はっぱ隊のYATTA!の本当のすごさにYATTO気づいた話。明石家さんまさんの名言ともリンク!
2020/05/04
最近アイドルグループ「バンドじゃないもん!」にハマっている僕ですが、やっぱり生まれ変わったらアイドルになりたいですね。彼女たちの2017年1月の新曲にあのはっぱ隊の名曲「YATTA!」が採用されていたので聴いているうちに「YATTA!ってすごいな」と思うようになったのでツラツラと書き記します。
ものすごくポジティブなだけでなく、成功者である明石家さんまさんの名言や、最近ヨガの先生に言われた言葉とちょうどリンクしていたんです。
バンもんのYATTA!はアイドルならではの「狙った感」がなくもないですが、それでも可愛らしいのでオススメです。
衣装については「葉っぱ一枚あればいいんじゃねーのかよ!」というツッコミは無しの方向で!
YATTA!がすごいって話
「YATTA!」はウッチャンナンチャンの南原清隆さんをはじめとするお笑いメンバー6人によるユニット「はっぱ隊」の楽曲です。
はっぱ隊って、「なんでウッチャンいないんだっけ」って思ったら、あれコントスタートのユニットだったからなんですね。
当時「笑う犬」ではっぱ隊のコントを観ていたのを思い出しました。
歌詞の内容が最初は「大学入学」とか「社長就任」というような嬉しい出来事に「やった、やった!」と喜んでいるのに対し、後半には「お水を飲んだら美味しい」とか「陽を浴びたら暖かい」とか、「犬を飼ったら可愛い」とかいう日常のちょっとした喜びにたいしても「やった、やった!」となるようなもので、飛びぬけにポジティブな曲という印象があります。
極め付けは「いじわる」されたとしても布団に入ったらグーグー寝ちゃうというものw
世の中のみんながそれぐらいの図太さで生きられたら本当に幸せだろうなと思えますね。
で、この曲はメンバー全員が丸裸で股間に葉っぱを一枚貼っただけというスタイルなのが表しているとおり、最終的には「葉っぱ一枚あればいい」というところに収束します。
これ、最近読んだ明石家さんまさんの人生論に通ずるところがあるなと思いました。
生きてるだけで丸儲け
明石家さんまさんと言えば、日本人なら知らない人はいないんじゃないかってぐらい有名なお笑い芸人さんです。
誰が見ても成功者であると言える氏の座右の銘だったのが「生きてるだけで丸儲け」でした。
※今は「ワクワク死にたい」とか、そんなんだったと思います。
自身のお子さんである「いまる」ちゃんの名前の由来も「生きてるだけで丸儲け」の略だという話をどこかで聞きました。
さんまさん曰く、「人間なんて裸で生まれてきてるんだから、死ぬときにパンツ一枚でも履いてたら人生に勝ったようなもんでしょ」とのことで、「みんな勝ってるのに勝ち負けを気にしすぎ」みたいな話を読んだ時にはなるほどと唸ったものです。
そうか、パンツ一枚でも履いて死ねたら人生の勝者なんだなぁ・・・って、これ完全に「葉っぱ一枚あればいい」じゃないですかw
ポジティブな人とか、自然と勝ちをつかみに行ける様な人というのは考え方の根底がやっぱり違うんだなと思わせられました。
今あるものに感謝するということ
こんなことを考えていた同時期に、僕が月1で通っているヨガ教室の先生がこんなお話をされていました。
「仕事が遅くなって帰ったらパートナーが洗濯物を取り込んでいてくれた」
そこから、「こういうのが当たり前になってはいけない。感謝の気持ちを伝えていくべき」というように結んでいました。
いわゆる「引き寄せの法則」というヤツで、「今あるものに感謝する」ということがどれだけ大切かというお話だったんですね。
人はどうしても「今もっていないもの」を欲しがる傾向にあると思うんです。
僕なんかもそうで、友達の家にルンバがあった時には「我が家にも欲しい!!」と思ってしまいましたし、職場でみんながiPadを使っているのを見た時には「僕もiPadで仕事がしたい」と感じました。
街中でオシャレな人を見れば洋服が欲しくなりますし、いい車に乗っている人を見ても羨ましくなります。
でも、そうじゃなくて、自分にしか持っていないものってあるわけですよね。
それはたとえば自分の交友関係もそうだし、自分の家族との絆もそう。
自分がしてきた体験だって、似たようなことは真似できても全く同じ経験を得るということはありえません。
その自分にしかないものを認めて、そこに感謝するということがいかに大切かということを振り返るいいキッカケになりました。
YATTA!、ありがとう!
おわりに
実は同時期にもう一つ似たような話を友人としていました。
その友人は一時期精神的に参ってしまい、とことんまで落ち込んだという経験があり、今はそこから気持ちを盛り返して「残りの人生半分を取り返してやる」なんて言っているヤツですw
なぜすでに寿命を自分で決めているのかは謎ですが、彼曰く「今までの人生をなかった事になんてできないからな!」ということで、「今ある自分を作ってきた”今までの自分”すらも認めて生きていこう」と考えた時に、他人と比べての「勝ち負け」がどれだけ無意味かというのを悟ったようでした。
結局は他人と比べてしまうからこそ「大学に落ちた」「昇進できなかった」ということに一喜一憂してしまうのだけれど、はっぱ隊が言うように「陽を浴びたら暖かい」「お水を飲んだら美味しい」「腹から笑ったら面白い」という幸せに感謝する方がいくらも健全なんですよね。
また、YATTA!では「自分が変わることで世界も変わる」というようなことも言っています。
今あるものに感謝するという気持ちに変われば、きっと見える世界も変わってくるんでしょうね~。
どうしても他人と比べてしまいがちだという人は、もう一度「YATTA!」を聴くと幸せになれるかもしれません!
2020/05/04