頭脳、知性の高い方たちです。
ですからそれを磨く必要がありますね。

太字の部分だけ切り取れば職業差別として捉えられ兼ねない、っていうのが知事側の意見だと思うんです。

つまりまぁ、その外側も含めて考えたらわかるでしょ?っていう。

どうでしょうか?
やっぱり「第一次産業とかやってるヤツは頭わりーからなw」っていう風に感じましたかね??

知事の言い方がヘタクソだっただけでは・・・。

僕はこれねー、この知事さんがちょっと頭悪いというか、表現がヘタクソというか・・・それだけの話だったんじゃないかと思うんです。

要は「人にはそれぞれ適材適所というのがある」ってことを言いたかったわけでしょ。
県庁に入職したんだから頭使ってけよ!って。
お前らは頭を使って世の中の役に立って行く存在だぞ!って。

ぶっちゃけ、職業による知性の差っていうのは存在しますよ。
そりゃ第一次産業をやっててクッソ頭いい人ってのも中にはいるでしょうけど、それはもう役割が違うというか。

「野菜売ったり牛を育てたりしてるヤツらは頭悪いから普段何も考えてないべ?だからお前らの方が優秀なんやで?」なんて言ってないでしょ。
そもそも「知性が高い方が偉い」とか、そういう話もしてないと思いますし、、

言い方は悪いかもしれませんが、こういう言葉狩りをしてしまうっていうのは既に知性の低さにコンプレックスを感じているが故なのかなーと。

おわりに

この件とはまた別ですけども、AV女優の霜月るなさんが松ちゃん報道の擁護発言の中で「言葉を少しでも間違えたら、揚げ足とられて切り取られたり」するから迂闊な場では話せないというようなことを言っていたんですよね。

本当に最近はすごくそういう「あの時こう言ったよなぁ!?」みたいな言質の取り方というのが横行しているというか・・・1mmさえもミスしてはいけないかのような”取り締まり”が増えてる気がして気持ち悪いです。

声の大きい人や数で圧倒できる勢力が「正義」なのか?

↑成田悠輔さんの件もそうじゃない?

発言内容を理解できない人が、言葉の一部を切り取って「あいつは差別的だ!」って騒ぎ立てて、バカが集まってその意見を通してしまう、みたいな。
大げさではなく、これが横行すると政治が大変な方向に動いていくことになると思うんですけども・・・どうなんでしょね。

もちろん県庁職員への訓示っていうのは「間違った発言をしてはいけない場」であることに違いないとは思うんですけども・・・「いや、あの発言はそういう意味じゃなくて」っていう言葉には耳を貸さず、糾弾されるっていうのはやっぱりおかしいんじゃないかなーと。

願わくば「間違えちゃった・・・テヘ」が許される世の中であって欲しいと思うのです。叩いている人たちはやっぱり「失敗絶許」って感じなんすかね?

となると、発言力がある人ほど「何も言わない」ってのが正解なんじゃないかとさえ思えてきますな。(意味ねー)

   

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