ガンプラ凄技テクニック「懐かしのキット編」!これは本当に令和のガンプラムック!?w
2024/04/08
ワタシの心のお師匠・・・プロモデラーの林哲平先生の著書「週末でつくるガンプラ凄技テクニック」の最新版が届きました!!
これなんですけども・・・もうね、すごいですw
40代前後の人なら懐かしすぎて爆死モノ・・・ってぐらいの破壊力を秘めた一冊になってます。
本当に令和に出た本ですかこれ!?!?www
どうにかして旧キットのガンプラが欲しくなる・・・そんなプラモデルのノウハウブックですね。
というわけで・・・紹介させてくだっさい!!
“林本”の第5弾!!
前回の本、出たばっかやんけ・・・と思っていましたが、何気に前回は2022年の3月だったようで。
ちょうど1年ぶりぐらいの書籍化ということですか。おめでとうございます!
↑前回の。
今回のテーマはズバリ「当時ものキット(旧キット)」とのことで、40代以上の「子供の頃にガンプラ触ってたわ」っていう世代にとっては非常に懐かしい内容となっております。
当時ものキットっていうのはバンダイが1979年から80年代のアニメ放映時に発売していたガンプラですよ。
何気にそれが今でも買えるというのがすごいんですが、そこにフィーチャーしたガンプラ本が2023年の今発売されるというのもまたすごいです。
し・か・も!!
00年代前後ぐらいに流行った「旧キットをMG風に作る」というようなソレではなく、旧キットを旧キットとしてしっかり作るという内容になっているんですね。
氏の代名詞とも言えるミキシングビルドも封印されています!w
実はホビージャパン本誌やら林先生のツイやらでもちょいちょい今回の作例を見てはいたんですが・・・そこでは特に「古い」と感じなかったものが、一冊にまとまることによってとんでもないことになったと思います。
マジで1980年代のガンプラ攻略本を見ているような感覚になります。
今回も優しさで溢れているぞ・・・!!
さて今回の凄技テクニックなんですが・・・さすが、例によって優しさに溢れた内容になっていました。
コレね・・・要は「最初に読む一冊」なんですよ。
プラモデルの素組みから始まり、部分塗装、筆塗りを経てからの合わせ目消しと作例が進んでいくんです。
結果的に掲載されている作例の半分は合わせ目が残ったまま「完成」とされており、「ガンプラ簡単フィニッシュのススメ」というサブタイトルに偽りなし!という感じになっているんですね。
ぜひともエントリーグレードのザクを!
○可動域を制限してもいいので動力パイプは量産しやすいプラ製
○袋版専用武器はヒートホーク
○DX版はJ、F、S型などで武器バリエーション展開
○外形はロボット魂A.N.M.E風で2023年はザクイヤーになって欲しいです♪
#来年こそは発売してほしいガンプラ pic.twitter.com/RD1Ibbehph
— プロモデラー 林哲平@見るだけでプラモが上手くなるツイッター (@tepepro) December 15, 2022
んで!!
なんでそんな作りになっているのかというと、おそらくは林先生自身に「子供の頃にこんなムックがあれば・・・」という想いがあったからではないでしょうか!?
(これは完全に僕の妄想ですがw)
というのも、やっぱり当時のキットっていうのは子供にはめちゃくちゃ難しかったんですよ。
僕も幼稚園の年長の時にオトンが1/60スケールのガンダムを買ってくれた覚えがあるんですが、初めて触る接着剤など難しすぎて全然上手に作れなかった覚えがあります。
もちろん当時の模型誌もガンプラ作りのバイブルというのは掲載してくれていたと思うんですけど、それが一冊にまとまっていて、かつ現役のプロモデラーさんが「合わせ目を消してすらいないガンプラを以って完成とする」というのを許してくれる良書はあったでしょうか??
※もしかしたら林先生が当時の自分に向けてガンプラの作り方を教えてあげている感じの指南書なのかもなぁ。
旧キットが超絶欲しくなる
それでまぁ・・・こういう本を読むと自分も触発されるわけでw
「うおお・・・旧キットを丁寧に組み上げたいぞ!!」という想いが溢れてしまってですね、僕も週末に血眼になって当時ものキットを探し回ってしまいました。
・・・が!!!
今やガンプラって簡単に買える時代じゃないんですよね・・・。
それこそ旧キットは林先生のせいで売り切れてんじゃないの!?w
結局当時モノには出会えませんでした・・・。
(駿河屋系列のリサ店で高額で転売されてましたが、、、)
まぁ、無理に当時ものキットを買う必要はないんですよ。
今買えるもの、または手持ちのキットを「旧キットを作る気持ち」で完成させたらいいんです!!
