お祈りだなんだ言う息子のおかげで天国と地獄について考えた
息子がキリスト教徒の友人の家に遊びに行くと、毎回「お祈り」をして帰ってくるそうです。
僕はね〜・・・無宗教なので「子供に余計なことを吹き込まんでくれぃ、、、」とも思うのですが、いろんな情報を入れるのも人生経験ですしね。たとえバイアスかかってたとしても。
なのでまぁ、いいかなぁと。
ただですね、家でも「お祈りすればイエスさまが天国に連れて行ってくれる」みたいなことを言って、僕にもお祈りを強要してくるのが我慢ならなくて、真面目に僕の宗教観について語りました。
※クリスマスにする話じゃなかったですね、、、
以下、特定の宗教を否定するような他意はございません。あくまで「わしゃこう思とんじゃ~」ってレベルのお話です。
天国や地獄は本当にあるの?
宗教関係の話になると切って話せないのは「天国と地獄」です。
キリスト教でも仏教でもイスラム教でもその「死後の世界」というのが基準として存在していて、そこに至るための「人間界での行い」があるわけですよ。
キリスト教だと信仰心を持っていれば「永遠の幸せ」があって、信仰心がなければ魂を永遠に焼かれ続ける・・・とかだったかな。
仏教だと死後は生まれ変わり(輪廻転生=ある意味地獄w)が待っていて、その輪から抜け出すことができれば極楽浄土へ行けるっていう設定だったかと。
で、こうした天国や地獄が本当に存在しているのかどうか??というのは、世の中の多くの人が実際に見たわけじゃないのでなんとも難しいところだと思っています。
誤解を恐れずに言えば、僕は「無いかなぁ・・・」とw
少なくとも「言葉」は人間が生み出している
まぁ、こういうのを論破するのも寒いとは思うのですが・・・天国や地獄と言った存在を伝えているのは紛れもなく「言葉」であって、その言葉を作ったのは人間なんですよね。
なので少なくとも言葉が生まれたあとで詳細な描写が作られたのでなければ、伝えることも難しかったんじゃないかな〜・・・。
(生殖のように本能に染み付いていた概念なのであれば話は別ですが!)
仏教の輪廻の中には畜生道という動物やら虫やらに生まれ変わる道もありまして、彼らの中にも天国やら地獄やらの概念が存在しているのか?などを考えるのも面白いかなーとは思います。
本当に存在しているのなら、人智を超えている
逆に・・・本当に天国や地獄が、そしてそこを統括する神様が存在しているのだとしたら。
もうそこらへんは人智を超えていますよね。
なので人間程度がいくら頭をひねったところで論破などできないというか。
「死後の世界ってそういうもんだから」
と言われたら一発K.O.というかw
まぁー・・・そういうところを逆手にとって宗教勧誘している人もいるんだろうけれども。
もし人智を越えた世界の話なのだとしたら、それを人間が理解しようとすることすら烏滸がましいのではあるまいか!?(などと難しいことを言って話を終わらせようとするつもりだぞ!)
おわりに
なんていうか僕にとってはこの世がもう地獄みたいなものなんですよ。
イヤなことするヤツはいるしさ。虫もいるしさ。食べ過ぎれば太るしさ。
仏教の言う極楽浄土だって宝石がたくさん埋まってる池だの、宝石で出来た木だの、、、別に行きたくもないんだよな。。。
(輪廻転生から解脱した人が欲まみれの世界へ昇華できるっていう設定は俗っぽくてめちゃくちゃ好き)
と思うと、やっぱ死後の世界が云々よりも、なるべく現生を楽しく過ごす方に頭を働かせた方がいいような気がするんですよね~。
・・・。
みたいな話を息子にしたら「ふーん。じゃあ宗教ってバカなんだ」みたいな事を言い始めたので、「心の拠り所としてはアリなんじゃないでしょうか・・・」という風にまとめさせて頂きました。
(そしたら「ドラクエを愛すればそのうち魔法が使えるようになる」というドラクエ教を提唱していくとかなんとかそんなお話にまで発展しましたがそれはまた別の機会に、、、)