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鳥貴族は安居酒屋の常識を覆す「普通のものが普通に美味しい」という希少な居酒屋だった

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      2017/08/09

テレビの「帰れま10」で鳥貴族がやっていたので、
なんとなく久しぶりに行きたくなって、行ってきました。

鳥貴族は、関東ではまだまだ若者にしか知られていないような気がしますが、
何気に第1号店が出来たのは1985年というから、人間で言えばそこそこ中堅どころの歴史を持つお店ということになります。

しかも「280円均一」という価格は90年代から変わってないというのだから、やばいですよね。

そんな鳥貴族、久しぶりに行ってみたらすごく良かったのでオススメです。

鳥貴族のレビュー

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鳥貴族の魅力は何と言っても均一価格とそのボリューム・クオリティにあるのではないでしょうか。

例えばプレミアムモルツの生が中ジョッキで280円なんていうのは、普通に考えてありえませんし、
お店の赤字メニューと言われている「もも貴族焼(たれ)」は、あのボリュームであの価格なのはヤバすぎます。

鳥貴族は他店との差別化の為に、通常居酒屋が利益を多く出す部分である「ドリンク」の価格を下げるという戦略を打ち出した結果、ビールを始めとするドリンクがこの価格で実現できているそうです。

・・ただ、この日のプレモルは「本当にプレモル?」って感じのクオリティでした。
もしかしたら間違えて金麦注いじゃったかな?w
どちらにせよ280円なら文句言えません。

もも貴族焼のクオリティがヤバイ

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これが看板メニューであると同時に赤字メニュー(オーダーが入れば入るほど赤字)という「もも貴族焼」です。
これが実質一本140円。(2本で280円)

そこらの焼き鳥屋台で「ねぎま」をオーダーしたら、同じぐらいの価格でもっとクオリティ低い物しか食べられないです。
それが「座って食べられる居酒屋」で、このクオリティなんだから、単純にすごい。

もし鳥貴族に一人で行くことがあったら、ビールともも貴族焼だけでずっと居られる自信ありますw

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僕が今回気になってたのは、帰れま10で10位に入っていた、「ふんわり山芋の鉄板焼き」でした。
番組で紹介されるときにも「絶対おかわりする」とか言われていたのでめちゃくちゃ期待。

結果、「絶対おかわりする」という程ではなかったものの、普通に美味しかったです。

”普通”が普通に美味しい

でも、なんか色々オーダーしてみてわかったことがありました。
それは、「鳥貴族は”普通”の商品が普通に旨い」ということ。

普通安いお店って、イロモン系の料理がジャンキーで美味しかったりするじゃないですか。
例えばくら寿司だったら海鮮ユッケ軍艦みたいなヤツ。かっぱ寿司ならサラダとかw

でも鳥貴族に関しては逆だなと思いました。

焼き鳥で言えば、「ささみわさび焼」とか「むね肉明太マヨネーズ焼」のような、
一見ジャンキーで美味しそうなメニューがそんなでもない。(不味いとは言ってない)

その代わりに、上記の「もも貴族焼」とか「せせり」とかが普通に美味しいんです。

これは一品料理でも同じで、コロッケとか焼そばとかがマジで美味しかった。
なんで唐揚げをオーダーしなかったのか、今でも悔やまれます。(答えは焼き鳥が食べたかったから)

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ちなみに、フライドポテトにはケチャップだけでなくバターが添えられていました。
これ、最初は「なんで??」ってなったけど、”じゃがバタ”なんですね!
何気にハマりましたw

おわりに

というわけで鳥貴族、普通にとても満足できる内容でした。

今回は大人4人分の代金を弟が全額出してくれたんですが、8,000円強と言ったところ。
なんと1人3,000円もしないで満足できたってわけです・・・すごい。

飲食店を経営していた僕からすると、これでどうやって利益だせるのか謎です。

とても満足したので、またすぐにでも行きたい!ってなりました。

追記

ちなみにこの日、テレビ番組の影響だったのか、開店と同時に満席。
僕らも開店と同時に入店したんですが、1時間ちょっとの滞在で出る頃には外にも待ちの行列が出来ていました。

当然テレビの効果だとしたら長くは続かないでしょうけど、
それでもこれだけ魅力的なお店だったら頷けるなと。

ただ、さすがに開店と同時に満席はスタッフさんがきつそうですね。
ドリンクはすぐに出てきても、スピードメニューすらしばらく出てこないというのは考えもの。

・・・混んでない時にまた行きたいなw

 

   

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      2017/08/09

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