映画「アラジン(2019年実写版)」を観た感想!ウィル・スミスも山ちゃんパワーでジーニーに化けた
2020/10/31
ついに!!観ました~!!!!
アラジン実写版です。
ずっと気になってたんですよこれ。
本当は映画館で観たかった・・・だけど映画館で家族3人で観ると5,000円しちゃうのよね。。。
それがオンラインの動画配信サービスなら399円(記事執筆時点)だったわけで。
ようやくたどり着いたわけです。アラジンに。
結論からいうと、、、いろいろ「ん?」ってなることはあったけども、面白かったです。
僕は48時間のレンタルでお得に2周も視聴させて頂きましたw
というわけで、感想をば、ダラダラかかせてくだっさーい!!
ここが良かったよ!アラジン実写版!
僕はもともとアラビアンナイトの世界観というのがすごく好きで、ドラえもんの映画でも「ドラビアンナイト」が上位に食い込んでくるタチだったりします。
なのでアラジンも(厳密にはアラビアンナイトではないとしても)当然好きなわけで。
しかもまめきちまめこ先生のアラジンのレビューを読んでからというもの、観たくて観たくて仕方なかったのであります。
(だったら映画館で観ろって話なんだけれども・・・そこは家庭の事情といったところでして・・・)
ジーニーがウィル・スミスて!
みんなやっぱり思うところは「ジーニーがウィル・スミスってどうなのよ!?」ってところではないでしょうか??
「黒人に扮して顔を黒塗りにしたら人権団体が騒ぐのに、ウィル・スミスは青塗りじゃねーか!」とか、そういう話ではなく。。。
あのジーニーを実際の人物が、しかもウィル・スミスという有名人が演じて違和感はないのか!?と。
なんだったらジーニーだけフルアニメCGで、「CV:ウィル・スミス」みたいな感じでも良かったんじゃないか?と。
※実際には実写版のジーニーってウィル・スミス本人が演じてるんじゃなくて100%フルCGだったらしいんだけどね・・・。すごっ。。。
だってジーニーってアラジンの主役じゃん?
そこのイメージが崩れちゃうとアウトなわけですよ。
でもそこは山ちゃんパワーです。
僕は山ちゃんのジーニーが観たかったので、吹き替え版を視聴したんですね。
そしたらまぁ・・・すんごい良かったw
元々英語版のジーニーがどんな感じかというのは知らないんですけども、やっぱり僕ら日本人にしてみたらジーニーと言えば山ちゃんじゃないですか。
なので山ちゃんが吹き替えるウィル・スミスのジーニーは結構しっかりジーニーだったなと!
特に「ジーニーへのお願い事のしかた」を説明するシーンと、最後の「ジャムだって?・・・自分で取って来な!」のところは良かったなぁ~。
ウィル・スミスジーニーのおとしどころ
ただ・・・やっぱりところどころウィル・スミスが見え隠れしちゃって。
ジーニーのはちゃめちゃな面白さみたいなのが半減されちゃってたかな~という感じも。
※そういう意味だと、逆に言えば、字幕版を見てたらものっそい違和感だらけだったかもしれない。
でもですね~、これがまたうまく出来ていて・・・映画を最後までみると「なぜウィル・スミスがジーニーを演じなければならなかったのか」という答えのようなものがわかるんですよ。
唐突な展開ではありましたがジーニーの恋愛みたいなものも描かれてたしね。
なので山ちゃん効果なども含めて、ウィル・スミスジーニーはプラマイゼロ・・・いや、ちょいプラス!ぐらいの感じだったと思います。
新バージョンの歌はどうだった?
実はですね~、今回のアラジンの曲を僕は先行で聴きまくっちゃってたんですよ。
Prime Musicで配信されてたので、1年以上ちょいちょい聴いてました。
1曲目の「アラビアン・ナイト」がたまらんのよね。。。
(英語版だと「アリビアン・ナイト」って言ってるのよね)
で!
「いくぞ~」で始まるフレンド・ライク・ミーが、どうにもしっくりこなかったんですね。
これはもうファンの方が散々言ってることなんですけども、僕らが慣れ親しんだ邦訳とは違ってて。
特に元のバージョンだと「見て 見て ユア・ベスト・フレンド!」ってなってるところが「こんな 友達 ゼッタイ!まさか!いる・はず・な~い」っていうの・・・「なんだそれ!!!」って思ってたんです。
でも映画を観てみたら・・・
ええやん、、、
めっちゃしっくりくるやん。。。
なんですかね~・・・映像ありきで作られてるってことなんですかねえ!?
新バージョンの歌が根こそぎ良かったわけです。悔しながら。
それまでは旧バージョンを口ずさむことが多かったのに、さすがに映画をリピートで観たあとは新バージョンが自然と口をついて出るようになりました。
※ただしアホーニューワールド、てめーはだめだ!
エンディング、めっちゃ良かったやん
ちなみに今回のアラジンなんですが、物語的にはまぁ・・・そこまで特筆する面白さみたいなのはなかったです。
いや、この言い方だと誤解を招くな・・・。
面白かったんですよ、普通に。すごく。
でも人に紹介するときに「超面白かったから観てみて!!」っていうようなものではないというか・・・。
アラビアンナイトの世界観というか、当時の中東っぽい街並みの再現がすごいとか、そういうのはありましたけども。
たとえばストーリーがすごく感動するとか、そういうのはなかったんですよね。(恋愛的な展開もかなり唐突だし)
さらにいうと全編ミュージカルなので、苦手な人にとっては本当に苦手かもなぁ・・・って。
でも、個人的にはそういうのも全部吹き飛ぶぐらい、エンディングがすごく良かったなぁ。
どんなエンディングだったかっていうと、舞台の最後のカーテンコールみたいな・・・いや、違うな。
シルクドゥソレイユのショーでラストに演者が全員でワッといろいろな演目をやる、みたいな。
なんかそういう圧倒感に、一気にこみあげてくるものがありました。
唯一のアカンかった点
僕が映画を観終わって、唯一「ここはなぁ・・・」と思ったのが「それな」の多用です。
ジーニーもアラジンも事あるごとに「それな!」って言うんですよ。
・・・さむっ、って思ってw
公開からたった1年強でそう思うんだから、10年後とかに見たらどう思うんだろうなぁ。
いや、でも字幕版を観てないので、元のセリフが何だったのかにもよるんでしょうけどね。
元のバージョンも何かUSで若い子の間で流行ったワンフレーズが使われてたのかなぁ。
ちょっとここだけ残念に感じました。(っていうほど残念でもなかったけどw)
おわりに
というわけで、アラジンの感想でした。
ほんと、全体的に僕はすごく楽しめたと思います。
レンタル期間がまだあるのならもう1~2度は観たかったぐらい。
でも逆に今、旧アニメ版の方をもう一度観たいな~ってなっちゃってるんですよね。
なので次はそっちかなぁ。(実写版は息子も集中して観てくれなかったし、、、)
こりゃディズニーのVODサービス入るしかないな!
2020/10/31