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証明写真ってなんで4枚も印刷されるんだろう・・・と疑問に思った時の答えと安く済ませる方法

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      2017/08/09

約1年前に期限が切れていたパスポートを、ようやく新しくしました。
数か月前に作ろうと思ったタイミングがあったんですが、戸籍謄本がなくて作れず、やっとです。
[参考]パスポートの期限が切れそうな時は「1月133円」と思って迷わず更新した方がいい。

期限が切れる前なら戸籍謄本要りません。
本籍地の役所に行くという面倒さも、発行する手数料もないので確実に期限が切れる前に更新しておくべきだと思います。

1年間の「パスポートがない期間」に逃した格安ツアーもあります・・・!悔しい!

さて、そんなパスポート申請に絶対に必要なのが「証明写真」です。
正直、大人になるとそこまで証明写真が必要な機会というのがないので、このためだけにわざわざとりに行く必要があるわけです。

で、僕ら世代だとパッと思いつくのは「駅前とかコンビニの横にインスタントのがあるよな」ってところだと思います。
今回、あの証明写真について思うところがありました。

それは、「4枚要らないから安くして」ってところです。

証明写真、1枚200円でどうにかならないものか

僕らよりちょっと上の世代の人たちは「証明写真なんだから、しっかりしたところで撮影しないと!」っていう考えの方も多いです。
そういう方は街の写真屋さんなんかにいって、一回3,000円とかでちゃんとした写真を撮影してもらっています。

余談ですが、友人の実家が写真屋さんで、やっぱり現在はなかなか経営が厳しいんだとか。
というのも、写真の歴史を見ると一目瞭然で、ここ数年の間にフィルムカメラの普及からインスタントカメラ、デジカメ・・・と繁栄と衰退を繰り返し、今では国民のほとんど全員が持っているスマホに一時期のデジカメよりも高性能なカメラが備わっている現状というのが関わっており、「写真は写真屋さんで撮影・現像してもらうもの」という感覚が失われていることが影響しているのではないかと思われます。

そんな感じで写真やカメラがあまりに身近になった僕らからすると、「わざわざ写真屋さんでちゃんとした証明写真を撮る」というのは大げさな感じがしてしまうものです。

で、駅前やコンビニ横にあるスピード写真機を利用しようと思うんですが、あれって500円~800円ぐらいするんですよね。
しかもパスポートや免許証で必要なのって1枚なのに、4枚もついてきちゃう。

むぐぐ。。。

単純計算で言えば「1枚でいいから200円にして」って思っちゃいます。
でもこれ、そういう問題じゃないんだと気づきました。

1枚でも4枚でも値段が変わらない理由

実は東京都庁だかにあるスピード写真機は1枚に対応しているんだとか。
価格はなんと500円。

えっ!

4枚撮っても500円。1枚でも500円。
田村でも金、ヤワラでも金、みたいな感じですよ。(違う)

どうしても商売素人の感覚からしたら「数が減ってるんだからその分安くしろや!」って思いがちです。
もし4枚で800円なら1枚あたり200円。
4枚で500円なら1枚125円。
これ以上はビタ一文出したくないぞ!ってなところですね。

これは僕らが「原材料費」にしか目が行ってないからなんですね。
要するにプリント用紙とインク代のことしか頭にないので、アウトプットされる産物が1/4なら価格も1/4だろうという思い込みによるものです。

たとえばあなたが1回あたり100枚まで同時に裁断できる機械を持っていたとして、「100枚の切断まで100円」という商売を行っていた場合、お客さんが「1枚だけでいいから1円にして」と言ってきたらどうでしょうか。
1枚の裁断も100枚の裁断もおなじ1回分の労力なのに、売上だけ1/100になってしまうわけですね。これはアカン。。。

証明写真の機械も同じで、用紙やインク代に多少の違いこそあれ、あの機械を設置する場所代や運用する電気代、さらにはメンテナンス費用から本体代金(リース・レンタルかもしれない)の部分は1枚のプリントだろうと4枚のプリントだろうと同じわけです。

つまり、逆に考えると「1枚で800円でもいいんだけど、あんまり値段変わらないから4枚まで出してあげっから」っていうのがスピード写真機側の言い分なんじゃないかと。

受験生などのように同じ写真が何枚も必要な人にはその方がありがたいわけですしね。

それでも僕らは安さに溺れたい

そうか、どうしても証明写真が高額になってしまう理屈はわかった。
結局は1枚だろうと4枚だろうと、あのスピード写真機を設置して利益を出していく為には500円とか800円っていうラインを切れないということなんですね。

でも、時代はもう本当にちょっとしたデジタルごとなら自分でやれるようになっています。
そう思うと、ああいった自販機はどうしても旧時代的であることは否めませんね。

なんだったらスマホで綺麗に写真を撮って、自分でプリントするから格安にできないものか・・・と考えてしまうもの。

で、調べたら、あるにはありました。

[参考]ケータイプリン
[参考]ピクチャン

いずれも200円で、自分が撮影した写真を証明写真としてコンビニの複合機からプリントできるというサービスです。
ただいずれも「パスポートの証明写真にはお控えください」という注意書きあり。

パスポートの場合って、やっぱりシビアな部分があるらしく、写真のクオリティ次第では申請に通らないことがあるそうです。
また、申請に通って発行して貰えたとしても、実際に海外での入国審査で弾かれる可能性も秘めているんだとか・・・。

何それ怖すぎる・・・。

でも、そういうこと言い出したらスピード写真のだって信用できないですよね。
心配性の方は大人しく写真屋さんにオーダーした方がいいのかもしれません。

おわりに

4枚出てきても結局1枚しか使わないってなると、残り3枚はシュレッダー行きなんですよね。
やっぱり自分の顔を切り刻むのはあんまりいい気分はしないですw

ちなみに、息子のパスポート写真はスマホで撮影したデータを、アプリで証明写真サイズに整え、写真屋さんのデジタルプリントサービスで「写真」として1枚だけ印刷したものを切り抜いて申請しました。

これでちゃんと申請も通ったし、グアムの入国は出来ましたw

なので、スマホ写真の画質だからダメってことはないと思うんですけどね・・・変な影が入ったりするとアウトかもしれませんが。

証明写真で4枚でちゃうことに納得できない人は一応こういう方法もあるってことでw
当然、申請通らなくても責任はとれません。

   

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      2017/08/09

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