実年齢 = Lv(レベル)ではない!!!〜お弁当2つおじさんの話を読んで〜
今年のワテクシの誕生日・・・チョコのプレートには「パパのレベルが43になった」と書いてありました。
ドラクエが好きな息子とはよく「今自分は何レベルか?」という会話をしたりするのですが・・・果たして43歳の僕はLv43に到達しているのだろうか!?
レベルは実年齢ではない
そう、レベルは決して、実年齢とイコールではないのだ。
「ゲームにおいてレベルが上がる条件」を考えてみてください。
ドラゴンクエストだろうとファイナルファンタジーだろうと、基本的には「一定の経験値を獲得する」ということがレベルアップに繋がっています。
そう考えるならば、年齢が上がるに連れてレベルがあがるというのは納得できますよね。
亀の甲より年の功。
おじいになればなっただけ、経験値は増しているのだからレベルも上がっていて然るべきなのだ。
ただ!!
ただ、ですよ。
同い年だったとしても、経験値が全然違う輩っているじゃないですか。
たとえばUSで飛び級しちゃって、8歳なのに大学生・・・みたいな子。
この子は果たして普通に小学校に通っている8歳の子と同じ、Lv8なのか??(否!)
つまり、必ずしも実年齢がレベルではないというのは、そういうことなのであります。
思い出すのは「お弁当2つオジ」よ
最近話題の「お弁当2つオジ」、ご存知でしょうか。
[参考]「車内販売でお弁当を2つも買った裕福そうなオジサン。『贅沢だ』なんて思ったけど、彼はその弁当を…」Jタウンネット
Jタウンネットさんに掲載されていたお話です。
投稿者さんが若い頃、特急に乗っていた時に隣の席にいたオジサンが無言でお弁当を分けてくれた。
それでお礼を言おうと思ったんだけど、もう降車駅だし、おじさんは寝てるしで・・・結局何も言えなかったことがずっと気がかりだった・・・というもの。
わかるわかる・・・。
僕だったらその時に「どうしてあの時すぐにお礼を言えなかったんだ、それか書置きでも残しておけばあああああ!!」と落ち込みますもの。
それで、シャワーを浴びながら思い出しては「クソッ!クソッ!」って後悔すんの。
でもその投稿者さんの締め方が秀逸で。
今、私はあの時のおじさんと同じくらいの年になり、あの人と同じようにかっこよく振舞えているかいつも気にするようになりました。
この一文。
つまり、そういうことなのよ!!
自分がこうありたいと願う年齢がレベルなのだ!!
その投稿者さんは現在50代とのことで。
仮に55歳と仮定した場合、思い出の「お弁当2つオジ」も当時55歳ぐらいだったわけで。
もし!投稿者さんが現在、当時憧れていたような55歳の振る舞いができているのなら、それはもうレベル55に到達しているわけですよ。
逆に、そこまで至ってないのであれば・・・たとえ55歳だったとしてもレベルはもっと低いということです。
では果たして・・・僕はレベル43になれているのだろうか??
妻や息子にとってレベル43(またはそれ以上)に映っているのだろうか!?
おわりに
それにしても、このお弁当2つオジの話、エモですよねえ。。
お弁当をあげたオジサンが、どういう気持ちでいたのかは僕らにはわかりません。
本当にお金持ちで、貧乏そうな学生に道楽でお弁当を分け与えただけなのかもしれないですし。
でも受け取った側は、その事が楔(くさび)となり心に突き刺さっていて、それが30年以上経った今でも教訓になっているっていう。
いい話だなぁ。
なんか、どんなにカッコいい人だったとしても、こうやって1つ2つは忘れられない失敗談があるってことなんですよね。
自分の失敗は悔やんでしまいがちだけれども、それはレベルアップのための経験値に他ならないのかもなぁ~と!
Comment
ハッピーバースディー!
俺は来週43歳になる。もうこの年になると
自分の年齢が分からなくなるよ。
このお弁当の話し読ませてもらったけどいい話だね。
でも今の時代だったらすごく怪しまれるかねぇ・・。
たぶんあの時代はいい時代だったのでしょう・・。
前になんだっけかな、アメリカの番組でさ。
場所はクリスマスシーズンのおもちゃ屋で、
子供がおもちゃをママにねだっててさ
ママはシングルマザーでお金がなく、おもちゃは買ってあげられない。
子供に買えないって説得してたの。(アメリカの格差だよね)
その一部始終を、店内の子連れのお父さんが見ててさ
自分のクレジットカードを店員に差しだし
「あの子のほしいものをこのカードで購入してあげてほしい」
って。めちゃくちゃかっこよかったよ。
結局この番組は人間観察番組でシングルマザーと子供は仕掛け人。
店の外に出たお父さんを取材班が追いかけて
「なぜ、あの子供におもちゃを買ってあげたの?」って問いかけたのよ
すると
「クリスマスだから当然だろ、ただ買ってあげたかっただけだ」って。
でも実は、
そのお父さんは幼い事に両親が離婚し、自分も母親に
育てられたんだって。
こーゆーのってすっごくかっこよかった。
これみて、俺ならどうするだろうかとか思ったもんね。
流石アメリカ USA USA!
これ見て、いつでもおもちゃ屋でクレジットカード差し出す
準備は出来てるんだけど、なかなかそういう場面には遭遇しないんだよ・・。
しょうちゃんさん
コメントありがとうございます!
・・・ってことは、来週ハピバ!!
お弁当の話・・・いいでしょ?w
なんかグッとくるものがありますw
アメリカのおもちゃ屋の話もいいっすねえ〜。
その母子に「買ってあげるでー」って直接告げないと、結局その子は買って貰えないまま店を出ることになりそうですが。。。
(お金ないのにおもちゃ屋さんに足を運んでしまうのは、なんかわかるなぁ、、、)
>いつでもおもちゃ屋でクレジットカード差し出す準備は
カッコええやん!!!
そういうことですよ!!
これもしかしたらそのおじさんも若い頃に誰かにそうやってしてもらった経験があるのかもしれないですよね〜!!