・・・ただ!!!!
やっぱり、当時ものキットのシャア専用ザク、欲しかったなぁw
(次回再販を首を長くして待つべ)
おわりに
というわけで!
林本の第5弾、「週末でつくるガンプラ凄技テクニック 懐かしのキット編」を読んだ感想でした。
本当はもっともっと「ぬおおー!!」となったところがあったんですけど、、、割愛。
とにかくオジサン世代モデラーには懐かしすぎて涙でそうになる一冊ですなw
逆に小学生など、初めてガンプラに触るという層にも非常に役に立つ一冊だと思います。
今回も「失敗ベース」で話を進めてくれてますしね。
20年後ぐらいに「#おれの初めてのガンプラ本」とかのタグでこれが並ぶ日が来るのかもなぁ~!w
2024/04/08
Comment
ぬおおおおおおお!!!!
魂の籠もった熱いレビュー、いつもありがとうございます……!
記事を読んで感涙いたしました!
自分でも、まさか旧キットのHOWTO本をこの時代に出すことになるとは……数年前だと考えられないことだったんですが、なんとか形になってホッとしております
私はBB戦士世代ではあるのですが、プラモ狂四郎にハマって以降、旧キットを作りまくっていたんですよ
やはり安くて、小学生の小遣いにはめっちゃ優しかったですし
でも、接着剤でベタベタにしたり、パーツ無くしたり壊したり文房具屋に売られていた謎の塗料で溶かしたり、もうありとあらゆる失敗のオンパレードしまくっておりました
にわかさんのおっしゃる通り、「ああ、スネ夫のいとこみたいな、プラモが上手いお兄さんが手取り足取り教えてくれたらなあ……」みたいな当時の気持ちはすっごい本に入っております!
でも、本に載ってる作業中の失敗はわざとではなく、ガチにやってますw
ドムとか、あの失敗無ければあと10日は早く完成したと思いますw
#おれの始めてのガンプラ本 に並ぶ日まで、現役で頑張らないとです(笑)
林さん
ぬぅぉぉおおおおお!!!コメントありがとうございます!
いやいや、ホントこちらこそ懐かしすぎて色々思い出してしまって・・・すごかったですw
あれですよね、100年後ぐらいにこの本が発掘された際に「おそらく1980年代に刊行されt・・・なにぃぃぃぃ!?!?!?2023年だとぉ!?!?」ってなりますw
>BB戦士世代
いやー僕もほぼ同世代ですし、リアルロボットよりはBB戦士が主でした。
初めて買ってもらったのはバウンドドッグだったかなぁ・・・その後は「武者ガンダム」の方に移行していきましたね~なちぃ!!
>謎の塗料で
いいですね~w
当時はガンダムマーカーもなかったですし、ラッカー溶剤はハードルが高くて・・・それこそアクリル絵の具とかで色をつけていたこともありました!!
>スネ夫のいとこ
ファーーーーwwwwwwwwwwww
あのお兄ちゃんは憧れましたねwすっごいジオラマ作ってくれちゃう。
それこそF先生もプラモを作りたくなるルーツの一つ(一人)だったのかもなぁ・・・。
>失敗はわざとではなく、ガチに
マ!?!?!?!?
だとしたら失敗多すぎィwww
いやこれは本当にみんな安心してプラモづくりに取り組めますね!!!
>並ぶ日まで
是非全国のモデラー見習いたちに勇気を与え続けてくだっさい!!!
100年後!
なんでしたっけ?確か、長く読み続けられる本ほど全ての根源の本質に近い、みたいな法則を昔どこかで聞いたことがあったようなないようなので、100年後に読んでもらえると超嬉しいですね!
プラモ作りはもう、超失敗の連続ですw
どっちかというと、プラモっていかにリカバリーするか?のほうがメインのテクニックな気がするので、自分の本読み返すと「これすると失敗するので注意しましょう」が1ページに10回ぐらい出てくる気がしますw
林先生
長く読み続けられる本ほど・・・なるほど!
たとえばテクニックひとつとっても「基本的な技術」なのか「その時代のトレンドに合わせたテク」なのかでは生き残り方も違いますもんね。
>1ページに10回ぐらい
最初からうまく作ろうっていうんじゃなくて、うまくいかなかった時にどうするのか??とw
じゃあ本当に接着剤のところに指の跡をつけたりしちゃってるんですね!?w